大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

24Hで終了出来る即時荷重インプラント治療?甘言弄する何て、私は看過出来ません!!!

2016年12月31日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

大晦日なのに、こんなブログ上げないといけないなんて・・・以下は、私がfacebookに緊急で上げているモノです。


看過出来んな・・・


24Hで施術終わるインプラント治療、って何だよ?


All-on-4とかになる患者さんは、咬合崩壊しているだろうから、噛み合わせの位置、顎位・顎の位置安定させるのがとてつもなく大変だろう。


そんな状態で、動かせないインプラント使って、たった24Hで治療終わらせるたあ、咬合のこと知らん奴、正気の沙汰とは思えない、としか言いようがない。


そんなこたあ、総義歯の世界で60年以上の歴史と臨床で証明されてる。


無理矢理に24Hインプラント即時荷重治療終了、何て治療したら、顎位が収束出来なくて、心の病になる患者さんが続出し、我々の業界のイメージ悪くなるだろうから絶対に止めて欲しい。


もしくはネット上だけで騙ってるんだろうから、患者さんはくれぐれも用心して欲しい。


即時荷重インプラント治療16年以上1000例以上成功率98%以上でして来た、日本でのパイオニアの私だからこそ、警告する。


私より古くからしてる方は、日本には早々いない。
不勉強かも知れないが、私の知る限り、熊本の故添島義和先生位の筈。


症例数は、極小さな市井の一個人開業医にしか過ぎないので、私以上の大手のインプラントセンターもいるだろうが、即時荷重インプラント治療と言う素晴らしい患者さんを救える治療方法を、荒稼ぎの場にする輩の出現だけは見逃せない。


患者さんへ、くれぐれも安易な言葉、お洒落そうな感じ、凄そうなイメージ作り、に騙されませんように。


本当に成果・結果上げ続けて来ているDRは、患者さんにある意味夢を見させ過ぎないように気を付けています。


何故なら、即時荷重インプラントが失敗すると、骨もなくなり、歯茎もなくなり、リカバリーするのがとてつもなく大変になるからです。


私自身はそう言う患者さんの経験していませんが、そう言う悲しい、酷い実例は学会、セミナー等々で、嫌と言うほど見させられて来ています。


即時荷重インプラント治療を成功させる鍵は、それに関わる全員が用心深いこと、それも時に病的に用心深いこと、これに尽きます。
全員です。
つまり、患者さんもそこに含まれます。


本当に安心出来る、勝って兜の緒を締めよ、と言う心構えこそが成功の要諦です。
武道で言う所の、残心の心構え、とも言えるでしょう。


即時荷重インプラント治療を甘く見てはいけません。


でも、即時荷重インプラント治療をしている者の中には、即時負荷、即時機能等の言葉を弄して、自分は違いますと宣伝し、患者さん集めに成功している者も少なくないのです。


だから、私は将来的に集団訴訟問題に発展するのではないか、と非常に危惧しています。


そうしたら、即時荷重インプラント治療と言う、正しい使い方すれば凄く患者さんに貢献出来るモノが物凄く後退してしまうでしょう。


そんなことは、絶対に阻止しなければ。


その為には、正しい情報、本当のことをキチンと伝える、しかない、患者さんご自身に賢くなっていただく他ない、と考えています。


なので、看過出来ないことがある時には、すかさず発言して、発信して参ります。


私は、即時荷重インプラント治療の最後の守護者、となって頑張って行く所存です。



PS:古い話ですが、カックラキン大放送とかの御三家は、芸能界だけで充分です。



以上、緊急でfacebookで書き込みした内容です。


更に付け加えるなら、インプラントは植立した後そのままで骨と固まる訳ではない、と言うことも付け加えて置きます。

骨にネジで留めるから、そのまま固まると信じているとしたら、このDRは勉強不足も甚だしい。


骨はインプラントが入って来た後、骨細胞が反応して、インプラント周囲の骨細胞が吸収と添加をしながら安定した固定現象に到るんです。


と言うことは、裸眼レベルでは分からないかも知れませんが、強拡大レベルではインプラントの位置関係は植立直後と固まった時とでは、本当に微妙な差ですが、立体的に違うんです。


そこを分からないといけない。


だから、24Hで終わらせるなんて危険極まりない治療行為なんです。


生体の反応が収束するのには、世界最速のストローマンSLActiveですら3週間、と言っています。


顎の噛み合わせだって、落ち着かせるのにはそれなりに時間が掛かります。


その為に、通常はプラスチィックの仮歯を用いて、仮歯が磨り減ることで補正するんです。

仮歯が磨り減りながら、顎の位置が安定し、ここで決められる、と言う位置が見極められます。


この手順は、即時荷重インプラント治療の必須のモノで、決して避けて進めないモノなんです。

そのことは、恩師のラム先生も強調されていました。



再び患者さんへ、

絶対に甘言を弄する所に騙されないで下さい。


あなたの身を守るのには、あなた自身が賢くなるしかありません。


そのことを、今年の最期に書かないといけない事態になって、本当に悲しいです。


即時荷重インプラントが、患者さん集め、金儲けの手段になってしまうのが、残念無念です。


緒方洪庵先生の牛痘が普及する時の困難さを思い起こさせられます・・・

是非歴史を学んで下さい・・・


2016、本当に何て年だったんだ・・・




12月30日(金)のつぶやき

2016年12月31日 | Weblog