今年3月に急逝したイラストレーター、
安西水丸さんの遺作本が出た。
『ちいさな城下町』(文藝春秋刊)
歴史の表舞台に残るメジャーな城ではなく、
マイナーな城の、その城跡が残る、
(あるいは残ってもいない)
小さな城下町を訪ねたエッセイ集。
群馬県の安中城(あんなかじょう)が
載っていると知り、
速攻、買い求めた
母方の祖母の、そのまた祖母が、
安中城の姫だったことは、
以前、このブログにも書きましたが、、、
何せマイナー中のマイナーな城。
2年前、NHKの『タイムスクープハンター』で
「日本に於けるマラソン発祥の城」として
取り上げられた頃でさえ、
ネット検索しても、
安中城に関する記事は、
拍子抜けするほど少なかった
群馬県の城リストに、
ひっそりと名前だけ連なってた程度。
その後、
大河ドラマ『八重の桜』で、
新島襄(オダギリジョー好演!)の
出身地として安中が知られ、
以来、急激に記事が増えたように思う。
この本に寄れば、
安中城跡の位置は、
地元のタクシー運転手にすら、
いまいち認識されていないようだ
現・安中市文化センターのあたり??
とはいえ、
安中城の歴史に関して、
ここまでページ数を割いて書かれた本は、
はじめて読んだ
一般的には
(あるいは城マニアですら?)
誰も見向きもしない城跡に心を寄せ、
こんな素敵な本をつくってしまう安西水丸さんは、
やはり途轍もなくセンスのいい人だなぁ。。。

ちょうど1年前の今日発売された、
ポパイのカレー特集。

目の奥まで洗われるような、
きれいな色。
逝去が惜しまれます。
日本のイラスト界の損失、
日本の文化的知性の損失。
安西水丸さんの遺作本が出た。
『ちいさな城下町』(文藝春秋刊)
歴史の表舞台に残るメジャーな城ではなく、
マイナーな城の、その城跡が残る、
(あるいは残ってもいない)
小さな城下町を訪ねたエッセイ集。
群馬県の安中城(あんなかじょう)が
載っていると知り、
速攻、買い求めた

母方の祖母の、そのまた祖母が、
安中城の姫だったことは、
以前、このブログにも書きましたが、、、
何せマイナー中のマイナーな城。
2年前、NHKの『タイムスクープハンター』で
「日本に於けるマラソン発祥の城」として
取り上げられた頃でさえ、
ネット検索しても、
安中城に関する記事は、
拍子抜けするほど少なかった

群馬県の城リストに、
ひっそりと名前だけ連なってた程度。
その後、
大河ドラマ『八重の桜』で、
新島襄(オダギリジョー好演!)の
出身地として安中が知られ、
以来、急激に記事が増えたように思う。
この本に寄れば、
安中城跡の位置は、
地元のタクシー運転手にすら、
いまいち認識されていないようだ

現・安中市文化センターのあたり??
とはいえ、
安中城の歴史に関して、
ここまでページ数を割いて書かれた本は、
はじめて読んだ

一般的には
(あるいは城マニアですら?)
誰も見向きもしない城跡に心を寄せ、
こんな素敵な本をつくってしまう安西水丸さんは、
やはり途轍もなくセンスのいい人だなぁ。。。

ちょうど1年前の今日発売された、
ポパイのカレー特集。

目の奥まで洗われるような、
きれいな色。
逝去が惜しまれます。
日本のイラスト界の損失、
日本の文化的知性の損失。