今日の朝、起きてびっくり。
目の前の河川敷公園が全部、川になってるではありませんか!
四角い枠は、テニスコートの防護ネットです。
左手前の管理室も水没しています。
土手の一番高い所にある道に、後少しまで来ています。
カラスたちが、地面に止まってうろうろし、時折水の上を旋回しています。
巣が流されてしまったのでしょうか。
これを超えたら、こちら側に流れ込んで来ますよね?!
そうなると、大へんな災害になります。
見ていると、嵩が増して来てるように思えます。
でも、もう雨はほとんど降っていません。
ニュースを見ると、桂川や宇治川がえらい事になっています。
それが、こちら(ワンド辺り)でなぜ?
と思い、淀川流域地図を探してみました。
なるほど、桂川・宇治川・木津川の3川が合流して流れて来てるのですね。
夜になっても、一向に引く様子がありません。
枯草、木くず、ゴミなどがいっぱい流れて来ています。
いつになるか分からないけど、水が引いた後の始末、大へんだろうな・・・。
淀川は昔からよく氾濫し、昔は2階に荷物を置き、舟を吊るし、水害に備えていたそうです。
小学生の時、夏休みの自由課題で「守口の歴史」を選び、祖父や父にそんな話を聞きました。
代表に選ばれて、全校児童の前で発表したのはいい思い出です。
守口では、度重なる氾濫に、川の流れを変えた庄屋が処刑されたという話 が残っています。
守口市立寺方小学校校歌に “人の鏡の喜左衛門 里のほまれよ 誇りよと・・・”
守口市立大久保小学校校歌に “弥治右衛門の績(いさお)しに 甍(いらか)の風は 朝を呼ぶ・・・”
と歌われています。
(どちらも嘗て、音楽専科講師として勤務しましたので、校歌はよく知っています。)
うちの先祖も三郷で庄屋をしていたので、もしかしたら私も生まれてなかったかも知れません。
その後、曾祖父にあたる咲三郎(父はその孫)が、三郷村の村長から茨田郡の郡長になり、この堤防の工事に着手したと聞いています。
それにしても、こんなに水嵩の増えた淀川を観たのは初めて。
改めて自然の驚異を感じずにはいられません。
おや?
窓の外がいやに明るい。
お月さま・・・。
そして・・・?
水没テニスコートに見事に反映、煌々と照らしていました。