春の訪れを、「畳の目一つずつに日脚が伸びる」と表現するならば、秋の訪れは「畳の目一つずつに日脚が縮む」とでも言おうか。日の暮れが早くなり、夜明けが少しずつ遅くなったのを、日々実感する。
夏休みも残り11日。この夏、わが家に来ると言っていた姪の末っ子は、宿題がすんでいないと母親の許可が出なかった。上のお兄ちゃんは高3、部活の野球部を卒業したので寮から戻ってきて父親の仕事を手伝っているという。中のお兄ちゃんは部活のバスケとテレビゲームに夢中。みんなそれぞれ忙しそうで、暇なのはババだけみたい。
昨日はみんな揃うというので、姪夫婦と3人の子ども、姉と私の7人で両親と弟の墓参りに行った。姪や姉はそれぞれお盆は先祖の供養で忙しく、姪の夫の仕事休みの日曜日となったのである。
みんな揃っての遠出は久しぶりである。私を拾って、赤穂ICから山陽道に乗る。約2時間ほどで明石のお寺に到着。昨日も34度くらいあったようだが、小高い山の中腹ににある墓地は、意外と涼しい。子ども達も大きくなったので、バケツに水を汲んで運んでくれたり、ゴミを片付けてくれたり、男の子でも結構役に立つ。
両親に日ごろの無沙汰を詫び、若くして逝った弟の無念さに思いを馳せる。「ひ孫3人の健康と将来を見守ってやって」と、祖父母に手を合わす。きっと、みんなが揃ってきてくれたことを喜んでいるだろう。
さて、お昼だが、魚料理なら地元へ帰ればいい。が、子どもたちはボリュームのあるものがいいというので、赤穂まで戻り、豚の蒲焼き店「かばくろ」へ行く。上の子2人は「ねぎ温玉塩ぶたかば重」を注文、一口食べるなり「うまっ!」「うまいわぁ!」。デザートも同じく「うまっ!」の連続。お腹がすいたというのを我慢させて連れてきて、「たいしたことないね」と言われたらかたなしだけど、これだけ「うまっ!」と喜んでくれたら連れてきた甲斐があったというものだ。
食事も終わり、ひとまずわが家へ戻り一休み。姪の夫は和室で昼寝。子どもたちはテレビを見たり、パソコンをつついたりして元気なものだ。真っ黒いワンちゃん「ゲン」も廊下を走り回る。夕方5時過ぎに帰っていった
昨日も今日も、朝方は陽射しが強くて暑かったが、10時ごろになると涼しい風が入ってきて、もうエアコンはいらない。こうして季節は徐々に秋へと移ろってゆく。
最近は日の出が5時30分過ぎ、だんだんと1日が短くなってゆく。
明けの明星の金星。写真に撮るとタダの点だが、これほど光り輝く金星が見られるのは珍しい。
金星の右上に木星が見える。今年は天体ショーのオンパレードだ。
8月22日19時半ごろ、南西から西にかけての低空に、月、火星、土星の順で横一列に並び、土星の下側にスピカが見えるという。わが家から見えるといいけど…。
若~いパワーを貰えて羨ましい。
我が家は、欠かさず出かけた墓参りも、今年はパス
しました。幼い孫一人の相手につかれて、ぐったりです。
8月22日お星様見てみよう・・・と。
「法事は孫、子の祭り」とか言われますが、本当にそうですね。
いつもは1人の静かな生活ですが、たまにはみんな揃って出かけるのも楽しいですね。
私1人で行くときは電車で明石までゆきます。車は楽でいいですね。
22日、お天気もよさそうだし、見えるといいですね。