そろそろ初夏の陽気になり、河口付近の海で育った鮎の稚魚は、
上流を目指して遡上している状況が各地から聞こえてくる
本来鮎は海産と湖産に分かれ、湖産は琵琶湖など湖で育った鮎を言う
一方海産は、前年に産卵から孵化した稚魚が海に出て、
プランクトンなどを捕食して大きくなり、海水温の上昇と共に川を遡上する
鮎の釣り人なら、この時期の各河川の遡上状況を確認し、
昨年と比較してどこの河川へ行くか?の判断基準にもする
先日岐阜の釣り友達から、『今年の長良川は、御嶽山の影響で遡上が良いよ!』と連絡があった
最初は、何故長良川と御嶽山が関係あるのかわからず疑問に思った…
御嶽山と言えば、昨年9月に大噴火が発生して甚大な被害が出た
その噴火で出た火山灰が木曽川に流れ込み濁りが出ている報道を見た
木曽三川は、木曽川・長良川・揖斐川が伊勢湾に流れ込む
伊勢湾河口で育った鮎の稚魚が、濁った木曽川へは遡上ぜず、
影響無い長良川への遡上が増えたと報道されている
なるほど…
上の写真の表は、独立行政法人水質源機構 長良川河口堰管理所発表している、
2/10~5/11までの長良川河口堰鮎遡上状況グラフ
現在までの遡上状況は昨年の約10倍とされ、
733,001匹が河口堰から遡上したらしい
スゲェ~!と思ったのは、733,001匹の総数ではなく、
一桁の1匹と発表されているところだ!
数えたのか?センサーなのか?
河口堰では施設を遡上する稚鮎を観測しており、
魚道の一部を通過した実測値を表しているらしい
今年の長良川は釣れるぞ!と、岐阜の友人は鼻息が荒い(^^;;
海の日あたりの連休に行こうかなぁ~と考え中(¬_¬)
でも、長良川までは遠いもんなぁ~(ー ー;)