もう花の時期は終わったと思っていたが、花壇のツツジは今が満開。それに鮮やかな朱色の花、清らかな白色の花が目を楽しませてくれた。何の花? 植物博士さんお願い!
5年ほど前から骨粗鬆症の治療のため、3カ月ごとに赤穂の病院へ通っていた。治療といっても投薬と、半年ごとに骨密度の検査をするだけである。
今年は2月5日に行って、次は3ヶ月後の5月1日が予約日だった。が、コロナ感染が急速に拡大し始め、他県への移動自粛要請が求められている時で、大勢の人が集まる県外の病院へ行くのは不安だ。骨粗鬆症はしばらく薬を飲まなくても、すぐにどうこうなる病気でもない。そう思って早い段階で予約をキャンセルした。
薬を飲まなくなって1月余、別に異常は感じない。が、前々回の私のブログにあるように、「骨粗鬆症の人は骨折しやすい。最初の骨折のときにしっかり骨粗鬆症の治療をしておくように」という専門医の言葉は無視できない。 が、赤穂の病院へ行くのは、まだ少し不安だし、赤穂へ行くと、2月に亡くなった友人を思い出して寂しくなる。独りでランチをしてもつまらないし、買いたいものもないし、赤穂へ行こうという気になれなかった。
いい機会だから地元の病院へ変わろうか。骨密度の薬さえもらえればどこでもいい。そう思って月曜日、地元の町立病院へ行った。小さくても総合病院だから何かと便利だろう。
病院へは家からバス停まで歩いて約20分、バスに乗って5分。病院経由のバスは病院の玄関前に停留所があるから歩かなくてすむ。玄関前には女性職員が検温器を持って立っていて、1人ずつ検温をしていた。
受付を済ませて整形外科の前に行くと、いつもは大勢の人で、朝早くに行かないと長時間待つことになると聞いていたが、意外と少なくて5、6人いるだけ。私は12番目、よかった!
椅子にはソーシャルディスタンスを確保するため一つ置きに座るよう、貼り紙がしてある。整形外科は初診だから問診票に記入し、看護師さんからも色々聞かれた。だれもしゃべらないから静かだ。
文庫本を読みながら待っていると、私の順番がきた。担当医は坊主頭の中年の医師だ。第一印象は悪くないが、どんな人かはその内分かるだろう。これまでの経緯や、昨年の骨折のことも話した。レントゲン撮影と骨密度検査をしたが、骨折した骨はくっついているので大丈夫だという。
骨密度測定結果を見て驚いた。こんな精密な検査ができる機器があるとは…。小さな町立病院だからと、少々見くびっていたことを大いに反省した。
結果用紙の下の方に、「原発性骨粗鬆症の判定基準(脆弱性骨折無し)」があり、●正常:若年成人の80%以上 ●骨量減少:若年成人の71~80%未満 ●骨粗鬆症:若年成人の70%以下――となっている。私は骨粗鬆症に間違いなし、治療を続けようということになった。薬は以前と同じようなものらしい。「薬は何ヶ月分か、まとめて頂けますか」と頼んだら、3ヶ月分出してくれた。ああ、これで一安心だ!
月曜日は朝からカンカン照りで暑かった。久しぶりにマスクをして、日傘をさして出かけたが、この暑い中のマスクは不快指数100%だ。病院で待っている間も暑くて息苦しくて…、口の前で扇子をバタバタ。
疲れたので帰りは市から配布されたタクシー券で帰宅。マスクを掛けて外出するのはもうイヤだよー!
どんな病気になっても緩和治療以外は受けたくないので大病院でなくても、最低限の検査ができればいいと思うようになりました。
終末は在宅医療を希望しているので、話しやすい人、相談しやすい医師が理想ですが、なかなか「赤ひげ先生」にはお目に掛かれませんね。
ザクロの花は正解です。小さな実がなっていましたから…。が、トベラは葉の形がちがうようでもあるし、似ているようでもあります。いつもお力添えありがとうございます。
近くの総合病院の存在!良かったですね。
此れからはますますお医者さまとの接点が
否応なしに吾々年代は増えるのですから。
担当医の先生と良い相性で治療が続けられますように応援しています。
朱色の可愛い花は ザクロの花では?
白い小花は トベラの花では