K君が演奏したのは、ロカテッリ「メヌエット」とシュミット「ソナチネ」。
2週前には急用でお休みしましたし、前日練習も来れませんでした。
でも、本番への準備が出来ていたので、心配はありません。
お母様によると少ない時は10分くらいのこともあるけど、毎日弾いている。
大体30分くらい。
先週は、心配していたところがすっかりよくなっていてどんな風に教わったの?と驚いた!
とおっしゃってました。
「上手になっておいで」とお母様に送り出されると言ってたK君。
レッスンに来たとき、弾きたくてたまらない様子のK君は、挨拶するやいなやピアノに向かっています。
そして、「弾いてきたよ!どんなもんだ。」
と自信有りげに振り返ります。
先週の課題は大抵克服してきています。
そして、更に美しい深い演奏を目指すレッスンへ。
「?・・・僕、そう弾いてなかった?」と言うことも、結構あります。
よく聴いてごらん。
と少々あわてんぼうのK君を落ち着かせ、取り出してゆっくりしてみます。
手指の微妙なタッチで、音色が変化します。
「あー、こうするから、こうなるのか・・・」
みたいな事をつぶやき、その場で何度も納得するまでやってみます。
いつも、もういいよ、次行こうというまでやっています。
その集中力で最近はすぐできるようになり、上記のように翌週もちゃんと身についてることが増えてきました。
”レッスンでできても、翌週できてない”というのは、よくあることで、私や生徒(はどうかな?)の悩んでいるところです。
(このことは、やはりそれで悩んでるT君の、お母様がコメントでアドバイザーの先生に訊いてくださったので、何かご返答頂けてるかも知れません)