大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

【シティーマラソン】郡山から「元気」発信 (福島民報論説)

2013-05-02 18:00:00 | 原子力関係
 郡山シティーマラソンが福島県内外から5千人を超すランナーを集めて開かれた。単に「走る」だけでなく、家族がふれあいを深め、子どもたちの歓声がこだました大会となった。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を進める本県にとって、こうした「スポーツの力」は明日への大きな活力になる。

 20回目の節目となった大会は、春の青空が広がる中、催された。大震災が起きた一昨年は中止を余儀なくされ、昨年は秋の変則開催だった。ようやく例年通り「昭和の日」開催となり、スタート地点の開成山陸上競技場には、親子や職場の同僚、ランナー仲間らが色とりどりのユニホームで集結した。北は北海道、南は熊本県から参加者があり、安積路で健脚を競った。

 子どもたちは力いっぱいトラックを走り、アトラクションの「鬼ごっこ」では、鬼に扮[ふん]した女子マラソンのバルセロナ、アトランタ両五輪メダリスト有森裕子さん、白河市出身で男子マラソン前日本記録保持者藤田敦史さん(清陵情報高卒)、吉本興業の若手芸人と芝生の上を駆け回った。走り幅跳びでは砂だらけになって記録に挑戦していた。

 原発事故後、開成山陸上競技場は国の補助でいち早く除染が進められ、放射線量は大幅に下がった。放射能を気にすることなく、屋外で元気いっぱいに運動する子どもたちと、それを笑顔で見詰め、カメラに収める父母や祖父母たち。原発事故以前は当たり前だった光景があふれた。

 大震災から3年目を迎えたが、風評がいまだ消えない中、人々の記憶が薄れる風化が懸念されている。ともすれば気持ちが後ろ向きになることもあるが、木村孝雄市教育長は「子どもたちの姿に心配が吹き飛んだ。『大丈夫なんだ』と勇気が湧いた」と話した。藤田さんは「『復興』の2文字のため、僕らができることは何でもやる。小さい力の結集が再生への道筋になる」と力強く言った。

 県外のランナーたちは郡山のマチも子どもたちも元気で、震災にも決して負けないことを地元で伝えてくれるはずだ。そうした情報発信の積み重ねが復興への推進力になる。県内のランナーは郡山でもらったパワーで、復興への思いをもう一度奮い立たせるだろう。大会が10年、20年と続き、仮設住宅が建ち、除染が行われている今の「非日常」の状況が、震災前の「日常」に戻ることを願う。競技場を走った子どもたちがいつかこの地で親になり、わが子と手をつないで走る日を待っている。(半野 秀一)

2013/05/02 09:16 福島民報論説

「事故が起きて偉い人だけ助かり、市民が犠牲になっては困る」 清志郎さん偲ぶ (福島民報・あぶくま抄)

2013-05-02 17:00:00 | 原子力関係
 少年のような瞳に心の美しさが表れているといわれた。キヨシローこと、ロックバンド「RCサクセション」のボーカル忌野清志郎[いまわのきよしろう]さんは4年前のきょう逝った。告別式には4万2千人が詰め掛け、58歳の早過ぎる死を悼んだ。

 社会性の強い作品も発表した。反原発の思いを表現した昭和63(1988)年のアルバム「COVERS」は一度、発売中止となる。バブル景気の末期、電力需要はまだ増えると考えられていた。「事故が起きて偉い人だけ助かり、市民が犠牲になっては困る」。雑誌の取材で歌詞に込めた気持ちを明かした。

 福島県民世論調査では七割以上が、県内から原発をなくしてほしいと望む。県と県議会も廃炉を要望する。安倍晋三首相は「被災者が厳しい状況の中、再稼働は容易でない」と国会で答弁したが、明確な方向性は示さない。東京電力の広瀬直己社長は「国のエネルギー政策を踏まえ判断する」と述べるにとどまる。

 原発は必要だとの意見もある。まずは政府と東電が考えをはっきり打ち出すべきだ。うやむやが続いては復興に影響する。キヨシローは歌う。♪いつまでニュースを見てたら 平和な日がくるの?-。

2013/05/02 09:15 福島民報・あぶくま抄

北朝鮮の軽水炉ほぼ完成 米大学「数カ月で稼働も」

2013-05-02 16:00:00 | 原子力関係
北朝鮮の軽水炉ほぼ完成 米大学「数カ月で稼働も」


 【ワシントン共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は1日、北朝鮮が発電目的として寧辺に建設中の同国初の軽水炉がほぼ完成したと発表した。

 ウラン燃料棒を保有していれば数カ月内に試験運転が始まり、来年前半にもフル稼働する可能性があるとしている。

 同サイトは、北朝鮮に軽水炉運用の実績がないことから、実際に稼働すれば炉心溶融(メルトダウン)のような重大事故を起こしかねないと懸念。使用済み燃料に含まれるプルトニウムが核兵器の原料に転用される恐れも指摘した。

2013/05/02 10:13 福島民報

温度異常示す誤警報 第一原発、使用済み燃料の乾式キャスク

2013-05-02 15:00:00 | 原子力関係
温度異常示す誤警報 第一原発、使用済み燃料の乾式キャスク


 東京電力福島第一原発で1日、使用済み核燃料を入れた「乾式キャスク」と呼ばれる鋼鉄製容器の仮保管設備で、温度の異常などを示す警報に誤作動があった。

 東電によると、1日午前9時10分、仮保管設備を遠隔操作する免震重要棟内で、温度や圧力の異常を示す警報が鳴った。しかし、設備を調べた結果、異変は確認されず東電は警報の一時的な誤作動とみている。

 乾式キャスクは空気の自然循環で使用済み核燃料を冷却する。電源や水を使わないため、地震や津波の影響を受けにくいとされている。

 仮保管設備には1日現在、使用済み燃料297体が入った乾式キャスク6基が保管されている。

2013/05/02 09:50 福島民報

救急医療の寄付講座開設 福島市、福医大と協定締結

2013-05-02 13:50:00 | 原子力関係
救急医療の寄付講座開設 福島市、福医大と協定締結


 福島市は1日、福島医大に救急医療の充実を目的とした寄付講座を開設し、同大で協定締結式を行った。

 救急医療の専門医3人の人件費を含む平成25年度の講座運営費用として2660万円を寄付する。専門医は市内の複数の医療機関に派遣され、救急医療に当たる。研修医向けのプログラムも作成する。派遣先となる病院は今後、決める。5年間継続する予定だ。

 締結式では瀬戸孝則市長と同大の菊地臣一理事長、講座運営に協力する福島市医師会の丹治伸夫会長が協定書に署名した。

 菊地理事長は「福島の地域医療は原発事故による医師流出で厳しい状況にある。講座開設をきっかけに救急医療体制の再構築につなげたい」とあいさつした。瀬戸市長は「市民が安心して医療を受けることのできる体制を継続する」と述べた。

2013/05/02 09:49 福島民報

山木屋など新規31件 県地域づくり総合支援事業第1次分 (福島県)

2013-05-02 13:40:00 | 原子力関係
 福島県は1日、地域づくり総合支援事業(サポート事業)の平成25年度の第1次決定状況を発表した。新規は31件で、川俣町山木屋地区の住民らでつくる「里だよりプロジェクト実行委員会」の震災支援に感謝する活動(91万円補助)などが含まれた。

 里だよりプロジェクト実行委は、東京電力福島第一原発事故に伴う計画的避難区域に当たる山木屋地区の住民ら約30人でつくる。6日午前10時から福島市の四季の里でコンサートを催す。委員会のメンバーや、南相馬市のグループなど被災者が、震災支援への感謝の気持ちを込めて山木屋太鼓や阿波踊りなどを披露する。

 歌手のave(エイブ)さんらも出演し、同委員会が会場に招く仮設住宅の住民を音楽で勇気づける。県内各地の仮設住宅や福祉施設、病院などでの慰問活動も計画している。

■全109件、復興関連は80件

 県が1日に発表したサポート事業の第1次採択件数は、一般枠と過疎・中山間地域集落等活性化枠を合わせて109件で、前年度より22件増えた。一般枠98件のうち、震災復興関連は前年度比22件増の80件となり、前年度同様に一般枠の約八割を占めた。

 新たな観光資源の創出、仮設住宅入居者と地域住民の交流、県内外での特産品PRなどの事業が採択された。

 サポート事業の予算枠は総額約3億2800万円で、一次分の採択事業決定額は1億6493万円で決定率は50・3%と前年度を13・5ポイント上回った。県地域振興課は「復興に向けた地域づくり活動を活性化させるため、積極的な採択を行った」としている。

 サポート事業は魅力ある地域づくりを推進するため、県が民間団体などの取り組みを補助する。震災後は復興関連事業も補助対象としている。予算枠の決定率はまだ半分のため、県内の各地方振興局が募集を継続する。

2013/05/02 09:47 福島民報

福島県の草花見て 石川の仲田種苗園・仲田社長が英国風庭園4日に開園

2013-05-02 13:30:00 | 原子力関係
本県の草花見て 石川の仲田種苗園・仲田社長が英国風庭園4日に開園


 福島県の里山に育つ草花を、英国風に植栽した庭園「野の花ガーデンfukushima」が4日、石川町中野の仲田種苗園に開園する。本県の自然の豊かさを知らせ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から復興に向かう姿を国内外に発信するため、仲田茂司社長(56)が整備した。入園無料で、将来は町内の庭園と連携した観光ルートづくりを目指す。

 会社の敷地約600平方メートルに整備した。かれんに咲き始まったヒメシャガ、キジムシロ、スミレなど春の草花をはじめ、晩秋に葉が燃えるような赤に染まるモミジなど約50種が生育している。イングリッシュガーデンデザインの第一人者吉谷桂子さんと、夫で美術家・デザイナーの博光さん(東京)が企画した。

 同社は原発事故後、屋上緑化などのため販売している植物商品が風評被害を受けている。庭園は本県育ちの和風の草花を英国風に配置することで、国内だけでなく海外にも福島の自然が変わらず存在することを伝える。

 今後は町内でガーデニングを楽しむ人と協力し、観光客を呼び込んで各庭園を周遊してもらうことを目指す。

 仲田社長は「多くの人に訪れてもらい、震災・原発事故後も福島の自然は美しいままであることを知ってほしい」と願っている。
   ◇  ◇
 4日は午前10時からセレモニーを行い、午前11時と午後2時から吉谷桂子さんのトークショーを催す。

 問い合わせは同町中野字寺内一五ノ五の同社 電話0247(26)7880へ。

2013/05/02 09:45 福島民報

原発事故被害完全賠償を決議 県労連系のメーデー (福島県)

2013-05-02 13:20:00 | 原子力関係
原発事故被害完全賠償を決議 県労連系のメーデー


 県労連系の第84回メーデー県中央集会は1日、福島市の街なか広場で開かれた。東京電力福島第一原発事故による被害の完全賠償を国と東電に求める決議などを採択した。

 約450人が参加し、実行委員長の斎藤富春県労連議長があいさつした。「賃上げと雇用の安定」「原発事故収束宣言の撤回」「TPP交渉参加反対」などのメーデー宣言を採択した後、13号国道などをデモ行進した。
  ◇    ◇
 賃上げや安定した雇用、原発ゼロなどをスローガンに掲げた全労連系の第84回中央メーデーが1日、東京・代々木公園で開かれ、約2万1千人(主催者発表)が参加した。全国各地でも集会が行われた。

 冒頭のあいさつで、全労連の大黒作治議長が「賃上げの実現こそデフレ経済打開の道だ。安定した雇用を確保するため、正規雇用が当たり前の社会が求められている」と述べた。参加予定だった共産党の志位和夫委員長に代わり市田忠義書記局長が出席、憲法改正反対などを訴えた。

 全国労働組合連絡協議会(全労協)もこの日、東京・日比谷公園でメーデーを開催した。

2013/05/02 09:44 福島民報

奈与竹之碑碑前祭で慰霊 戊辰戦争、犠牲の女性ら (福島県)

2013-05-02 13:10:00 | 原子力関係
奈与竹之碑碑前祭で慰霊 戊辰戦争、犠牲の女性ら 若松


 戊辰戦争で亡くなった会津の女性や子どもの霊を慰める奈与竹(なよたけ)之碑碑前祭は1日、福島県会津若松市の善龍寺で行われた。

 嫋竹(なよたけ)会の主催で遺族や会員ら約100人が参列した。吉田幸代会長が「今こそ会津の先人の生き方を範として、震災復興へ心を一つに頑張っていく」と祭文をささげ、室井照平市長、目黒章三郎市議会議長が追悼の言葉を述べた。献花や読経、焼香に続き詩吟が披露された。

 桜吹雪の中、葵高の舞踊部員が薙刀(なぎなた)を手に舞い、薙刀部員が形の演武をした。りりしい姿に大きな拍手が送られた。

 同寺には会津藩家老西郷頼母の自刃した一族31人の墓と、妻千恵子の辞世の歌にちなむ「奈与竹之碑」がある。

2013/05/02 09:24 福島民報

家不足深刻さ増す いわきの物件満杯状態 (福島県)

2013-05-02 13:00:00 | 原子力関係
家不足深刻さ増す いわきの物件満杯状態


 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から2年以上が経過し、福島県いわき市内の住宅事情が一段と深刻さを増している。多くの避難者や復旧・復興事業に携わる作業員を迎え、市街地の賃貸物件は満杯状態が続く。転勤者が市郊外からの通勤を余儀なくされたり、県内外の避難者がいわき市に移ろうとしても入居先が見つからずに二の足を踏んだりするケースも目立つ。賃貸物件の建設は需要に追い付かず、関係者は「官民一体の対策が必要」と訴える。

■四苦八苦
 「物件不足は予想以上だ」。埼玉県から今春、いわき市に単身赴任した金融機関の男性職員(45)は険しい表情で話す。市内平の勤務先近くのアパートは全て入居者が決まり、バスで40~50分ほど離れた市内小名浜に居住地を求めざるを得なかった。最近になって勤務先から徒歩20分ほどの市街地のアパートに空きが出たため引っ越すことができたが、不便な立地条件でも賃貸契約を交わし、他の空き物件を探しながら新生活を始めるケースは少なくない。
 県内外から市内への転居を希望する避難者も入居先が見つからずに四苦八苦する。埼玉県加須市に役場機能本体を置く双葉町はいわき市南部の東田町への移転を6月に控える。町には市内への引っ越しを望む複数の住民から相談が寄せられているが、市内にある町の仮設住宅はほぼ満員だ。担当者は「市内に直接足を運び、空いているアパートなどを探してもらうしか手がない」と声を落とす。ただ、いつ、どこに空きが出るのか分からず、職員の住宅の確保さえ見通しが立たない状況だという。

■自前で宿舎
 「要望に何とか応えたいと思っても、空きが出れば予約待ちの人ですぐに埋まってしまう。供給過多だった震災前と比べ、状況は一変した」。約1500戸の賃貸・仲介物件を扱う報徳土地営業部長の星由美さん(52)は厳しい実情を明かす。
 市内の賃貸物件は震災直後から被災者・避難者の借り上げ住宅や復興・復旧作業員の宿舎として次々に埋まった。同社の保有物件は震災の約1カ月後に全て借り手が決まり、現在は100人以上の入居待ちの予約者を抱えている。1日平均10件ほどの問い合わせが舞い込むという。
 地震と津波の被災地となった同市には被災市民約8千人をはじめ、双葉郡の避難者約2万4千人が暮らしている。作業員の滞在は受注業者が作業の効率化や長期化を見据えて自前の宿舎を設ける傾向にある。楢葉町の除染に当たる3社の共同企業体は昨年秋、町内の天神岬スポーツ公園内にプレハブ宿舎3棟を建設し現在、約140人が滞在している。他の業者にも宿舎設置の動きがあるが、市内の賃貸物件はいまだに需要が上回る。
 高いニーズを背景に、賃料の値上げを検討する動きも一部に出ている。

■宅地も不足
 県宅地建物取引業協会いわき支部の佐藤光代支部長(70)は「結婚を控えたカップルの新居が見つからないなど、さまざまな面に影響が出ている」と表情を曇らせる。
 賃貸物件は大手住宅メーカーを中心に新築が進んでいるが、需要を満たせるほどは増えていない。5年先など短期間の需要は見込めても、災害公営住宅の整備が進めば供給過多になりかねないとの懸念があるためだ。
 土地不足の解消も課題だ。宅地需要は増加傾向にあり、避難生活が長引くと予想する避難者は新たな生活基盤を築こうと、戸建て住宅を求める傾向にある。避難者らが望む宅地は医療機関や商業施設が多い市街地やニュータウンが多く、ほとんどは、買い手が決まった状態だという。このため、郊外の住宅団地の土地購入者も増えている。
 同支部は住宅建築などが制限されている市街化調整区域などの基準を緩和し、物件を新築しやすい環境づくりを行政に求めている。しかし、同区域での住宅建築は都市計画法上、原則認められていない。佐藤支部長は「対策を急がないと問題は広がる一方だ。実態に合わせて柔軟に対応するなどの手だてが必要」と強調する。
 市住宅課は「災害公営住宅など地震・津波の被災者や原発事故の避難者向けの住宅整備が進めば賃貸事情はいくらかでも改善する」と見込む。ただ、市や県の住宅整備は緒に就いたばかりで、早急な建設を求める声が上がっている。

■背景
 原発事故に伴う双葉郡内の住民は、同じ浜通りで温暖ないわき市に避難したり、他の地域から再避難したりするケースが多く、現在の居住者約2万4千人は県内市町村で最多となっている。富岡、大熊、双葉、浪江の4町は市内などに町外コミュニティー(仮の町)を整備する構想を掲げており、具体化すれば人口はさらに増えるとみられる。災害公営住宅は市が地震と津波被災者向けに16団地計約1500戸を確保する予定で、早い場所では来年3月末までに入居が可能となる見込み。一方、県は原発事故の避難者用に250戸の整備を決めたが、建設戸数の上積みが必要になっている。

2013/05/02 09:18 福島民報

ストレスかっ飛ばす 郡山の仮設でリアル野球盤 (福島県)

2013-05-02 12:50:00 | 原子力関係
ストレスかっ飛ばす 郡山の仮設でリアル野球盤


 福島県郡山市富田町の仮設住宅にある、おだがいさまセンターで4月29日、玩具の野球盤を等身大で楽しめるゲーム「リアル野球盤」の大会が開かれ、住民が日頃のストレスをかっ飛ばした。

 静岡県島田市のNPOリアル野球盤協会の主催。ゲームは鈴木久雄会長が考案し、島田市では高齢者や障害者、幼児向けのレクリエーションとして親しまれているという。鈴木会長が同センターに用具一式を届け、住民にルールを紹介した。

 投手は滑り台式の投球器からスチロール製のボールを転がし、打者がゴルフスイングの要領で打ち返す。守備位置にあるホームランなどの的に当てて得点を競う。

 アウトもあるほか、右、左中間の一カ所ずつに守備側が椅子に座り、来たボールをネットですくい上げてアウトにもできる。

 約30人が参加し、サクラ、セキレイ、つつじの各チームに分かれた。1イニングを攻撃、守備、応援に分かれ試合をした。

 ホームランが飛び出せば大喜びするなど、全員が一打の行方に注目し、ゲームを楽しんでいた。

2013/05/02 09:22 福島民報

規制委、放射線測定の態勢議論へ 検討チーム設置

2013-05-02 12:40:00 | 原子力関係
 原子力規制委員会(田中俊一委員長)は5日、原発事故発生当初の周辺での放射線量測定態勢などを議論する検討チームを設置することを決めた。17日に初会合を開催、来年3月までに方向性をまとめ、防災対策の枠組みを示す原子力災害対策指針に反映させる。

 メンバーは規制委の中村佳代子委員のほか、現場で測定を担当している福島県原子力センターや福井県原子力環境監視センターの担当者ら外部専門家4人と原子力規制庁の担当者。

 東京電力福島第1原発事故では、測定した放射線量データの公表が遅れ、住民避難に十分活用されなかったと批判があった。
2012/12/05 13:03 【共同通信】

「元気に」願い込め 知事と児童がこいのぼり掲揚 (福島県)

2013-05-02 12:30:00 | 原子力関係
「元気に」願い込め 知事と児童がこいのぼり掲揚


 5月の「児童福祉月間」にちなみ、佐藤雄平知事と福島一小の児童らが1日、福島市の同校校庭に、こいのぼりを掲揚した。

 児童をはじめ、ふくしま南幼稚園、保育所けやきの子の園児ら合わせて約230人が参加した。佐藤知事が「コイの滝登りのように、(皆さんが)元気に育つ願いを込めて掲揚しましょう」と話し、児童と園児の代表と一緒にこいのぼりを掲げた。

 ふくしま南幼稚園の園児一同が「元気いっぱいの子どもになりたいです」と大きな声であいさつし、佐藤知事に手作りのこいのぼりをプレゼントした。

 こいのぼりは県庁本庁舎屋上に移し、7日まで掲揚する。

2013/05/02 09:21 福島民報

南相馬の旧警戒区域 国の除染8月開始 4行政区の建物など (福島県)

2013-05-02 12:20:00 | 原子力関係
 福島第1原発事故で、環境省は福島県南相馬市の旧警戒区域の除染を8月にも始める。

 対象は同市小高区金谷、大田和、川房、神山の4行政区の建物約1300棟など。入札で6月に業者を決める。

 除染は昨年9月に始める計画だったが、除染廃棄物の仮置き場の確保が進まず、大幅に遅れた。来年3月の完了予定時期もずれ込む見通しで、環境省福島環境再生事務所は「夏にスケジュールを見直す」としている。

2013年05月01日 河北新報