「ほこ×たて」という番組で、“ピアノの音をめぐり、音のプロが激突”という企画をしていました。
牛田君の生演奏と、それを再現した自動演奏ピアノの音を、牛田君のレコーディングを手掛けてきた音のプロが聞き分けられるか?というもの。
自動演奏ピアノもYAMAHAが開発したディスクラビアE3という最先端の機種。
高感度センサーの記録と、電磁石でハンマーを動かすことで、演奏を完璧に再現できるという
番組では、「エリーゼのために」の初めのテーマを、棒弾きの子の演奏と牛田君の演奏を比べて紹介してました。
TVでは「劇的に変化する」、音のプロは「情感豊か」、出演者は「美しい」、と言ってました。
私も聴いてみて、何が違うかと言葉で具体的に言えば、音型の向かって行く方向、繰り返しのエコー、フレーズの終わり方・・・
何と言ってもこれらをまず、聴き取れる耳が必要ですよね。
集中力を持って、よく聴く。
それが第一歩。
ですよ、生徒の皆さ~ん
さて、音を聴き分けるプロのお二人は、無事、牛田くんの演奏を当てる事ができました。
「明らかに演奏が違う。」
「表現の幅が狭くなってる。」
「若干とげとげしいサウンドがあった。」
「表現が大きくなってるし、つやがある方が牛田君の生の演奏だと思ってる。」
これで思い出したのが、CDをダビングした時。
借りたCDの演奏が素晴らしかったので、コピーしたら、何か違う。
元の演奏のような輝かしさというか、臨場感?が失われてしまってがっかりでした。
これって、関連あるかもしれないですね。