先日のイギリスの元俳優・マーク・レスターの衝撃的な発言には驚いた。以前から、マイケル・ジャクソンの子どもは人工授精によって生まれた子どもだとは聞いていたが、まさか長女がマーク・レスターの子どもだったとは…。
上の2人は明らかに白人系だが、3番目は黒人系白人で、肌の色はちょっと黒いそうである。一説には、2番目の妻が生んだ上の2人はマイケルとは何ら血縁関係はないが、代理母が出産した3番目の子どもの「生物学上の父親」はマイケル本人だといわれているそうだ。だが、出自はどうであれ、子ども達が「最高のパパだった」と言うように、マイケルが愛情を持って育ててきたことは確かなようで、いまさら親子関係に水を差すような真似はどうかと思う。
今頃になって、長女パリスを「私の娘だ」というマーク・レスターの真意は何だろう? マーク・レスターといえば、「オリバー!」や「小さな恋のメロディ」の天才子役として、日本でも絶大な人気を博したものである。あの愛らしい少年も今や51歳、テレビで現在の彼を見て、少々落胆しているのは私だけではないだろう。彼は、前述の2本の映画がヒットしたあともいくつかの映画に出演したらしいが、子役から脱皮するのは容易ではなかったらしい。28歳の時に俳優を辞め、整体師の資格を取得し、現在は病院を開いているという。
51歳といえばマイケルと同世代で、ジャクソン“5”時代から親交を深めており、マイケルの3人の遺児のゴッドファーザー(洗礼名の名付け親。男の後見人)だったというから、あながちデタラメとは思えないが、なぜ今頃になってこんなことを言うのだろう。
レスターは、彼女の父親であることを証明する検査を受けてもいいと話しているらしいが、やはりマイケルの莫大な遺産が絡んでいるからだろうか。もし親子関係が証明されると、長女が受け取る遺産の権利について、「生物学上の父親」にも法的な権利があるのだろうか。何の意図をもってこういう発言をしたのかは知らないが、長女の気持ちをおもんばかると、レスターの発言は許しがたい。
マイケルの遺産は5億ドルといわれており、遺言で1億ドルは慈善団体へ寄付、税金を差し引いても約1億8000万ドル(約170億円)が遺産として残るといわれているそうだ。が、マイケルの死後、アルバムやDVDなどの売れ行きがすごいそうで、争いの種はまだまだ膨らむようである。
余談だが、なんでも、2010年には連邦遺産税が1年に限り廃止される予定であるとか。つまり、遺産金額がいくらあっても非課税となるのだそうで、もしマイケルが亡くなるのが、あと半年程度遅かったらこの莫大な遺産には連邦遺産税を支払わなくてすんだということである。
人工授精の精子提供については、現在はどうだか知らないが、昔は東大や慶応大などの優秀な苦学生が自分の精子を提供して何がしかの金銭を授受していたという話は聞いている。だが、そのドナーたちにアンケートをとると、ほとんどの人が「精子を提供しただけの子どもに会いたくない」、また、「子どもが会いにくる可能性があるとしたら提供しなかったか」と、70%近い人がそう答えているという。
しかし、人工授精で誕生した子どもの中には、大きくなって「遺伝的な父親」は誰か、知る権利があると情報公開を求める子どももいるという。ドナーの情報は原則非公開だが、理由によってはきちんとした手続きを踏んで請求すれば知ることも不可能ではないという。そして、子どもの出自を知る権利をきちんと保障するために、いずれは情報公開の法制化が実現されるだろうという。
だが私は、子どもの誕生は神秘的なもの。おとぎ話のように、神様からの授かりものでコウノトリが運んでくるというロマンチックなものであってほしいと願うのだが、いまや時代錯誤と笑われるだろなあ。
晩年のマイケルは、整形手術を繰り返したせいで、まるでCGで作られたような顔だったというが、この時代のマイケルは自然で、一番いい顔をしている。
上の2人は明らかに白人系だが、3番目は黒人系白人で、肌の色はちょっと黒いそうである。一説には、2番目の妻が生んだ上の2人はマイケルとは何ら血縁関係はないが、代理母が出産した3番目の子どもの「生物学上の父親」はマイケル本人だといわれているそうだ。だが、出自はどうであれ、子ども達が「最高のパパだった」と言うように、マイケルが愛情を持って育ててきたことは確かなようで、いまさら親子関係に水を差すような真似はどうかと思う。
今頃になって、長女パリスを「私の娘だ」というマーク・レスターの真意は何だろう? マーク・レスターといえば、「オリバー!」や「小さな恋のメロディ」の天才子役として、日本でも絶大な人気を博したものである。あの愛らしい少年も今や51歳、テレビで現在の彼を見て、少々落胆しているのは私だけではないだろう。彼は、前述の2本の映画がヒットしたあともいくつかの映画に出演したらしいが、子役から脱皮するのは容易ではなかったらしい。28歳の時に俳優を辞め、整体師の資格を取得し、現在は病院を開いているという。
51歳といえばマイケルと同世代で、ジャクソン“5”時代から親交を深めており、マイケルの3人の遺児のゴッドファーザー(洗礼名の名付け親。男の後見人)だったというから、あながちデタラメとは思えないが、なぜ今頃になってこんなことを言うのだろう。
レスターは、彼女の父親であることを証明する検査を受けてもいいと話しているらしいが、やはりマイケルの莫大な遺産が絡んでいるからだろうか。もし親子関係が証明されると、長女が受け取る遺産の権利について、「生物学上の父親」にも法的な権利があるのだろうか。何の意図をもってこういう発言をしたのかは知らないが、長女の気持ちをおもんばかると、レスターの発言は許しがたい。
マイケルの遺産は5億ドルといわれており、遺言で1億ドルは慈善団体へ寄付、税金を差し引いても約1億8000万ドル(約170億円)が遺産として残るといわれているそうだ。が、マイケルの死後、アルバムやDVDなどの売れ行きがすごいそうで、争いの種はまだまだ膨らむようである。
余談だが、なんでも、2010年には連邦遺産税が1年に限り廃止される予定であるとか。つまり、遺産金額がいくらあっても非課税となるのだそうで、もしマイケルが亡くなるのが、あと半年程度遅かったらこの莫大な遺産には連邦遺産税を支払わなくてすんだということである。
人工授精の精子提供については、現在はどうだか知らないが、昔は東大や慶応大などの優秀な苦学生が自分の精子を提供して何がしかの金銭を授受していたという話は聞いている。だが、そのドナーたちにアンケートをとると、ほとんどの人が「精子を提供しただけの子どもに会いたくない」、また、「子どもが会いにくる可能性があるとしたら提供しなかったか」と、70%近い人がそう答えているという。
しかし、人工授精で誕生した子どもの中には、大きくなって「遺伝的な父親」は誰か、知る権利があると情報公開を求める子どももいるという。ドナーの情報は原則非公開だが、理由によってはきちんとした手続きを踏んで請求すれば知ることも不可能ではないという。そして、子どもの出自を知る権利をきちんと保障するために、いずれは情報公開の法制化が実現されるだろうという。
だが私は、子どもの誕生は神秘的なもの。おとぎ話のように、神様からの授かりものでコウノトリが運んでくるというロマンチックなものであってほしいと願うのだが、いまや時代錯誤と笑われるだろなあ。
晩年のマイケルは、整形手術を繰り返したせいで、まるでCGで作られたような顔だったというが、この時代のマイケルは自然で、一番いい顔をしている。
マイケルのことについては、メディアから流れてくる整形や子どものへの疑惑騒動などしか知らず、彼が亡くなってから後の大騒動に違和感を感じる世代なのです。
私もマイケルの歌には全然興味がありません。
だいたい、マイケルの声が分からないし、歌もしりません。未だに、なぜ世界中の人があれほど騒ぐのか理解できません。
何かが起きると、それまで無関心だったのにとたんに騒ぎ出すというのは日本人でも外国人でも同じなのだということがよく分かりました。
マイケルの絵はちょっとよすぎたかなとは思っていますが、やはりネ。