写真は今帰仁村役場から車で5分程度のところにあるホテルベルモア東洋。以前ブログに記事を書いたことのあるホテル。社長はナイチヤー所謂県外人であるが、沖縄に住み着いて20数年、終に自力で成功し、ホテルを経営するまでになった傑物。頭の切れる男だが腰が低い。そうしたところが現地の人に認められたのだろう。安いが清潔なホテル。贅肉を切り取ったところが良い。おせっかいなサービスは全くなし。検索したら格好なページがあったので詳しくはこちらで。http://hotel.okitour.net/hotel-syousai2/?NUM=2998
20数年前、着任したばかりの頃の沖縄の印象は強烈だった。
一番驚いたのは男性優位の社会である事。
女性が健気にそんな横暴?な男性によく尽くすことだ。生活もたくましい。よく働く。
最後の大和撫子が残る地、とよく言ったものだ。
高校生も中学生も学生らしい清楚な身なりに好感がもてた。
沖縄の女性と子供たちは凄いと自分のことのように誇らしげに語ったものだ。
そう、きのうブログに記した車内風景は20数年前、沖縄に来た頃の本土のある街の風景でもあった。
ある街と云ったのは、ひとつふたつの地方を見て、それがまるで全国的であるという言い方は嫌いだからである。
何故、沖縄までそうなったのか。
いい事も悪い事もテレビなどの発達で普遍化してしまっているのだ。
大人たちが悪い。見て見ぬ振りをする。
誰だって嫌な事には拘わりあいたくない。
しかし、このバスには関係者も乗っているだろう。
他人ではない、自分の学園の関係者もいるだろう。
そうした大人たちが悪い。
自分は立つことはない。
「席を譲ってあげろ」
とまでは云わないが、
「席の荷物をとって」
そういって、どんなに近距離でも座る。
この日も
「ぼくたち、バスはみんなのものだ。席を少し空けたら」
何度も立って行って云おうかと思ったがやめた。
立ってつり革にぶら下がっている学生たちや大人たちに対して腹が立ってきたからだ。
馬鹿らしくなってやめた。
バスを降りて、この子達のためにも言うべきだったと反省しきり。
この子達は今から育って行くんだから。
しつけ、躾という美しい文字は日本の言葉から消えてしまっている。
20数年前、着任したばかりの頃の沖縄の印象は強烈だった。
一番驚いたのは男性優位の社会である事。
女性が健気にそんな横暴?な男性によく尽くすことだ。生活もたくましい。よく働く。
最後の大和撫子が残る地、とよく言ったものだ。
高校生も中学生も学生らしい清楚な身なりに好感がもてた。
沖縄の女性と子供たちは凄いと自分のことのように誇らしげに語ったものだ。
そう、きのうブログに記した車内風景は20数年前、沖縄に来た頃の本土のある街の風景でもあった。
ある街と云ったのは、ひとつふたつの地方を見て、それがまるで全国的であるという言い方は嫌いだからである。
何故、沖縄までそうなったのか。
いい事も悪い事もテレビなどの発達で普遍化してしまっているのだ。
大人たちが悪い。見て見ぬ振りをする。
誰だって嫌な事には拘わりあいたくない。
しかし、このバスには関係者も乗っているだろう。
他人ではない、自分の学園の関係者もいるだろう。
そうした大人たちが悪い。
自分は立つことはない。
「席を譲ってあげろ」
とまでは云わないが、
「席の荷物をとって」
そういって、どんなに近距離でも座る。
この日も
「ぼくたち、バスはみんなのものだ。席を少し空けたら」
何度も立って行って云おうかと思ったがやめた。
立ってつり革にぶら下がっている学生たちや大人たちに対して腹が立ってきたからだ。
馬鹿らしくなってやめた。
バスを降りて、この子達のためにも言うべきだったと反省しきり。
この子達は今から育って行くんだから。
しつけ、躾という美しい文字は日本の言葉から消えてしまっている。