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先週までの展示会が終わり、今週は場所を変えて大阪での展示会
その大阪での展示会も昨日で盛況のうちに終了した
オヤジは大阪展示会には行かず、デザイナーと営業が対応した
この展示会から新たな企画の製品が増える事になった
鞄の最高作でもある『ダレスバッグ』は先日このブログでも触れた
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こんな感じの『ダレスバッグ』を生産する予定でいる
一番上の写真の革がそのサンプルを作った革なのだが、
この革も国内の有名なタンナーが鞣した最高なヌメ革
しかし、もっと牛革で最上級品を作りたいと企画して、
さらに高級な革を用いて生産することになった
その革とは…
『BRIDLE LEATHER ブライドル レザー』
イギリスで昔から続く伝統的な皮革製法で、
馬具などに使用され、ブライドルとは馬具として生まれた革のこと意味する
革に何度もロウを塗り込んで革の繊維を引き締めた頑丈な革だ
表面にロウの『ブルーム』が白く浮き出ているのが特徴
製品で使用していくうちにこのブルームが取れて光沢が出て表情が変化する
革が出来上がるまで約4ヶ月から5ヶ月要し、
手間暇のかかる極上の革だ
基本的に使用される皮革の部位としては、
ショルダー部分が使用される事が多い
ブライドルレザーで有名なタンナー(鞣しメーカー)は、
コノリー社やセドウィック社、J・ベイカー社やクレイトン社などが有名
アメリカのホーウィン社なども有名だが、特にコードバンで大変有名
そんなブライドル レザーを輸入販売している会社に訪問してきた
『WINS FACTORY ウインズ ファクトリー』
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革素材はもちろんのこと、ベルトや革製品関連の製品を取り扱っている
こちらの店舗に在庫されているトーマスウェア社のブライドル レザーを即決注文
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トーマスウェア社は、1840年創業の老舗タンナー『THOMAS WARE & SONS LTD 』
在庫があるうちに革を抑えておかないと、次にいつ入荷するかわからない
このトーマスウェア社のブライドル レザーを用いて、
ダレスバッグや財布などを生産しようと考えている
最高級な鞄を造る職人が存在するからこそ出来る製品なのだけれど
出来上がるのが、今から楽しみだ(^^)/