The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:2023-Oct./2

2023-10-12 | ブックレヴュー&情報
※ 『闇夜に惑う二月』アラン・バークス

ハヤカワ・ミステリ文庫 2023年10月18日発売予定

【内容概略】
≪胸に謎の言葉を刻まれ殺された男は、麻薬王の娘の婚約者だった。ギャングの抗争で治安が
悪化する中、マッコイは捜査を行うが……。≫

グラスゴーを舞台にしたハリー・マッコイ刑事による、『血塗られた一月』に続く二作目です。
(タイトルに”一月”、”二月”と続きますが、この後も”三月”、”四月”・・・・というタイトルで
続編が予定されている様です)

マッコイはこれ迄の刑事像とは少しタイプが違う(私見)の様に感じます。
なかなか興味深いキャラクターなので、そんな意味でも2作目を読んでみなくては...と
感じています。

※ 『叫びの穴』アーサー・J.リース

論創海外ミステリ 2023年10月27日発売予定

【内容概略】
≪ホテル滞在中、テーブルにナイフを突き立てるという不穏な行動をとって失神した若者を医
師と一緒に介抱したグラント・コルウィン探偵。その若者は意識が戻るやホテルから姿を消し
てしまう。その翌日、コルウィン探偵は失踪した若者が湿地のはずれにある宿屋で老人を殺害
した犯人として指名手配されていた衝撃の事実を知り、宿屋殺人事件の捜査に加わることにし
たが、一癖も二癖もある人々に翻弄され、とうとう事件の追求を放棄する。そんな中、逃亡中
の若者が捕縛され、裁判で死刑判決を下されたのだが、彼は頑なに沈黙を貫いていた……。≫

評論家・井上良夫に「探偵小説の面白味をまさに満喫させてくれる」と高く評価された、折目
正しい英国風探偵小説が103年の時を経て初邦訳!

今回初めてお目に掛かった作家さんの作品ですが、紹介文をみて惹きつけられました。

※ 『孔雀屋敷』イーデン・フィルボッツ

創元推理文庫 2023年11月30日発売予定

【内容概略】
≪一夜にして三人の死者が出た事件を調査するため、イギリスから西インド諸島へ旅立った私
立探偵。調べるほどに不可解さが増す事件の真相が鮮やかに明かされる「三人の死体」。
孤独な教師の不思議な体験「孔雀屋敷」や、奇妙な味わいの「鉄のパイナップル」、さらに
「クイーンの定員」に選ばれた本邦初訳作「フライング・スコッツマンでの冒険」など、初訳・
新訳で贈る全6篇。≫

『誰がコマドリを殺したか』等数作品を読んだ事があるフィルポッツですが、随分久し振りに
新訳で発売になる作品です。
これも楽しみです。






(source : ハヤカワ、論創社、創元社 & etc.)







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