あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の風習~シーサーと石敢當~どちらも魔除け

2012年11月07日 19時40分00秒 | Weblog

「シーサー」
 左の口を閉じているのが雄。魔を寄せ付けないという。
右の口を大きく開けているのが雌。福を招じると云われている。
門柱、屋根の上など個人住宅、ビルを問わず必ず据えつけられている。
様々な表情や形があるが「入り口」には必ず見受けられる。
(詳しくはここをクリック)

平成24年5月2日のシーサーのフォトチャンネル





 
「石敢當」
 T字路や三叉路、交差点などには必ずある。
魔物は直進するため、入って来れないよう石敢當を壁などに貼り付ける。


 十字路交差点の石敢當。


 T字路交差点の石敢當。
左の道路がぶつかる位置にある。


 この道は右にカーブしている。
カーブした位置にある石敢當。


 門の入ったところの庭にある魔除け。
 この家の主人のいうところによると門前の道が緩やかに右にカーブしている。
門がそのカーブしている地点に位置しているからだという。
このような石敢當が変形したものが多くあるに違いない。
(石敢當について詳しくはここをクリック)

 シーサーや石敢當は沖縄のどこにでも見かけるが見過ごしてしまう。
シーサーは本土では狛犬。
石敢當は名を変えて本土にもあるというが確認したことはない。

 自宅入り口ドア近くの下駄箱の上にシーサーを置き、魔物から守ってもらっている。
我が家だけに魔物が襲ってきては困るから。



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