先週の土曜日、お天気は最高。新しくできた「備前日生大橋」を歩いて渡ろうと10時すぎに家をでた。日生駅までゆっくり歩いて約30分、そこから橋のたもとまで5分。橋には歩行者専用道路というものはなく、人1人がやっと通れるほどの幅を緑色に塗ってあるだけ。橋の上は風が強く、ちょっとよろめいたりすると、すれ違う車に手が触れそうになって怖かった。
有効幅員は6.5mだとか。普通車の車幅は2m弱、これが余裕を持ってすれ違うだけの幅を考えれば、歩行者道の幅が狭くなるはずだ。どうせなら両端にある緑色の地帯を片側だけにしてもっと広くしてくれればよかったのに…。中高年のおばさん連中は、2人並んで話しながら歩いて、前から車が来たら1列になっている。こういう厚かましさが事故の元なんだよネ。
途中で写真を撮りながらゆっくり歩いて、橋の終わりのところで所要時間は約25分、ということは家から片道1時間だ。片道くらいの時間なら散歩にはちょうどいいが、報復2時間となるとちょっときつい。おまけに穿き慣れていないスニーカーで足が痛くなって、帰りはびっこを引きながらという情けない有様となった。
1日おいて月曜日、津山の親友と岡山駅で待ち合わせて新しくできたイオンモールへ。先日の橋歩きで痛めた足は思いのほかひどく、左足の親指の爪が青紫になって痛い。普通の靴が履けないので困ったが、その日は朝から夏のような暑さだったのでサンダルを履くことにした。季節的に少し早いけど、おかしくないような真夏日でよかった。
西日本随一と言われるだけあってすごい! 昨年12月のオープンから約4ヶ月、そろそろ落ち着いたのか、思ったより人が少ない。新しいだけにどこもピカピカ、床など顔が映るくらいきれい。イオンはあちこち行ったことがあるが、ここはスーパーというよりデパートだ。6階にある庭園には花や緑の木がいっぱい。日陰にはテーブルと椅子があり、小さな子どもを連れた親子が買ってきたものを食べていた。ここなら子どもが走り回っても気にすることはないからいいね。
まず4階からぐるり回りながら1階まで下りることにした。だが、どこに何があるかまったく分からないので歩くだけで疲れる。一通り見たので昼食に。7階と6階が食堂街だが、そのほかの階にもいろいろあって、これまた何を食べるか一思案。歩きつかれて選んだ和食の店は、ご飯を1人分ずつ小さなお釜で炊くので30分以上待たされた。が、待った甲斐があって炊き立てのご飯のおいしいこと、十分満足だった。
3時間半くらいいただろうか、何も欲しいものがないというショッピングは疲れるだけだ。あれこれ手に取ってはみたが、結局何も買わなかった。「汽車賃を使ってお昼ご飯を食べに来ただけだね」と2人で大笑い。いい年をしたババ2人、でも親友となら一緒にいるだけで楽しいんだよね。
備前日生大橋からみた風景
歩行者用緑の線!?上、スリムな人間用でしょうか。(笑)車と鹿さんは堂々と。
日生大橋から見る、青い海の景色は抜群ですね。
酷使した足、それでも旺盛な好奇心が勝つ不死身のオールドレディさまどうぞお大事に。
気分は若くてもやはり年ですねえ。普段長時間靴を穿くことがないので、あちこちにマメができて…。未開地の人種で裸足が似合っているようです。
上の写真の緑のところです。これで人も通れると豪語できますかね。費用を節約したのでしょう、ちょっとお粗末では?
動けるうちにと頑張っていますが、いつまで続くやら…。