The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:Sep./5(2024)

2024-09-20 | ブックレヴュー&情報
このところボチボチと取り掛かり始めているクラシックミステリの再読ですが、次々に新訳版が刊
行されるお陰で、又新たな感覚、改めて感じるトリックの妙等、新訳ならではの楽しみが出来てき
ました。
なので、今回も再びクラシックミステリの新訳の中から。

※ 『フォックス家の殺人(新訳版)』 エラリイ・クイーン

ハヤカワ・ミステリ文庫 2020年12月17日発売

【内容概略】
≪故郷ライツヴィルに帰還した戦争の英雄デイヴィー・フォックス。激戦による心の傷で病んだ彼は、
妻を手に掛ける寸前にまで至ってしまう。その心理には、過去に父ベイヤードが母を毒殺した事件が
影響していると思われた。彼を救うには、父の無実を証明するほかない。相談を受けたエラリイは再
調査を請け負うも、当時の状況はことごとくベイヤードを犯人だと指し示していた……名探偵エラリ
イが十二年前の事件に挑む。≫

探偵エラリイが十二年前の事件に挑む。新訳決定版。

大昔読んだはず(?)ですが、新訳で読み直しです。

※ 『『三人の名探偵のための事件』 レオ・ブルース

扶桑社 2017年9月2日発売

【内容概略】
≪サーストン家で開かれたウイークエンド・パーティーの夜、突如として起こった密室殺人事件。
扉には二重の施錠がなされ、窓から犯人が逃げ出す時間はなかった。早速、村の警官ビーフ巡査部長が
捜査を開始するが、翌朝、ウィムジイ卿、ポアロ、ブラウン神父を彷彿とさせる名探偵たちが次々に登
場して……≫

レオ・ブルースのデビュー作にして代表作。
パロディセンスの光る愉快なミステリ小説。

この作品は今回初めて読む作品ですが、
読了後元ネタの名探偵たちの作品を改めて読みたくなる・・・と言われている楽しそうな作品です。

※ 『皇帝のかぎ煙草入れ【新訳版】』 ジョン・ディクスン・カー

創元推理文庫 2012年5月20日発売

【内容概略】
≪婚約者の父を殺したと疑われるイヴ。部屋に侵入した前夫のせいでアリバイを主張できない彼女は、
絶体絶命の窮地に陥る。女王クリスティを驚嘆させた巨匠カー不朽の本格編。 ≫

今更述べる必要もありませんが、
1942年に発表された カーの中期の代表作と言われている ”ノン・シリーズ”物の長編作品。

新訳で、改めて新鮮な気持ちで読み直すのが楽しみな作品の一つです。





(source : ハヤカワ、扶桑社、創元社 & etc.)









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