ザイム真理教 ひとり会議 参拾四④

「今日の議題は、またも、『ザイム真理教』です。
　財務省の財政均衡主義から増税論への考え方と、まだ国債発行しても大丈夫だから増税するな、の考え方の根っこについて考えてみたいと思います。」
「わしは、雑草の根っこに苦労させられちょるんよ。
　関係ないか。 
　話を進めて。」
「ザイム真理教の著者である森永卓郎さんは、たいへん鋭い指摘をされていて、現在の税制や社会保険料制度が、所得がものすごく多い人やお金持ちの人にとって、税金や社会保険料が多くならないように有利な仕組みとなっているということを言われています。
　増税といっても、所得がものすごく多い人、お金持ちの人等の特定の人たちには、負担が少なくなるようにして、私のような庶民にとっては、負担が多くなるような制度となるということです。
　ある意味、その通りだと考えます。
　特定の人たちと庶民との間に、ものすごい格差が生じてしまっています。
　一方、著者である森永さんは、格差是正すべきという考え方をお持ちの方のようです。
　経済的格差をなくし、平等な社会を実現するというものでしょうか。
　増税せずに、国債を発行すれば、まだ、大丈夫だ。
　でも、国債をどんどん発行すれば、政府の権限は、どんどん大きくなっていきます。
　突き詰めていくと、社会主義、共産主義、全体主義につながっていきます。
　そこには、少人数の支配階級である特定の人たちと大多数の被支配階級の庶民との間にものすごい格差が、生じてしまいます。
　格差是正を突き詰めていくと、大多数の庶民は、平等が、繁栄はないのです。
　ある特定の人たちだけが、繁栄を享受するのです。」
「あれ。根っこは、一緒かぇ？」
「おおかた、こんなところかなぁ、と思います。異論は多々あると思いますが・・・。」
「森永さんは、ザイム真理教を鋭く指摘されましたが、せいふ真理教、メディア真理教、イリョウ真理教、日本国憲法真理教といったものに、やられてしまったようです。
　現在、闘病中かと思います。
　是非、奇跡の大復活と達成し、元気になられて、格差是正の経済学でなく、格差を認め、やる気が出る、繁栄の経済学を教えていただきたいと思います。」

　我が家の百日草です。











　新型コロナワクチンで被害を受けられた方、皆さんに救済の手が届きますように。
　神さま仏さまの光が届きますように。
　このブログを見てくれた皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
　６３歳のオッサン公認会計士でした。
　では、また。