映画『セトウツミ』観てきました。
世間的にも個人的にも、
大注目の若手俳優ふたり、
池松壮亮と菅田将暉の共演作。
自分的に池松をはじめて認識したのは、
10年以上前の大河ドラマ『義経』。
源頼朝の少年時代を演じていた。
平家の家来に引っ捕えられ、
清盛の前に放り出された少年・頼朝の
せつなくも毅然とした表情を見た瞬間、
この子は誰? 名前は何!?
憶えておかなくちゃ!!
(自称、子役ウォッチャーです。笑)
本題に戻って、と。
ふたりの男子高校生、
愛嬌オバカの瀬戸(菅田)と
クールな知性派の内海(池松)が、
放課後、石の段々に並んで座り、
ひたすらだらだら時間をつぶすお話。
役柄的にも真逆のキャラだけど、
ふたりの演技アプローチも
対照的なのね…と、つくづく。
どんな作品に出ても
さほど変わらぬ佇まいの池松と
作品ごとに容貌まで変えてしまう
カメレオン菅田。
それでいて、ふたりとも自然。
という共通点。
若手界、最高で最強の競演
深夜のショートドラマなどで
毎晩1話ずつ、
続編を観たくなるような作品でした