のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

身内内ブーム

2019-03-01 17:19:04 | 食してみた


「みないない」じゃなくて、
「みうちうち」じゃなくて、
「みうちない」と読んでください。

最近、身内内ブームの
ロシアケーキでおやつです。

兄からの差し入れ。
渋谷区笹塚の中山製菓製。

自分が思う、
最もロシアケーキっぽいビジュアルの
マカロンストロベリーいただきま〜す♪

さくさくのピーナツマカロンと
濃厚ストロベリージャムのコラボ✌🏻

菓子鉢は昔、
ロシア旅行で買いました。


ザ・ロシアな民芸品。


亡き父が大学のロシア語教授で、
冬休みなどにゼミの学生たちと
ロシアツアーをしており、
自分も一度だけ参加しました。
まだソ連の時代。

出発前、
東京で1ヶ月くらい治らなかった咳が
ウラジオストックに着いたとたん、
薬も飲まないのにケロッと治ったことを
よく憶えています。

当時、日本は物が溢れるバブルの時代。
モスクワの百貨店に行ったら、
商品がスッカスカで仰天👀
でも、その呆れるほどの物の無さ加減、
どこか気持ち良く感じる自分もいました。

市場を歩いていたら、
毛皮をまとい、金金のメガネをかけた、
富裕層の奥さんと思しき中年女性が
満面の笑顔で尾行してくる。

何事かと思ったら、
のり屋が着用していた、
緑色×紫色のチェックのダウンパーカと
紫色のナイロン製デイパックが
いたくお気に召した様子で、
パーカの胸ぐらを掴まんばかり。
(もちろん満面の笑顔で)

慌てて父を呼び、
通訳してもらったら、
「譲ってほしい」と。
父が丁重にお断りしてくれましたが。

それを譲ったら、
代わりに着て帰れるような、
カジュアルな防寒着やリュックが、
当時のロシアにはなかったので。

でも、この菓子鉢や
マトリョーシカのような民芸品は、
とても美しかったです。

ロシア旅行の思い出を
つらつら書いてしまった、
今日は父の一周忌。
(あっという間の1年でした〜😳)


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