シェイクスピア原作 蜷川幸雄演出「ヘンリー六世」を観て来ました。
15世紀のイングランド~フランス。
エドワード三世の子孫が、ランカスター家の赤薔薇
と、ヨーク家の白薔薇
に分かれて争う薔薇戦争が題材です。
原作の戯曲
を読むと、見慣れない名前(同名も多いし)・地名のオンパレードで、王家系図も人物系図も複雑で、なかなか読み進みませんでした。
ところが、お芝居が始まると目の前に登場人物が生き生きと立ち現れ、すごい臨場感。
まるでその時代を体験しているかのようです。
私が座ったのは、上の写真の奥に見える、舞台の後ろ半分の所にこしらえてある席でした。
席の前でも、後ろでも、横でも、芝居が展開されます。
真上からは、人が物を降らすのが見えます。
槍持った兵隊がこっちに向かって全速力で走って来、ドスン!と槍を目の前に突く。
イングランドの王位を争う猛者らが、こちらを睨みつけて汗や唾を飛ばし、声を張り上げる。
ジャンヌ・ダルク&王妃(大竹しのぶ)が私より年上とは信じられない、清純さ+凶暴さで圧倒する。
たっぷりした赤い王衣を纏った、唯一の平和主義者:主演ヘンリー六世(上川隆也)が私の横を芝居しながら通る。
次、台詞を言わなきゃいけないかと思いました
次世代の主人公リチャード三世(高岡蒼甫)、王妃の愛人サフォーク伯爵(池内博之)、仏シャルル七世&エドワード四世(長谷川博己)もとても素敵でした。
午後1時開演で、終わったのは9時過ぎ。
15世紀イングランドの世界にたっぷり浸ることができ、ピンとこなかった世界史がちょっぴり身近になった気がします。
15世紀のイングランド~フランス。
エドワード三世の子孫が、ランカスター家の赤薔薇
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/benibara.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/aobara.gif)
原作の戯曲
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ところが、お芝居が始まると目の前に登場人物が生き生きと立ち現れ、すごい臨場感。
まるでその時代を体験しているかのようです。
私が座ったのは、上の写真の奥に見える、舞台の後ろ半分の所にこしらえてある席でした。
席の前でも、後ろでも、横でも、芝居が展開されます。
真上からは、人が物を降らすのが見えます。
槍持った兵隊がこっちに向かって全速力で走って来、ドスン!と槍を目の前に突く。
イングランドの王位を争う猛者らが、こちらを睨みつけて汗や唾を飛ばし、声を張り上げる。
ジャンヌ・ダルク&王妃(大竹しのぶ)が私より年上とは信じられない、清純さ+凶暴さで圧倒する。
たっぷりした赤い王衣を纏った、唯一の平和主義者:主演ヘンリー六世(上川隆也)が私の横を芝居しながら通る。
次、台詞を言わなきゃいけないかと思いました
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次世代の主人公リチャード三世(高岡蒼甫)、王妃の愛人サフォーク伯爵(池内博之)、仏シャルル七世&エドワード四世(長谷川博己)もとても素敵でした。
午後1時開演で、終わったのは9時過ぎ。
15世紀イングランドの世界にたっぷり浸ることができ、ピンとこなかった世界史がちょっぴり身近になった気がします。