厚生労働省により、新型コロナウィルスの抗体検査が行われ、その結果が公表されました。
日本では、東京、大阪、宮城で実施され、それぞれ、0.1%、0.17%、0.03%でした。
スペイン、5%、アメリカ、ニューヨークで20%だそうです。
単純比較は難しいとしながらも、日本は、低い抗体保有率といえ、大半の人は抗体を持っていないので、今後の感染に注意が必要だということです。
無症状の感染者が多くなっているのではないかとの予想は外れました。
抗体を持っていない人は、新型コロナウィルスの感染した経験がない人だといえますが、次の2つに分けられると思います。
まず、新型コロナウィルスが体内に侵入しなかった人です。
次に、新型コロナウィルスが体内に侵入したにも関わらず、感染しなかった人です。
1番目の場合、なんらかの理由で日本では感染が拡大しなかったということになると思います。
日本の社会的距離、検査、患者隔離等の対応が、世界的にみて、早く、広く行われたとはいえません。
それにも関わらず、日本で感染が拡大しなかったのは、「なんらかの理由」があったと考えるのが合理的です。
それは、人側の要因、ウィルス側の要因、環境、習慣等、いろいろかんがえられます。
それは、一つではなく、複数かもしれません。
この「なんらかの理由」が分かり、それが活用できるなら、予防に加えて、みんなが安心できると思うのです。
また、2番目についても重要です。
ところで、2番目のような人がいるのでしょうか。
あるいは、2番目のようなことが起こりうるのでしょうか。
ニュースを見る限りは、可能性はあると思います。
昨日、テレビに出ていた免疫学の専門家の方も同様のことを言われていました。
問題は、なぜ、体内に新型コロナウィルスが侵入したにも関わらず、感染しなかったのか、つまり、陽性とならなかったのかです。
人側の要因とウィルス側の要因が考えられると思います。
ウィルス側の要因として考えられるのは、「なんらかの理由」で、ウィルスの力が弱くなったということです。
人側の要因として考えられるのは、「なんらかの理由」で、抗体が作用する免疫以外の免疫が働いたということです。
こちらも、「なんらかの理由」は不明のようです。
でも、これらが分かり、それが活用できるなら、予防に加えて、みんなが安心できるというのは、1番目の場合と同じです。
私は、特に、2番目の人側の要因が分かることが重要だと考えます。
体内に新型コロナウィルスが侵入しても感染しない「なんらかの方法」が見つかれば、人々は、新しい生活様式を取り入れる必要はなく、以前と同様の活動ができるからです。
ワクチンよりも早く実施でき、ワクチンよりも簡単で、ワクチンよりも副作用がなく、ワクチンよりも効果的な「なんらかの方法」です。
もう少しのような気もしますが、難しいかもしれません。
誰か、見つけてくれぇ~。
自分の目標に向かってコツコツと正しい方向で努力を継続している皆さん。
未来はあなたがたの手の中にあります。
この苦境は必ず終わります。
今日できることを着実に実行していってください。
がんばれ。
58歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。