昨日に続き、残っていた2羽も無事巣を離れ、3羽すべてが巣立って行きました。
1羽は朝7時過ぎに、そして最後の子は9時半ごろ。1羽めの子は朝、定点カメラのチェックをしたら、「あれ1羽いない」
と気が付いて分かり、玄関に出て外を見ると親(多分お父さん)と電線に留まっていました。
電線の上でばたばたと元気いっぱい
1羽で残った子はぽつんとしていて、何となく寂しそう。
僕、最後になっちゃった。。
「慌てることないから、お前が自分で決めればいいから」
まだ幼いヒナの時に少し成長の遅い子(恐らく遅く生まれた)がいたけれど、この子かもしれません。
親が2羽ともやってきて、1羽はヒナの横に留まり、もう一羽は車庫の中を飛び回っていました。早く飛び立って欲しい、
それが親鳥の願いのはず。 その後もこの子は怖いのか、そのまま巣で佇んでいたようだけれど、9時半ごろ車庫に行くと
丁度その時巣から離陸して車庫の中を旋回した後、凄い勢いで外に飛んでいきました。初めてでもあんなに飛べるんだ。
いつもながらツバメのヒナの飛行能力には驚かされます。
もうあの子たちには会えないかもしれないと思っていたけれど、お昼過ぎに3羽のヒナが電線に留まっているのを見つけました。
この付近にツバメの巣は他にないようなので、ほぼ間違いなく我が家から巣立った子たちです。昨日巣立った子とも無事会えたようです。
親は交互に餌を運んで大忙しです。
午後天候が急変し、大雨。ずぶ濡れになりながら餌を貰っていました。
一昨日まで3羽のヒナが元気に鳴いていた巣には、もう誰もいない。 ずっと見守ってきたので勿論巣立ちはうれしいですが、
やはり寂しさはあります。
巣の中と下の受け皿を確認すると、卵がひとつ落ちていました。重さがあり空ではないですが少しヒビが入っていました。
巣の高さくらいから落ちたと思われ、ツバメが意図して落としたのか、誤って落としてしまったのかはわかりません。
ただ巣の中は見た目よりも広く、きれいに円錐形に整えてあり、4、5羽なら育てられそうなので、誤って落としてしまった
というのが私の推測です。 この卵、しばらくしたら庭にそっと埋めてあげるつもりです。
あと2か月ほどで、東南アジアに向けての渡りの試練が彼らを待っています。 今年最初のペアの子5羽と合わせて全部で8羽
が巣立っていきました。 みな、どうか元気で無事で。 2組のペア、我が家の車庫を選んでくれてありがとう。
落ちてしまった卵は残念でしたが、そのガレージで生まれたヒナたちは幸運だと思います。
巣立ってもしばらくは親が餌をあげるんですね…ナルホド。
ところで今年はうちの周りでも10羽以上のツバメが飛び回っていたりして、その変則的な飛び方を見ているといつまでたっても飽きません。でもなぜか電線や屋根などに止まっているのを見たことがないのです。不思議な鳥です。
ほんと、無事に巣立ってくれてよかったです。 既に巣立ちから3日経ちましたが、昨日今日も親子連れで車庫前の電線に留まったり、
ヒナは、車庫の中を飛び回ったりしていました。 安心できる場所を提供できたことをうれしく思っています。
10羽とは沢山ですね。 そうそうツバメは変幻自在な飛行技術を持っていて、グライダーのように滑空していたかと思えば、急旋回急降下をしたり
たいへん飛び方がうまいですよね。 ところでそちらのツバメはこちらとまた違う種類でしょうか。沢山種類がいるようですが、
もしかすると「しあわせの王子」と同じアフリカからくるツバメでしょうか。