2022年1月のトンガリロ2日目
ルアぺフ山ろくのファカパパ
スキー場からホテルに戻り、
トレッキングシューズに履き
替えて周辺の短いコースへ。
いくつもコースがあり、さす
が世界遺産。手つかずの自然
を邪魔しない素朴な遊歩道。
トンガリロクロッシングに人
が流れるせいか誰もいない(笑)
「雨の後?水が濁り始めた」
と思ったら茶色いのは岩で、
水ではありませんでした
ここはゴールデンラピッズと
いう早瀬。岩の色はなんと錆
錆びる岩
トンガリロ一帯はルアぺフ山
など火山活動が盛んなエリア
火山灰や火砕流には鉄分が含
まれており、それが酸素の少
ない沼地から川に流れ込む中
で酸素と接触し錆が生じ、粘
着力の強い粘土質と混ざって
岩や川底に付着することで、
黄金色の川となるそうです
黄金色でも『鉄はたんまりあ
るけど、黄金はない』そう
(👆案内板にそうありました)
さらに行くと、ルアぺフが
誰もいないのがもったいない
ほどよく整備された道です。
この辺も世界遺産基準なのか
地表に出て空気に晒されると
一段と錆が鮮やかになるよう
至るところで錆びた岩の河底
これでも濁流ではなく清流
この辺の岩は水から露出して
いる上、周辺の植物が酸素を
出すため錆びついています。
ここはシリカラピッズといい
アルミを含んだシリカが固ま
って川底が乳白色のガラスの
ようにツルツルになった場所
鉄の次はアルミだった
ここもまた水は清流です。
さんざん歩いて気づいたのが
標示時間が片道のみなこと
以前歩いたのは周遊コースだ
ったのでついうっかりしてい
ました。ホテルに戻るのに1
時間15分。この先は今回断念
というか、ホテルでのディナ
ーの予約に間に合わな~い💦
早歩きで戻りシャワーを浴び
ちょっと遅れつつ夕食開始
思ったほど混んでおらず、遅
れた私たちへのホテルの対応
も素晴らしくいいディナーに
この時は知りようがなくとも
残念ながらこれがシャトーで
の最後の晩餐になりました。
ここまで赤くなるのは珍しいです。砂漠なら見られますが、水が流れている川の中ですから。アルミも珍しいです。A級スポットですね。
そして、ホテルのディナー。A級グルメ(^.^)
砂漠にはある現象なんですか。さすがよくご存知ですね。地球の内臓を見ている気分でした。
しかし、このホテルなくなってしまうんです(涙)