豊見城市から糸満市と行く当てもないドライブした昼下がり、糸満市で昼食をとることになった。
「沖縄そばの美味いところがあるから行きませんか」
と友人が云う。
「以前、行ったことがあるけど美味かったですよ。そばでいいですか?」
「ああ、何でもいいよ」
内心あまり気乗りはしなかったけれど、彼は沖縄そばが大好物だから鷹揚に応えた。
路地らしき道を右に行ったり、左に曲がったり迷路のよう小道を辿って、漸く、行き着いた。
美味かった。
写真にでも撮っておくべきだったと後悔して、店を出たところで撮ったのがこの2枚。
帰路、糸満市の南濱公園に寄った。
この海岸は好きなので、時間があれば寄ることにしている。
写真もたくさんあるから、この日撮影したのはこの1枚だけだ。
自宅近くの公園の傍で車を降りた。
気付かなかったが、百日紅が今を盛りと咲き誇っていた。
いつもの年なら、5月頃から咲き始める百日紅。
先日までは花が少なくて、今年は花を枝一面に付けている百日紅をみることはないだろうと思っていた。
7月下旬のことである。
糸満市真壁・茶処真壁ちなー
10日程前、NHKがシリーズで放映している沖縄戦記録するために取材したシリーズ番組をみていると「真壁」という言葉が出てきた。
南部戦の激戦地だという。
昨日、ふと「真壁」という地名を思い出した。
例のそば屋である。
早速、インターネットで調べてみた。
「真壁ちなー」が有形文化財になっていた。
この真壁地区一帯は激しい地上戦があり、で焼け野原となった。
残ったのはこの「真壁ちなー」1軒だけで住民の半数近くが亡くなった。
築120年。戦後、壊れた部分は補修され、空き家だった時代もあったという。
店の人に尋ねればその歴史を教えてくれるということがわかった。
因みに、「ちなー」は「喜納」の沖縄方言読みだそうだ。
詳しくはこちらをクリック。
きょう、急に思い立ってブログに書き留めたが、再度、たずねてみなければと思った。
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