大川原有重 春夏秋冬

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浪江町遺族会:原発事故で捜索遅れ…東電に慰謝料請求

2012-08-16 10:00:00 | 原子力関係
浪江町遺族会:原発事故で捜索遅れ…東電に慰謝料請求より転載
毎日新聞 2012年08月09日 21時39分

 東日本大震災の津波で家族を亡くした福島県浪江町遺族会の333人が9日、東京電力に損害賠償を求め原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)に和解仲介を申し立てた。東京電力福島第1原発事故で立ち入りが制限される警戒区域が設定されたことから、生存者や犠牲者の捜索が遅れ精神的苦痛を受けたとして、犠牲者の数に応じ遺族1人当たり1000万円の慰謝料を請求した。

 申し立てを行ったのは、警戒区域で死亡したとみられる164人の遺族。遺族会の叶谷守久会長(72)は「震災から1年半近くたっているが、いまだ悲しみを抱えている人が多くいる。その償いをしてほしい」と話した。【三村泰揮】

原発事故で救出できず慰謝料求める

2012-08-16 09:00:00 | 原子力関係
原発事故で救出できず慰謝料求めるより転載
8月9日 18時48分 NHKニュース


原発事故の発生で避難を余儀なくされたため、家族などの救出活動を行えなかったとして、福島県浪江町の住民160人余りが、東京電力に対して、精神的苦痛の慰謝料を求めて国の「紛争解決センター」に申し立てを行いました。

申し立てを行ったのは、福島県浪江町で、東日本大震災のあと、死亡、または行方不明になって死亡届が出されている住民、合わせて164人の遺族で、9日、遺族の会の代表と弁護士が、東京・港区にある「紛争解決センター」に申し立て書を提出しました。
申し立て書によりますと、浪江町では、東日本大震災の直後から救出活動が行われたものの、原発事故の発生で避難を余儀なくされ、活動を続けられなくなったということです。
その後、1か月以上たってから捜索が行われるようになり、遺体が相次いで見つかったということで、今も行方不明の人を含めると、当時、救出活動が行われずにおよそ180人が残されたとしています。
申し立てた遺族たちは、「家族が放置された精神的苦痛は大きい」として、東京電力に対して、1人につき1000万円の慰謝料などを求めています。
遺族の会の代表で、妻を亡くした叶谷守久さんは「1か月以上家族の遺体を放置された悲しみ、苦しみや、捜したくても捜せなかったもどかしさを考えると、精神的な傷は計り知れない。きょうは、戦いの第一歩が始まったという思いです」と話していました。
東京電力は「紛争解決センターから書類が届いていないので、申し立ての詳細を確認していませんが、確認できしだい、真摯(しんし)に対応していきます」とコメントしています。