「分断」という言葉がメディア等でよく使われた時期がありました。
アメリカの大統領にトランプ氏が就任しているときです。
その後、バイデン大統領になってからは「分断」という言葉は、全く聞かなくなりました。
でも、今の日本は「分断」の状態にあるのではないかと思うのです。
新型コロナウィルスの感染者増加により営業時間の短縮や酒類の提供禁止等に追い込まれている飲食業、宿泊業、映画館や劇場、これらに関連する業種とそれ以外の業種とが、国内の企業が、まさに二つに「分断」されています。
「分断」しているのは、外出自粛、人との接触を避ける、営業時間短縮又は営業自粛、酒類の提供禁止等の新型コロナウィルス感染対策という政策です。
昨年の流行期から、この政策を繰り返しています。
しかし、未だ感染の封じ込めはできていません。
ロックダウンをしても同じで、ロックダウンを繰り返すことになるのではないでしょうか。
政府はワクチンを切り札としています。
『希望者全員がワクチン接種を2回完了すれば、・・・。それまでは、外出自粛、人との接触を避ける、営業時間短縮又は営業自粛、酒類の提供禁止等の新型コロナウィルス感染対策を厳しくしたり、緩くしたりを繰り返して、なんとか凌ぐしか方法はない。』
政府の本音は、こんなところでしょうか。
しかし、「国民の〇〇%がワクチンを2回完了すれば、外出自粛、人との接触を避ける、営業時間短縮又は営業自粛、酒類の提供禁止等の新型コロナウィルス感染対策をとらずに、自由な経済活動、自由な行動をして構いません。」というような数値の入った具体的な目指すべき状況というのは示されていないように思います。
今後は、いろいろな手段を講じて、ワクチン接種率を上げるようになると思います。
いずれは、ワクチンを接種した人とワクチンを接種しない人に「分断」するということが起こるかもしれません。
ここまでくると、「分断」というより、「差別」のような気がします。
なぜメディアは追及しない。
自分の目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
厳しいときは、智慧と勇気で乗り切ってください。
「どうしても駄目だ」と思う時は、「苦しい時の神頼み」です。
絶対に諦めるな。
頑張れ。
60歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。