昨年末、NHKテレビで新型コロナウィルス関連予算の使い道について調査した結果が放送されました。
全部を見たわけではありませんが、次のような点を問題として指摘していたようでした。
『ある地方自治体では当初、補助金の使途に該当がなかったところ、国が使途の範囲を広げたため当該補助金を使うことができた』
『新型コロナの感染者数と補助金の金額とがマッチしないケースも多い』
『巨額の予算を投じたのに、本当に効果がある使い方だったのか、バラマキ的な傾向があるのではないか』
思うにNHKの指摘は適格なものだと思います。
しかし、それは、今回の新型コロナウィルス関連予算に限ったことではありません。
政府だけではなく、地方公共団体でも、予算を決めてしまえば、それを使い切るというのが公務員の使命と考えているようです。
これは、ひとつには単年度予算が問題という意見もあるようです。
また、政治家も悪者になりたくないからでしょうか。
予算の使い道は「平等」ということを重視しているように見えます。
「効果」よりも「平等」です。
「できるだけ広い範囲、国民みんなに行き渡るように」ということです。
「コロナで、みんな困っているから」とでも言いたげです。
でも、支援を受けなくても何とかやっていける人もいます。
予算を使っても生活困窮者は減っていないような印象を受けます。
「効果」のある予算の使い方をせずに、政府の借金は膨らむばかり、政府にお金を要求する国民は増えるばかり。
これでは、経済的な回復は出口が見えないように思えます。
一番の問題は、多くの国民が疑問に思わず、「もらえるものはもらっておこう」という態度であることです。
いずれ大増税が来るのは目に見えています。
じわじわとその傾向は見えてきています。
大増税となれば、経済的な回復は、ますます遠くなります。
くやしいかな、私にできるのは、ブログで訴えること、愚痴をこぼすことくらいです。
残念。あーぁ。
元旦新聞受けに感謝の言葉、祈りの言葉を添えてみました。
親戚が送ってくれたミカンの段ボール箱を活用しています。
新聞配達の方、郵便配達の方、宅配の方、いつもありがとうございます。
皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
新型コロナウィルスなんかに負けるな。
自分の目標に向かって、コツコツと正しい方向で努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
今日できることを確実に実行していってください。
自分はできると信じて。
がんばれ。
60歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。