The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:2023-Dec./1

2023-12-11 | ブックレヴュー&情報
※『受験生な謎解きに向かない』ホリー・ジャクソン

創元推理文庫 2024年1月12日発売予定

【内容概略】
≪高校生のピップに招待状が届いた。試験休み中、友人宅で架空の殺人の犯人当てゲームが
開催されるという。舞台は1924年、孤島に建つ大富豪の館で、参加者は同級生とその兄の7人。
開始早々、館の主が心臓を刺されて死亡しているのが発見される。勉強が気になって乗り気
ではなかったピップだが、次第にゲームにのめり込んでいき……。『自由研究には向かない
殺人』前日譚。≫

『自由研究には向かない殺人』、『優等生は探偵に向かない』、に続き『卒業生には向かな
い真実』で三部作は完結しましたが、今作は一作目『自由研究には向かない殺人』の前日譚
となる作品だそうです。
これは外せませんね。

※『魔の聖堂』ピーター・アクロイド

白水Uブックス 2023年12月13日発売

【内容概略】
≪18世紀初め、ロンドン大火後の都市計画の一環として建設中の七つの教会に異端の聖堂建
築家ダイアーが仕掛けた企みとは。一方、現代のロンドンで連続する少年殺人事件の謎を追
うホークスムア警視正は次第に暗い影に絡み取られていく。時間と空間、過去と現在が交錯
する都市迷宮小説の傑作。≫

この作品は過去に新潮社から刊行された版もあった様ですが、今回は白水社から新書版での
発売です。
気になるストーリーの様で、是非読んでみたい作品です。

※『オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き』サムエル・ビョルク

ディスカヴァー文庫 2019年3月28日発売

【内容概略】
≪あの連続誘拐事件から半年―。
特別班に舞い込んだ新たな殺人事件はノルウェーを恐怖の渦に巻き込んだ。
おどろおどろしい儀式のいけにえのように飾り立てられ息絶える被害者たち。
彼らの胃には、共通して鳥の餌が詰め込まれていたのだ。
ネットに流れる怪映像、主人公ミアを狙う謎の女、そして、全身に羽を纏う、「梟」の男…。
殺人捜査課特別班に降りかかる第2の試練。
『アイム・トラベリング・アローン』に続く、オスロ警察殺人捜査課シリーズ第二弾。 ≫

この作品は全くチェック漏れでした。
一作目の『アイム・トラベリング・アローン』は随分前に読んでいて感想も書き、2作目もある
とわかっていたのにすっかり記憶の彼方になってしまっていました。

「アイム・トラベリング・アローン」


私が読んだのはハードカバーでしたが、その後文庫版も発売されたようです。
(上記書影は文庫版)

今作も遅ればせながら、慌てて(?)読もうと思います。

出版社からの案内には

北欧ミステリの重さとハリウッド映画流のエンタメ性とのバランスが絶妙な一作だ。
世界30カ国以上で刊行!
ベストセラーリスト(ペーパーバック・フィクション部門)第三位

そして、英ITV にて映像化予定とされています。
現時点では情報出ていませんが、注目です!
益々楽しみですね。





(source : 創元社、白水社、ディスカヴァー・トゥエンティワン)