とうとう亀田一家は崖っぷちに立たされた。こうなってみると、彼らに対する処分があまりにも遅すぎた感がある。この1年、ボクシングといえば亀田3兄弟に代表されるかのごとく、マスコミ報道はヒートアップし、特にTBSはひどかった
興毅、大毅とも、試合前や試合後は、いつも“朝ズバッ”に出演し、司会のみのもんたからプレゼントをもらったり、何さまかと思うような持ち上げ方をされていた。これは局を挙げてバックアップしていたからに他ならない。他局では、彼らの傍若無人な言動に対して早くから批判の声が上がっていたが、みのもんたは亀田一家の「親子愛」ばかりを取り上げ、好意的な発言を繰り返していた。それを見るにつけ、他のことにはあれだけ辛口のコメントをするのにと、なかばあきれ、苦々しい思いをしたものだ。
今回の騒動に対しても、「あの反則はダメだよね。まあ彼も反省しているだろうから…」という発言にとどめたが、これまで自分がとってきた態度を思えば、内心忸怩たるものがあろう。
単独会見したスポーツ新聞によれば、父親は「自分はどうなってもいい。ただ親として苦しんでいます」と、涙ぐみながら丁寧な言葉で答えたというが、本心からそう思っているかどうかは疑問である。第一、記事中に、対戦相手の内藤選手やファンに対しての詫びの言葉がまったくない。ただ、大毅がものも言わず、食事もとらず泣いてばかりいる、台所で包丁をじっと見ていたなどと、まるで自分たちが被害者のような発言をしているのにはあきれる。
連日テレビで放送されているこれまでの親子の言動を見ると、本物のやくざやチンピラでもあれほどひどくはないだろうと思える。そんな彼らがいまさらどんな泣き言をいっても誰も同情はしてくれないだろう。こうなる前に歯止めを掛けてくれる人間がいたなら、また世間の批判に耳を傾ける親子であったなら、こんな無様なことにはならなかったろうに…。
今朝のテレ朝に出演していた堀口ジムの会長は、「亀田一家の所業に対して、こうなる前に何らかの声をあげるべきだったと反省している」といい、大毅には「男なら自分の言動に対しての責任は一生背負ってゆかなければならない」と厳しい意見を述べていた。
また、亀田兄弟が所属する協栄ジムの金平会長は、記者会見で「①王者・内藤、そして宮田ジム・宮田博行会長ら相手陣営への謝罪。②練習場を“閉鎖”し、協栄ジムで練習すること」の2点を挙げ、亀田一家がこれを承諾しない場合は解雇もありうるという態度を示したという。万一、ジムを解雇された場合、亀田一家には国内のジムが救いの手を差しのべる可能性はきわめて低いと言われている。それに加えて、来年7月にプロテストを受ける予定の三男・和毅もその資格を得られないことになるそうである。
亀田兄弟がボクシング界を盛り上げたといわれるが、決して亀田効果があったとはいえず、むしろダーティーなイメージから、日本中のジムが迷惑をこうむったことの方が大きいとも言われる。しかし、今回のコミッションの対処の仕方は、あの相撲協会と違い速やかに行われたことは評価できる。案外相撲協会が“反面教師”になったのかもしれない。
平家物語序章の一節、「驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し」を引用するのもはばかられるが、驕り高ぶる者へのいい見せしめにはなった。が、若い2人の将来を閉ざしてしまうことは少々忍びない。ライセンス停止1年間によき指導者にめぐり合い、スポーツ選手として恥ずかしくない若者となり再出発するならば、きっと世間も温かく迎えてくれるのではないだろうか。日本人とはそういう国民だと思う。
興毅、大毅とも、試合前や試合後は、いつも“朝ズバッ”に出演し、司会のみのもんたからプレゼントをもらったり、何さまかと思うような持ち上げ方をされていた。これは局を挙げてバックアップしていたからに他ならない。他局では、彼らの傍若無人な言動に対して早くから批判の声が上がっていたが、みのもんたは亀田一家の「親子愛」ばかりを取り上げ、好意的な発言を繰り返していた。それを見るにつけ、他のことにはあれだけ辛口のコメントをするのにと、なかばあきれ、苦々しい思いをしたものだ。
今回の騒動に対しても、「あの反則はダメだよね。まあ彼も反省しているだろうから…」という発言にとどめたが、これまで自分がとってきた態度を思えば、内心忸怩たるものがあろう。
単独会見したスポーツ新聞によれば、父親は「自分はどうなってもいい。ただ親として苦しんでいます」と、涙ぐみながら丁寧な言葉で答えたというが、本心からそう思っているかどうかは疑問である。第一、記事中に、対戦相手の内藤選手やファンに対しての詫びの言葉がまったくない。ただ、大毅がものも言わず、食事もとらず泣いてばかりいる、台所で包丁をじっと見ていたなどと、まるで自分たちが被害者のような発言をしているのにはあきれる。
連日テレビで放送されているこれまでの親子の言動を見ると、本物のやくざやチンピラでもあれほどひどくはないだろうと思える。そんな彼らがいまさらどんな泣き言をいっても誰も同情はしてくれないだろう。こうなる前に歯止めを掛けてくれる人間がいたなら、また世間の批判に耳を傾ける親子であったなら、こんな無様なことにはならなかったろうに…。
今朝のテレ朝に出演していた堀口ジムの会長は、「亀田一家の所業に対して、こうなる前に何らかの声をあげるべきだったと反省している」といい、大毅には「男なら自分の言動に対しての責任は一生背負ってゆかなければならない」と厳しい意見を述べていた。
また、亀田兄弟が所属する協栄ジムの金平会長は、記者会見で「①王者・内藤、そして宮田ジム・宮田博行会長ら相手陣営への謝罪。②練習場を“閉鎖”し、協栄ジムで練習すること」の2点を挙げ、亀田一家がこれを承諾しない場合は解雇もありうるという態度を示したという。万一、ジムを解雇された場合、亀田一家には国内のジムが救いの手を差しのべる可能性はきわめて低いと言われている。それに加えて、来年7月にプロテストを受ける予定の三男・和毅もその資格を得られないことになるそうである。
亀田兄弟がボクシング界を盛り上げたといわれるが、決して亀田効果があったとはいえず、むしろダーティーなイメージから、日本中のジムが迷惑をこうむったことの方が大きいとも言われる。しかし、今回のコミッションの対処の仕方は、あの相撲協会と違い速やかに行われたことは評価できる。案外相撲協会が“反面教師”になったのかもしれない。
平家物語序章の一節、「驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し」を引用するのもはばかられるが、驕り高ぶる者へのいい見せしめにはなった。が、若い2人の将来を閉ざしてしまうことは少々忍びない。ライセンス停止1年間によき指導者にめぐり合い、スポーツ選手として恥ずかしくない若者となり再出発するならば、きっと世間も温かく迎えてくれるのではないだろうか。日本人とはそういう国民だと思う。
彼らは、正直、お父さんですら中学校さえろくに行っていない教養のない人たちだと思います。勉強なんてする必要もないと思ってきたし、しなかった。そのせいで、多分新聞は読まないでしょう。活字系はすごく理解力が厳しいと思います。世間も視野も極端に狭い。
そのうえ、練習とメディア露出などが重なる訳で、世界を広げる時間もなく、恐らく自分たちの評価は、TV局など、持ち上げる人たちからの肯定のものばかりだったと思います。客観視できる状態ではなかったでしょう。
今回、みんながいきなり手のひらを返したようになってしまった・・・。傷ついているでしょうね。使い捨てにされたこと、気がついたでしょう。
ヤンキーの子供達と話すとわかるのですか、本当に理解力がないです。視野も狭くて、独りよがりの理屈ばかりを言います。そして、それと同じくらい簡単に傷つきます。根っからのワルという子もいるでしょうが、大半は、言いづらいけど、ただのオバカです。価値観は合わないけど、性格がわるいわけじゃないよね?みたいな子が多いです。
亀田兄弟には、ある意味、やっとチャンスがやってきたのだと思います。この経験をバネに、世の中のメインストリートに戻ってきてほしいです。そして、私たちおばちゃんを、TVの前で不快な気分にさせるのを金輪際やめてほしい(笑)
コメンティターが言うのとは一寸違うのでは?
誹謗中傷は、いいことではありませんが・・・
夕方の会見のテレビ画面が美しくなかったです
今回のことでマスコミは反省してくれればいいのですが。マア懲りずに同じことをやるでしょうね。宮崎○○という政治評論家がCMに出ています。ありえないことです。
これを投稿した何時間後か、亀田親子の謝罪会見がありました。でも、あれは謝罪といえるものではありませんでした。頭を丸めた大毅は一言も言わず3分で退席。そばで金平会長がペコペコしているのに父親は一度頭を形だけ下げただけです。
その点、内藤選手は、もうすんだことだからと笑い流していました。気持ちのいい選手です。あれが本当のスポーツマンでしょう。
♠うららさま
いまだにTBSは他局とは姿勢が違い、こちらも謝罪会見ぐらい開いたらと言いたいです。
夕方の謝罪会見は見ていても空々しい感じがしました。大毅の落ち込んでいるのか、すねているのか、朝青龍と同じようなものです。
あんなに大口叩いた人物とは別人のようでみっともない姿でした。当分立ち直れないでしょうね。
♠ヒキノさま
謝罪会見にしては反省の気持ちが伝わってきません。大毅もすみませんでしたの一言があっていいはずだし、父親は開き直ったような態度で一度頭をぺこりと下げただけでした。横の金平会長のほうが何度も頭を下げていましたね。
これでうやむやにしようなどと思っていないでしょうが、内藤選手への謝罪もきちんとしてほしいです。
でも、内藤選手は太っ腹、「もうすんだことですから、会ったらこの前はお疲れ様といいます」とは気持ちのおおらかないい選手ですね。
デビューしてから今回までに、耳にし目にしてきた多くの方からの批評。
これは、人生のうち誰もが経験できることではない、
貴重な体験であることに早く気が付いて欲しいです。
有り難いことなんだと。
父親も、息子を見て哀れんでいる暇があるなら、これを肥やしに実が生るよにアシストできる親になっていただきたいです。
昔はそれほどでもなかったという人もいます。誰がこうしたのか、TBSと父親が一番悪いと思います。 「豚もおだてりゃ木に登る」というように、あの年代はどうにでも感化される年代です。その息子をいさめることもせず、親子ともども天狗になってしまったということでしょう。
それを見逃したボクシング協会にも、協栄ジムにも大いに責任があります。
第三者に預けて厳しい修行をしなおして再出発してくれればいいけど、今日の謝罪会見を見てると、父親の態度はあまり反省しているようには見えませんでした。あの父親がいる限り、彼らに明日はないとさえ思います。
反則指示について記者から問われると、そんな指示は出してないと言う父。
マイクで声が拾われてるのに・・・
反則行為は息子が勝手にやったと言わんばかりの言い訳に、憤慨致しました。
でも、息子がかわいそうとは思えない。
自業自得ですから。
「悔いのないようにやれと言っただけ、どうとろうとそっちの自由や」と開き直った言い草には、反省している様子は見えない。
それこそパフォーマンスの謝罪会見ではなかったろうかと思います。
大毅の「すみません」の一言が聞きたかったですね。