先日の即時荷重研究会発足記念講演会でも問い掛けられていましたが、本当に手術後腫れてないのか?痛がらせてないのか?手術後3日以内の写真を今後撮って、ちゃんと見せて行こう、と言うお話が出ていました。
私は、正に我が意を得たり、と思いました。
今日出しているこの写真は実は月曜日に抜歯即時植立即時荷重修復インプラントした患者さんです。
外科の定説として、最も炎症が出るのが2日後と言われています。
その状態を撮影してのが、この写真です。
如何でしょうか?
本当に腫れてませんし、患者さん自身も痛がられていません。
私の講演の中でも触れましたが、即時荷重修復インプラントしたら、基本的には麻酔が来ているので、ちゃんとした噛み合わせの調整とか入った歯の具合は本当の感じ、麻酔が切れている普通に戻った状態の感じではないので、大丈夫なのかどうかは分からない、と思います。
なので、必ず麻酔が切れた翌日、もしくは翌々日には、私は拝見させていただいて、大丈夫なことを確認していますし、微調整とかも丁寧にしています。
講演の中で本当に短くしか話せなかったので、伝わらなかっただろうな、と反省しきりなのですが、即時荷重修復インプラントするなら、確かに3日以内に患者さんと会って、咬合調整とかの色々な微調整をするべきだ、と明言します。
患者さんと笑顔で会える為には、やはり腫らさない痛がらせてない身体に優しい低侵襲手術をしていないと会いにくいのではないでしょうか?
そう言う理由で、私自身低侵襲手術に邁進した、と言う面も強いのです。
勿論、2003年にラム先生の全てを拝見して、世界最先端中の最先端の低侵襲手術を見せていただき、これだ!と確信してそこからガラリ、と自分の手術を変え、一心不乱に突き進んで来たのが大元ですが。
本当に腫らせてないのか、痛がらせてないのか、そこは文章だけならいくらでも書ける、ちゃんと証拠となる写真を撮って見せないと、と日曜日の講演会では提唱されていました。
本当にその通りだ、と思います。
幸にも、私自身はfacebook と言う媒体を使って、次々と証拠写真を公開し続けています。
facebookページをご覧いただければ、沢山の過去の実例を見ていただけます。
それどころか、私は最も腫れが出る、痛みが強い、と言われる下顎骨性水平埋伏智歯抜歯でも、腫らさない痛がらせない低侵襲手術を徹底しております。
これらの写真がその実例です。
本当に腫らさない痛がらせない、患者さんの身体に徹底して優しい低侵襲手術をして来ています。
即時荷重研究会で、そのことが提唱されて、大歓迎です。
これで、本物と偽物とが、患者さんも見分けられるようになるでしょうから。
即時荷重できる歯科医は増えても、下顎骨性水平埋伏智歯抜歯で低侵襲やり切る歯科医はまだ殆どいないでしょうから。
ありがたい。
私のして来たことに風が吹いて来ています!!