今年もいよいよ今日で終わり。今年は100年に一度の異常気象といわれ、観測史上初の連続猛暑日を記録、また台風や竜巻、集中豪雨による洪水などの自然災害は、各地に甚大な被害をもたらした。
異変は自然界だけでなく人間社会にも色々なことがあった。今年最後の大騒動となった安倍首相の靖国参拝は、国内外の非難の声が高く、来年にまで尾を引きそうな気配である。穏やかな年越しとはなりそうにないが、今以上に悪化することなく収拾されることを願う。
来年は4月から消費増税が実施される。景気が後退しないよう、アベノミクス効果が末端にまで広がるよう、そのスピード感を期待している。
大晦日恒例の「2013-2014東急ジルベスターコンサト」は、今夜10時から開演される。今年の演奏楽曲は
♪ ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「乾杯の歌」
♪ モンティ:チャールダーシュ
♪ J.シュトラウスⅡ:シャンパン・ポルカ
♪ モーツァルト:歌劇『魔笛』より「夜の女王のアリア」
♪ プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」
♪ ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 ほか
取り立ててクラシックファンというほどでもないが、若かりし頃は何度かコンサートに出かけたこともあり、聴くのは好きである。
昨今の若者向けの歌にはついてゆけないし、歌謡曲にも口ずさんでみようかと思うような曲もない。クラシックは曲名だけでメロディーが頭に浮かんでくるものもあり、聴いていて心に響く音楽といえば、やはりクラシックである。このコンサートで年越しするようになって5回目、今年のカウントダウン曲は投票で決められるとか。越年の瞬間のなんと感動的か、今年もその雰囲気を味わえると楽しみにしている。
今夜のコンサートの演奏曲目も、耳にしたことのある有名な曲ばかりである。ヴェルディ:歌劇『椿姫』、モーツァルト:歌劇『魔笛』は有名であり、プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」は、トリノオリンピックの金メダリスト荒川静香のテーマ曲ということで広く世間に知られた。ちなみに、浅田真央の今年のテーマ曲はショパンの『ノクターン(夜想曲)』、私も大好きである。
10年位前、100円ショップの『ダイソー』で、各作曲家の名曲集や、色々な作曲家の名曲を集めたものなど、どれも世界一流オーケストラの演奏によるクラシックCDを15枚ほど買って持っていた。なぜそんなすばらしいCDが100円で売られているかというと、著作権が発生しないからだそうである。日本では作曲者の著作権が切れるのは没後50年。クラシックの作曲家はみんな大昔に亡くなっているので著作権が発生しないし、演奏した人の著作権も演奏を録音してから50年経てば著作権は発生しないからだとか。そのCDも劣化が激しく、1枚捨て、2枚捨てと、とうとう全部捨ててしまった。近隣の『ダイソー』に行ってみたが、地方の片田舎では売れないのか、どこにも置いてなかった。
先日、NHKのオンラインショップで、クラシックの名曲を紹介する番組「NHK名曲アルバム」から、名曲120曲を収録した10枚組CDが12800円で売られているのを見つけて注文した。ついでに、CDラジカセも注文したが、年末のことで到着は正月明けになりそうだ。自分へのお年玉かな?
今年もババのストレス解消の戯れ言、繰り言にお付き合いくださいましてありがとうございました。
来年もボケ防止のため、ブログを頑張ります。
皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
昔は除夜の鐘で年越しをしていましたが、クラシックでのカウントダウンもすてきですよ。
1秒の狂いもなく新年が明ける瞬間、紙ふぶきが舞いみんな立ち上がって喜び合います。
来年はぜひご覧になってみてください。