のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

最後の前進座劇場寄席

2012-12-06 02:14:00 | 落語会に行ってきた
毎年12月恒例、
前進座劇場の落語会に行ってきました。

寄席《噺を楽しむ》その五十七
柳家小三治
12月5日(水)夜の部・開演17時
@吉祥寺・前進座劇場

劇場閉館のため、
前進座寄席は今回がラスト

まずは開演前、劇場近くのカフェで、
昼の部を観てきたばかりの
落語好き友達・ババジェンヌさん(仮名)と
近況報告を兼ねてお茶

昼席では小三治師匠、
フランク永井と美空ひばりを歌ったと聞き、
劇場へ。

じゃ、夜はお歌はないかな?
と思いきや、どっこい。

夜の部では、
昼の2曲に加えて、
「誰も知らないかもしれないけど」
と前置きしながら、
『落葉松』『銀座の雀』なるお歌まで披露。

小三治師匠、
歌いたい熱が高じて、
来年はまたリサイタル(?)かな?

本題は『金明竹』。

まくらで「落語を覚えるのが苦手」
とボヤいておられたけれど…

関西弁の口上の
心地よさ滑らかさよ
(音楽のよう)

落語の神様が
小三治師匠の口を使って
しゃべっているみたいに見えた…

さすがです・・・
ひたすら、ためいき。。。

実は小三治師匠の登場前、
後列のオッサンから、
「(見えないので)
 首を右に10cmずらしてくれませんか?」
と言われてカチ~ン

じゅっせんち…って、
そんなに首まげたら、
こっちが見づれぇんだよ…
(もともと首痛もちだし)

てか、テメェが左に首まげて見ろよ!

と、振り向いて睨みつけたくなった。

が、物騒な世の中、
背後から刺されたりしてもコワイし
おとなしくのみこんだ。
(小心者です)

前の人の頭で高座が見づらいなんて、
よくあること。
自分だったら、
「今日は座席運が悪かった」
で、あきらめるけどね。

そんなによく見たいなら、
死にものぐるいで、
最前列の席でも取れっつーの

と、心の中で毒ヅクしかなかった。

終演後、後ろのオッサンを見たら、
自分と同世代か、若い??

わざわざ見やすくしてやったのに、
仁義ひとつないし。

この無礼者~!
心で飛び下痢…もとい、
飛び蹴りしてやったわい

帰りに井の頭通りで
車にでも轢かれろ~~
って、それは言いすぎですね。はい

最後の前進座寄席、
至福の『金明竹』に免じて、
許してあげるけどね。。。
ぶつぶつ。。。

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