浪江町遺族会:原発事故で捜索遅れ…東電に慰謝料請求より転載
毎日新聞 2012年08月09日 21時39分
東日本大震災の津波で家族を亡くした福島県浪江町遺族会の333人が9日、東京電力に損害賠償を求め原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)に和解仲介を申し立てた。東京電力福島第1原発事故で立ち入りが制限される警戒区域が設定されたことから、生存者や犠牲者の捜索が遅れ精神的苦痛を受けたとして、犠牲者の数に応じ遺族1人当たり1000万円の慰謝料を請求した。
申し立てを行ったのは、警戒区域で死亡したとみられる164人の遺族。遺族会の叶谷守久会長(72)は「震災から1年半近くたっているが、いまだ悲しみを抱えている人が多くいる。その償いをしてほしい」と話した。【三村泰揮】
毎日新聞 2012年08月09日 21時39分
東日本大震災の津波で家族を亡くした福島県浪江町遺族会の333人が9日、東京電力に損害賠償を求め原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)に和解仲介を申し立てた。東京電力福島第1原発事故で立ち入りが制限される警戒区域が設定されたことから、生存者や犠牲者の捜索が遅れ精神的苦痛を受けたとして、犠牲者の数に応じ遺族1人当たり1000万円の慰謝料を請求した。
申し立てを行ったのは、警戒区域で死亡したとみられる164人の遺族。遺族会の叶谷守久会長(72)は「震災から1年半近くたっているが、いまだ悲しみを抱えている人が多くいる。その償いをしてほしい」と話した。【三村泰揮】