のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

まことズ・チルドレン

2016-02-20 21:08:22 | ひとりごと


先日、亡くなられた
女性建築家のパイオニア、
奥村まことさんのお別れ会に
行ってまいりました。

小・中・高時代の同級生のお母さん。

とりわけ小学校時代の同級生はみんな
(といっても過言じゃないほど)、
このお母さんから大きな影響を受けた。

クラスまるごと、
まことさんのファン。
まことズ・チルドレン状態。

ユーモアあふれる
超個性的なお母さんだったが、
子供たちに向ける視線は温かく優しく、
愛に満ち満ちていた。

ひとりひとりの本質を見抜き、
その個性を尊重し、
褒めて伸ばしてくれた。

まことさんに褒められると、
親や先生に褒められるより、
嬉しかったものだ。

友達のお母さんにこんな人がいて、
自分たちのクラスって、
つくづく幸せだよね。

と、今日も同級生としみじみ。

身近な人たちを自然をこよなく愛し、
この国の平和の行方に
つよい関心を持ちつづけていたという、
まことさんスピリットを継いで
生きていかないとね。

って、まことさんと自分じゃ
レベル的に雲泥の差だけど。
まずは動物と雑草が好きという共通点を
個人的に大切にしたい。

画像は亡くなる直前に、
まことさんが描いた絵の一部分で、
今日のご案内状に使われていた。

今日の会で全貌が飾られていたけど、
まことにまことさんらしく、
のびのび自由で、
思わず笑みがもれた。

が、もうお会いして
お話しできないと思うと、
同時に涙もにじむのだった。

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