継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【78】-ブースター接種、交差接種、目指す姿は、集団免疫なのか-

2021-08-30 21:45:13 | 新型コロナウィルス

先日、テレビでインドの最近の状況が放映されていました。
一時のひどい状況は改善し、飲食店でお酒と食事をしている人たちがいました。
テレビに出た専門家によると、デルタ株に対する抗体を保有する人が一定数以上となったことが感染者減少の原因ではないかということです。
ワクチン接種率は、それほど高くなかったと記憶していますので、多くの人がいつの間にか抗体を獲得したということになります。
集団免疫を獲得したと言えるのでしょうか。
ペルーの状況もテレビで放映されていました。
ペルーは、ラムダ株が流行し、感染者が増大し、一時たいへんな状況になったようですが、最近は、感染者が減少した状態のようです。
こちらもテレビに出た専門家が、ワクチン接種者と感染者の数が一定数以上となったため、集団免疫を獲得したためではないかと言っていました。
イギリスやイスラエルは、ワクチン接種率は、かなり高くなっていますが、感染者数は増加しているという報道がなされています。
そのため、イスラエルでは、ブースター接種(3回目のワクチン接種)を進めているようです。
イギリスでも秋から予定しているようです。
私は、感染症に関する専門家ではありませんが、新型コロナワクチンの接種率を上げても、感染者が増加していくような状況では、集団免疫を獲得することはできないのではないかと疑念を持ってしまいます。
もう一つ、実際に感染してできた抗体をある程度の人が持たないと、ワクチンによりできた抗体だけでは集団免疫は獲得できないのではないかという疑念も持ってしまいます。
日本は、どのような考え方の基に、どこを目指しているのでしょうか。
「新型コロナワクチンの接種者を増やす。接種率を上げる。」
日本の政治家の方々、専門家の方々、テレビや新聞等の目指す方向のように思えます。
その到達点、目指す姿は、集団免疫の獲得による感染の終息なのでしょうか。
はっきりと明示はされていないように思います。
厚生労働省のHPでは次のような記述があります。
『なお、感染症の種類によって、集団免疫を得るために必要な免疫を持つ人の割合は異なります。また、ワクチンによっては、接種で重症化を防ぐ効果があっても、感染を防ぐ効果は乏しく、どれだけ多くに人に接種しても集団免疫の効果が得られないこともあります。
新型コロナワクチンによって、集団免疫の効果があるかどうかは分かっておらず、分かるまでには、時間を要すると考えられています。』
(厚生労働省HP 「新型コロナワクチンQ&A Q 集団免疫とは何ですか」 より)
多くの人が、新型コロナワクチンを接種することによって、かつての日常が戻る。
マスク等の感染症対策は不要となり、人と人とが自然に触れ合える。そのような日常が戻ってくる。
これが、新型コロナワクチン接種後の目指す姿だと考えている人は多いのではないでしょうか。
これでいいのでしょうか。
分からないなら、分からないというべきではないでしょうか。

何かの目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
この国のリーダーたちが混迷していても、皆さんたちは、明確な希望のあるビジョンを描いてください。
情報はあります。
おごらず、油断せず、体調に気を付けて、健康維持に努めながら、今日できることを着実に実行し、前進を続けてください。
道を開いていってください。
がんばれ。
絶対に諦めるな。
神さま、仏さまのご加護がありますように。

60歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。