“The Lost King” 2022年
この映画の事は全く情報を持っていなかったんですが、何という手落ち!!
これは外せないでしょ。
あの”リチャード3世”の遺骨発見の立役者となったフィリッパ・ラングレーの実話の映画化です。
と、書いたものの、リチャード3世の遺骨発見情報は知っていたものの、その立役者となったのが
フィリッパ・ラングレーと言う女性であった事は全く知りませんでした。
今更ですが、
リチャード3世は1485年ボズワースの戦いで戦死。
その後遺骨は行方不明となっていました。
取りあえずこの作品の概要を;
仕事も家庭もうまくいかず、浮かない表情を見せるエディンバラの主婦フィリッパの日常から始まり
ます。息子とともに観劇したシェイクスピア史劇で、リチャード三世の既成事実に疑問を持つ彼女で
したが、「シェイクスピア批判か?」と一蹴されてしまいます。悶々とした日々を過ごすフィリッパ
の前に現れたのは、彼女の幻が作り上げたリチャード三世! 「これは、運命の出会い!?」と感じてか
ら、フィリッパはレスターを訪れたり、リチャード三世教会に入会して、いろんな人物とコンタクト
を取るなど、遺骨探しに没頭します。そして、ついにリチャード三世の遺骨が埋まる場所を探し出し
たフィリッパでしたが、そこはなんと地面に「R」という文字が書いてある駐車場だったのでした……!
キャスト:
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本:スティーブ・クーガン、ジェフ・ポープ
出演:
フィリパ・ラングレー:サリー・ホーキンス
ジョン・ラングレー:スティーブ・クーガン
リチャード3世:ハリー・ロイド
その他
マーク・アディ、リー・イングリビー、アマンダ・アビントン
(リー・イングリビーは『孤高の刑事ジェントリー』が懐かしいですね。そして、アマンダも出ている
様です←又さっと流す)
※ リチャード3世に扮するハリー・ロイドは、”ゲーム・オブ・スローンズ” でお馴染みですね
Trailer はコチラ
↓
https://youtu.be/02qgTO8uejQ
この作品は色々な意味で感慨深いし、特別に興味のある作品です。
リチャード3世に関しては、古くはシェイクスピアの作品で”異形の悪王”のイメージで知り、その
後(これも大昔になりますが)ジョセフィン・テイ著の『時の娘』で別のイメージを持ちました
が、何しろ何が正しいのか分からない歴史上の人物でもありながら興味を持っていた人物でした。
その後、ロンドンオリンピックを機に製作されたシェイクスピア作品特集”THE HOLLOW CROWN”
(日本では『嘆きの王冠』)の中でリチャード3世パートも製作され、これが何ともベネディクト・
カンバーバッチのリチャード3世という事で 当時大いに盛り上がり(含むワタクシ)夢中で見入った
物でした。
その時も随分久し振りに『時の娘』を読み直したのですが、この作品はミステリとしても名作とさ
れているし、大変納得出来る内容で、リチャード3世の実像を考え直す機会にはなりました。
リチャード3世に関しては、世界中に”Richard III Society” があり、歴史上でリチャード3世の正し
い姿、存在を研究している集まりがあります。
そんな中、1912年、行方が分からなかった王の遺骨が発見されたというニュースがあり、その事
からこれまでの説を覆す事実が色々と分かって来ました。
(この遺骨発見のニュース動画は”The Hollow Crown”『リチャード3世パート』にも載せました)
その後王の遺骨は再埋葬されたのですが、その時の情報も過去記事に載せてあります。
そんなこんなで、リチャード3世には特別の思いを持っていた為、今回の映画も大変興味深い思
いで是非観たい作品になりました。
又、その後ひつこく『時の娘』も読み直しましたので、宜しければご覧下さい。
歴史ミステリ不朽の名作といわれています。 何度も読み返す大好きな作品です。
⇩
『時の娘』ジョセフィン・テイ著
* その他の 『嘆きの王冠』に関しては、右カテゴリー欄
”The Hollow Crown” をご参照下さい (とんでもなく豪華な出演者です!!)
尚、
『ロスト・キング 500年越しの運命』日本公開は、
9月22日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
(source :British culture, Culture-pub.jp, 映画.com. & etc.)
この映画の事は全く情報を持っていなかったんですが、何という手落ち!!
これは外せないでしょ。
あの”リチャード3世”の遺骨発見の立役者となったフィリッパ・ラングレーの実話の映画化です。
と、書いたものの、リチャード3世の遺骨発見情報は知っていたものの、その立役者となったのが
フィリッパ・ラングレーと言う女性であった事は全く知りませんでした。
今更ですが、
リチャード3世は1485年ボズワースの戦いで戦死。
その後遺骨は行方不明となっていました。
取りあえずこの作品の概要を;
仕事も家庭もうまくいかず、浮かない表情を見せるエディンバラの主婦フィリッパの日常から始まり
ます。息子とともに観劇したシェイクスピア史劇で、リチャード三世の既成事実に疑問を持つ彼女で
したが、「シェイクスピア批判か?」と一蹴されてしまいます。悶々とした日々を過ごすフィリッパ
の前に現れたのは、彼女の幻が作り上げたリチャード三世! 「これは、運命の出会い!?」と感じてか
ら、フィリッパはレスターを訪れたり、リチャード三世教会に入会して、いろんな人物とコンタクト
を取るなど、遺骨探しに没頭します。そして、ついにリチャード三世の遺骨が埋まる場所を探し出し
たフィリッパでしたが、そこはなんと地面に「R」という文字が書いてある駐車場だったのでした……!
キャスト:
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本:スティーブ・クーガン、ジェフ・ポープ
出演:
フィリパ・ラングレー:サリー・ホーキンス
ジョン・ラングレー:スティーブ・クーガン
リチャード3世:ハリー・ロイド
その他
マーク・アディ、リー・イングリビー、アマンダ・アビントン
(リー・イングリビーは『孤高の刑事ジェントリー』が懐かしいですね。そして、アマンダも出ている
様です←又さっと流す)
※ リチャード3世に扮するハリー・ロイドは、”ゲーム・オブ・スローンズ” でお馴染みですね
Trailer はコチラ
↓
https://youtu.be/02qgTO8uejQ
この作品は色々な意味で感慨深いし、特別に興味のある作品です。
リチャード3世に関しては、古くはシェイクスピアの作品で”異形の悪王”のイメージで知り、その
後(これも大昔になりますが)ジョセフィン・テイ著の『時の娘』で別のイメージを持ちました
が、何しろ何が正しいのか分からない歴史上の人物でもありながら興味を持っていた人物でした。
その後、ロンドンオリンピックを機に製作されたシェイクスピア作品特集”THE HOLLOW CROWN”
(日本では『嘆きの王冠』)の中でリチャード3世パートも製作され、これが何ともベネディクト・
カンバーバッチのリチャード3世という事で 当時大いに盛り上がり(含むワタクシ)夢中で見入った
物でした。
その時も随分久し振りに『時の娘』を読み直したのですが、この作品はミステリとしても名作とさ
れているし、大変納得出来る内容で、リチャード3世の実像を考え直す機会にはなりました。
リチャード3世に関しては、世界中に”Richard III Society” があり、歴史上でリチャード3世の正し
い姿、存在を研究している集まりがあります。
そんな中、1912年、行方が分からなかった王の遺骨が発見されたというニュースがあり、その事
からこれまでの説を覆す事実が色々と分かって来ました。
(この遺骨発見のニュース動画は”The Hollow Crown”『リチャード3世パート』にも載せました)
その後王の遺骨は再埋葬されたのですが、その時の情報も過去記事に載せてあります。
そんなこんなで、リチャード3世には特別の思いを持っていた為、今回の映画も大変興味深い思
いで是非観たい作品になりました。
又、その後ひつこく『時の娘』も読み直しましたので、宜しければご覧下さい。
歴史ミステリ不朽の名作といわれています。 何度も読み返す大好きな作品です。
⇩
『時の娘』ジョセフィン・テイ著
* その他の 『嘆きの王冠』に関しては、右カテゴリー欄
”The Hollow Crown” をご参照下さい (とんでもなく豪華な出演者です!!)
尚、
『ロスト・キング 500年越しの運命』日本公開は、
9月22日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
(source :British culture, Culture-pub.jp, 映画.com. & etc.)
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