※ 『招かれざる客 小説版』 アガサ・クリスティ
早川書房クリスティー文庫 2024年9月25日発売予定
【内容概略】
≪11月の寒々とした晩。南ウェールズの霧深い田舎道で車が脱輪し、男は近くの大きな屋敷に
助けを求めた。だが、そこには車椅子に座った屋敷の当主の射殺体が。そして傍らには当主の
若く美しい妻が銃を握って立っていた。果たして妻が犯人なのか? どんでん返し連打の名作
戯曲をチャールズ・オズボーンが小説化!≫
アガサ・クリスティによる戯曲は何作かありますが、その中で ”世界で最も長い連続上演をし
ている演劇として知られている, そして今なお上演し続けている『ねずみとり』、その他何度
か映画化、ドラマ化もされた「『検察側の証人』等何作かあります。
この作品は多分読んだことがない(かな?或いは全く覚えていない?)と思うのですが、今回
はチャールズ・オズボーンによる小説化された作品です。
ご本人以外により小説家されたという事ですが、どんな風になっているのか・・・。
是非読まねば!
(初めて知ったのですが、以前他出版社からも刊行されていたようですね)
※ 『ウォッチメーカーの罠』 ジェフリー・ディーヴァー
文藝春秋 2024年9月24日発売予定
【内容概略】
≪高層ビル建設現場で大型クレーンが倒壊し、作業員が死亡、周囲に多大な損害をもたらした。
犯行声明を出したのは富裕層のための都市計画に反対する過激派組織。開発を中止せねば同じ事
故がまた起こるというのだ。タイムリミットは24時間。科学捜査の天才リンカーン・ライムに捜
査協力が要請された。微細証拠の分析と推論の結果、おそるべき結論に達したライムはつぶやく――
「犯人は――ウォッチメイカーだ」≫
18万部のベストセラーとなった名作『ウォッチメイカー』で登場した〝ウォッチメイカー〟が、
〈リンカーン・ライム殺害計画〉をひっさげて帰ってきた! ホームズvsモリアーティを超える「怪
人対名探偵」の名作、ここに誕生!
ついに再びのウォッチメーカー登場!ですね
ジェフリー・ディーヴァーの作品は、”ドンデン返し”の連続で、最後まで気が抜けないし、色々憶測
してしまい、これでもかの”ドンデン返し”につい構えて読んでしまうようになりました。
それでも、又もや!ってなるんでしょうね。
※ 『リスボンのブック・スパイ』 アラン・フラド
創元推理文庫 2024年9月27日発売予定
【内容概略】
≪第二次世界大戦下、ニューヨーク公共図書館で働くマリアは、リスボンに旅立つことになった。
彼女の任務は、連合国による戦略分析のため、枢軸国の書籍を収集すること。同時期のリスボン
では、書店を営む青年ティアゴが、書類偽造の天才ローザとともに秘密のユダヤ人避難活動を行っ
ていた。マリアはふたりと出会い、図書館員として、秘密任務を与えられたスパイとして、より深
く戦線に踏み込んでいく――戦時のリスボンを舞台に、本を愛する者たちの戦いを描く傑作長編! ≫
時代背景と共に、図書館関連ミステリ作品はいつも気になり、心惹かれます。
リスボンが舞台、という点も珍しいし 今作はどうでしょう・・・・。
(source : 早川書房、文藝春秋、創元社 & etc.)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます