アドバイスレッスンを受けて思ったこと。
うちの教室ではコンクールでも、どちらかと言うと通るためというより、本人がやりたい曲、今までしたことのない曲、弾き甲斐をより感じる曲を選曲しています。
しかし、実際勝ち抜いていくためには、比較的難しくない曲、求められる要素が少ない曲、経験したことがある曲を選んだ方がいいのかも知れません。
しかも一見そのように思われる曲でも、奥が深く、追求していくとどこまでもするべき事があります。
またその上、年々締切られるのが早くなり、短期間で選定しなければならないのです。
楽器の問題もあります。
グランドピアノとアップライトピアノでは、機構上、打鍵の仕方、ペダルに違いがあります。
そのペダルも、身体が大きく直接踏めるといいですが、例えばうちの4年生はまだアシストが必要です。
それを考えると、選曲がまた限られて来るのです。
今回は受けませんが、電子ピアノの生徒さんの場合、もっと難問があるので、どうしたものかと考えあぐねていました。
昨日、「電子ピアノで練習している生徒さんの為のピアノレッスンセミナー」というのが催されたので行ってきました。
音・鍵盤・ペダル、言うなれば、あらゆる物がピアノとは違うので、(当然ながら)同じ手法では駄目だ言う事。
ここでお聞きした〝電子ピアノの生徒さんを上達させる方法”は、アップライトをお使いの生徒さんにも共通したことがあり参考になりました。
ともかく、コンペティションまで1ヵ月。
ちょっと難しい曲選んじゃったかな
S先生には、アップライトでも、グランドの弾き方を練習する方法等々、アドバイスを戴きました。
やるべき事はたくさんありますが、学べることもたくさん。
とことん、追求して行きますよ!