13日から1泊で、「日本のエーゲ海」と言われる岡山県・牛窓に、県北の友人たち3人で行ってきました。6月に小豆島へ行ってから、3ヶ月ぶりの小旅行です。
お天気は上々、海辺の町なのに風がなく蒸し暑いこと、汗が流れます。ちょうど「牛窓八朔ひな祭り」が開催中で、“しおまち唐琴通り”一体に約60ヶ所、ひな飾りやひな人形が展示されています。八朔(旧暦8月1日)にひな人形を飾り、子どもの健やかな成長を願うという風習だそうです。
豪華な七段飾りや、木彫り・木目込み人形、壁掛けのひな人形など、古い町並みと華やかな人形が趣ある雰囲気を醸しています。
若いお嬢さんたちがマップを片手に町歩きを楽しんでいました。本蓮寺というお寺の前に若い女性が10人余り、何事かと尋ねると、“EXILE”のMATSUと白石美帆が来ていて、撮影中だとか。それが終わるのを待っているというのです。ババたちにはだれのことやらわかりませんが…。
ペンションのオーナー所有のヨットでセーリングを体験させてくれることになっていたので、待ち合わせ時間の午後3時には少し早かったけど「牛窓ヨットハーバー」に行ってみました。青い空に、帆柱がにょきにょき、これほどたくさんのヨットが集まっているのを見るのは初めてです。
ヨットに乗って沖に出ている写真を撮りたいけど無理なので、ちょうど並走していた同じようなヨットを撮って、こんなヨットに乗ったのよと自慢することにしました。後ろに見えるのは小豆島です。
岡山大学のヨット部が練習しています。1人か2人乗りの小さなヨットです。
風まかせで広い海原をゆったりと、約1時間のセーリングは最高でしたね。私もセレブになりたい!
これまで交通手段以外で乗った船といえばボートが最初です。中学生の頃、時々、貸しボートに乗って遊んていたので、ボートを漕ぐのは得意です。また、高校2年のときだったか、学校から広島保安大学へ見学に行ったことがあり、その時、カッターに乗せてもらいました。練習生のカッコよかったこと、その時、練習生から「北上夜曲」の歌を教えてもらったことを今でも覚えています。
そして、ハワイでは大きなクルーザでサンセットクルージング、ペナンへ旅したときは小型のクルーザーでトローリング。北海道へ旅したときは大沼国定公園でモーターボート大沼湖周遊と、考えてみれば色々な船に乗りましたね。ヨット乗りで冥土への土産話がまた一つ増えました。
セーリングが終わり、時刻は4時過ぎ。疲れたので早めにペンションに入ることにしました。ペンションの名は「アルバトロス」。小高い山にあり、窓からは遠くに海が見えて、眺望は最高です。
夕食です。これにライスとデザートのアイスクリームぶどう添え。ハーフワインを頼んで乾杯したけど、けっこうワインでも酔いますね。 きれいな木槿(むくげ)の花が咲いていました。
翌朝の食事です。手作りの黒ゴマ入りパンがおいしかったです。
ヨットセーリングは無料で1泊2食8400円、ペンション内はきれいで、アメニティグッズも揃っているし、満足でした。
オリーブ園へ行きましたが、やはり小豆島のオリーブ園には叶いませんね。4階にある、360度の景色が見える展望台に昇りました。どこまでも広がる海と空、やはり海はいいですね。
遠く左側にヨットハーバーが見えます。山の上にはしゃれたホテルが、ちょっと靄っています。
反対側にはきれいに区画された畑が見えます。
これで小旅行は終わりました。わが家に寄ってティータイム、3時過ぎに帰っていきました。次は12月、鳥取へカニを食べに行く予定です。楽しみです。
それほど名所旧跡はありませんが、のんびりとおいしいものを食べたいという方には、安い民宿で魚料理が安く食べられるそうです。
やはり民宿は若者向きですね。次は民宿で和食を…と考えています。
近場で、ゆっくりのんびり、おしゃべりしながら夜を過ごす、そんな旅が一番良いですね。もうツアー旅にはついてゆけません。
ぜひ、一度おいでください。
もう長旅はちょっと無理なので、私も近場でゆっくりしたいと思います。「牛窓」もいつも候補に挙がるのですが・・
ぜひ行ってみよう!