のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

『江』初回を見て思い出した

2011-01-10 00:20:15 | ねころびテレビ
大河ドラマ『江』、はじまりましたね。

まず、個人的に最も(?)関心があったのは、
どんな映像になるかってこと。

去年の『龍馬伝』は暗めでザラッとしてたけど、
また、一昨年までみたいな
大河伝統の明るいクッキリ画面に戻るのか、
それとも…?

結果は、「ザラッ」と「クッキリ」の中間??
何か民放の時代劇みたいな絵だった…

(気を取り直して)

時任三郎演じる、
誠実感あふるる浅井長政、
カッコ良かった~

で、思い出した!

昔、時任さん(急に「さん」づけにチェンジ)が、
EPIC SONYと契約して、
レコード(まだレコードの時代)を出してた頃、
一緒にお仕事したことを。

もう25年以上前。
時任さんのシングル盤をつくることになり、
A面の歌詞は大御所の作詞家先生担当、
B面は、まだ海のものとも山のものともわからない、
のり屋のバーサンにお呼びがかかった

で、時任さんに似合いそうな詞を書いて、
OKが出て、
レコーディングは進み、
完パケ(完全パッケージ)寸前で、
時任さんが突然、言い出した…らしい。

「A面とB面、逆にしたい」

かくして、
大御所先生の作品はB面へ。
バーサン作がA面に。

嬉しいというより、驚いた。
大御所先生を差し置いたカタチになったし、
(↑あ、でも、この先生にもお会いしたことあるけど、
  とても穏やかで、お優しい方です)
はなからB面ぽい地味な楽曲だったから。

当時、資料として頂いた、
時任さんのプロフィールを見たら、
生まれ年も生まれ月もバーサンと同じ。
誕生日も近くて、同じ東京都内の生まれだった。

同い年として、
感覚的に通じるものがあったのか??

1度だけ、スタジオでお会いした時任さんは、
取りまきゾロゾロで、
やっぱり、ザ・スターー…だったなぁ。


その後、無事にシングル盤は発売になり、
時任さんはテレビの歌番組でも歌ったけど、
予想通り(?)、その曲は売れなかった

でも、良い思い出。

ま、当初の企画通り、
大御所先生の作品をA面にしても、
セールスは変わらなかったかも?…だけど。
(この期に及んで、負けおしみ

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