あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の風景~沖縄離陸後の機中から撮影~眼下の本島と雲海

2011年07月09日 15時40分21秒 | Weblog
 見慣れた眼下の景色と思いつつ、この3ヶ月の飛行は空席が多かったので窓側の席をとった。
これらは梅雨明け前の6月6日の写真である。

この日は北から南に向かって上昇した。
機は左旋回している。
離陸直後の豊見城市と糸満市方面である。
右下角辺りが「あしびなー」。


 糸満上空を通過すると浦添市、宜野湾市の西海岸方面だ。


低い雲を突き破ると更に上には雲が広がる。
眼下には島や陸地があるように見えるが
目を凝らしても心当たりはない。
雲と光が織り成す幻想の世界だ。
この不思議な目の錯覚のような光景がいくつもあった。


さらに機は上昇を続け、もうひとつ上の雲海を突き抜ける。
窓外の眼下の景色は雲海なのだがーーー。



さらに3層目の雲を突き抜けた。
まるで遠くにやまなみが見えるようである。
あれは島か湖か海かと見紛うばかりである。

 海の沖縄航路も本島近くなると荒れる。
空も奄美群島付近からよく揺れる。
この辺りは気圧が不安定に違いない。
こうした気象状況がこのような現象を作り上げるのかもしれない。

 空の旅は退屈なものだ。
本を読んだり、音楽や寄席を聴いたり、眠りこけたり。
だが、上空にも面白い景色があることを知った。
たまには子供のように窓側の席に座ってみよう。

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