ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ウェリントン9回目行:和食タツシ

2025年03月12日 | 北島:ウェリントン

2023年10月ウェリントン2日目


「ウェリントンに行くなら」
と、長らく首都に住んでいた
知人に勧められたのが和食店


タツシ



「旅先で和食」という選択肢
がほとんどない私たちなので
まったく知らない店でした。



2012年創業。NZで同じ個人
オーナーが10年以上続けてい
るとなれば老舗に入るのでは

そのままのレンガが温かい


オーナーシェフは三国達志氏
日本で長年調理師経験があり
「本当の日本の料理」が趣旨


毎朝鰹と昆布の出汁を取り
季節の素材で料理を表現
毎日、本日のおすすめがあり



手作り豆腐は乾燥大豆を水
に浸けることから始めて、
魚の仕入れは自分達で行き


手作りへの熱意・努力・手間
を惜しまず、お客様との距離
を大切に、心のこもった温か
いサービスをすることを実践
(※HPより)


基本のキなのでしょうが、こ
れを地道に続けることは生易
しいことではないはずです。


原料の値上がり(特に和食店
は円高の影響を受けやすい)
や人件費、賃貸料の高騰が続
く中、基本と質を忠実に守り
ながら10年以上続く店という
のは、確固たる固定客に支え
られ信頼を得ている証拠では


質を守るための価格調整が固
定客に理解され、客側にも受
け入れのキャパがあるのでは

ともあれ、乾杯


ウェリントンの地ビール

初恋
恋が鯉なところが、外国感


こうなったらつまみは枝豆



食事の前から店に物語があり



襟を正して丁寧な作りに舌鼓



手作り豆腐



海外だと夢のよう



今まで知らずに損した気分🥲



隣のテーブルが初デートらし
い若い2人で、和食は初めて
という彼女に彼が語る説明が
なんとも微笑ましくニマニマ



彼女がフィンランド系らしく

「フィンランド語でなんて言
うの?」と聞きつつ初々しい


旬の走りの頃だったアスパラ

10月だと初アスパラだったか


海外在住の日本人が夢見る正
統和食店ではないでしょうか



海外での食の現地化自体は悪
いことではないのですが、時
としてそれが創作料理の域に
まで達し、和食を求めて訪れ
た者が面食らうこともあり、
ブレがないのはありがたい。

最後に三国氏にご挨拶して、
ぜひまたいつか


おやすみおふたりさん



メディアのスタッフの前を通
ったら煌々と照明がついてい
て総選挙結果の報道準備中



ホテルに戻り中継を見ながら
「政権交代か~
と首都でのライブ体験に感動

マオリ党のラウィリ・ワイテ
ィティ党首が実にマオリ(笑)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする