昨日は、京都での勉強会でした。
夏休みという事で、原田先生による公開レッスンがありました。
お一人目の、小1の男の子。
リンクにあるN先生の生徒さんです。
ここでも御紹介した、ファーストレッスン・シリーズを使われています。
ピアノファーストレッスン「22.ガンツのぼうけん」
こどものおんかいれんしゅう「イ短調」
ピアノファーストレッスン・コース2「9.まいごのレンゲソウ」
元々綺麗な音色を出していた生徒さんですが、原田先生のお声掛けで、ますます表現しようという想いを膨らまされたようでした。
うちの教室にもファーストレッスンを使ってる年中さんが3人、年少さんが1人いますが、美しい音色、心のこもった演奏を目指し、少しずつ進んでいます。
まだ年齢的に身体の発達の事がありますので、無理せず、それぞれ得意な面から伸ばして行けたらと思っています。
特に、1の指は、他の指と生え方が違いますので、なかなか難しいのです。
まず、3。
2、4。
この3本がしっかりすると、5、1もできて来ます。
そして、体操、にこちゃんボール、
洗濯バサミ、キツネじゃなくて
さん。
それぞれ、やった人はわかるかな?
少しずつ、発達を待ちつつ、育てて行きたい可愛いヒヨコさんたちです。
その後の公開レッスン
名曲レパートリー①「48.子どものために第1巻1.遊んでいるこどもたち」バルトーク・・・小2
名曲レパートリー③「17.バガテル」ベートーベン・・・小6
名曲レパートリー⑤「5.ソナタ悲愴第3楽章」ベートーベン・・・中3
どれも今さらながら、いい曲だな~。
ぜひ、うちでもこの3曲はするようにしたいな~、と思って聴いていました。
中3の生徒さんは男の子で、野球部に所属しつつピアノをされていて、カッコよく、最前列真ん中に座った一人目の生徒さんは「憧れのお兄ちゃん・・・」と思って聴いておられたのではないでしょうか?
うちの教室にも中3の男の子がいます。
幼稚園年中からずっと来てて、サッカーや中学受験もやりながら、コンクールやコンサートにもできるだけ参加されていました。
去年のクリスマス会ではショパンのワルツを演奏。
今は、マクドーウェルの「森のスケッチ」に取り組んでいます。
この生徒のお兄ちゃんも、高3の途中までずっと来ていました。
今は、大学生になり、軽音楽部でドラムをする予定だそうです。
発表会ではいつも兄弟で連弾をしていました。
家族・兄弟で楽しめるって、素敵ですね
お題の1の指ですが、後の4本と生えてる方向が違うだけに、いくつもの大変重要な役目を担っています。
和音、跳躍、指くぐりなど、1の指がこの向きに生えてなかったら、どうなっていたでしょう。
スケール(音階)、オークターブ奏など、困難を極めていたでしょうね。
第1、物を掴むということができませんし。
だからこそ、この1の指、大切に育んで行きたいものです。
さて、いつも楽しみにしている勉強会ですが、私には困ったことがあるのです。
私は慢性膵炎という持病があるので、皆さんとのランチが出来ずに帰らねばなりません。
お弁当持って行けたらいいのにな、っていつも思います