電気料金値上げALS患者不安 NHK
関西電力管内では5月1日から家庭向けの電気料金が9.75%値上がりしました。
人工呼吸器を付けて在宅で療養している難病患者からは節電にも限りがあり、負担が大きくなることについて不安の声が出ています。
関西電力は、燃料費の高騰などを理由に5月1日から家庭向けの電気料金を9点75%値上げしました。
標準的な家庭では1か月の電気料金は前の月よりも643円高い7454円になるということです。
全身の筋肉が動かなくなる難病の「ALS=筋萎縮性側索硬化症」の患者の増田英明さんは京都市左京区の自宅で複数の医療機器を使って暮らしています。
人工呼吸器をはじめ、たんを吸引する機器など、5つの医療機器を24時間ずっとつけなければならない上に、家族や往診の医師と筆談するためのパソコンも電源を入れたままの状態です。
7年前に病気を発症し、ほとんど寝たきりになってから収入は年金だけのため切り詰めた生活をしてきていて、今後は家族の食費などを節約するつもりだということです。
増田さんは「医療機器は24時間使用しているので、値上げはつらいです。常に死に直面している私たちにこれ以上の負担は苦しいです。収入は年金のみなので出費が大変です」と話していました。
05月01日 21時20分
関西電力管内では5月1日から家庭向けの電気料金が9.75%値上がりしました。
人工呼吸器を付けて在宅で療養している難病患者からは節電にも限りがあり、負担が大きくなることについて不安の声が出ています。
関西電力は、燃料費の高騰などを理由に5月1日から家庭向けの電気料金を9点75%値上げしました。
標準的な家庭では1か月の電気料金は前の月よりも643円高い7454円になるということです。
全身の筋肉が動かなくなる難病の「ALS=筋萎縮性側索硬化症」の患者の増田英明さんは京都市左京区の自宅で複数の医療機器を使って暮らしています。
人工呼吸器をはじめ、たんを吸引する機器など、5つの医療機器を24時間ずっとつけなければならない上に、家族や往診の医師と筆談するためのパソコンも電源を入れたままの状態です。
7年前に病気を発症し、ほとんど寝たきりになってから収入は年金だけのため切り詰めた生活をしてきていて、今後は家族の食費などを節約するつもりだということです。
増田さんは「医療機器は24時間使用しているので、値上げはつらいです。常に死に直面している私たちにこれ以上の負担は苦しいです。収入は年金のみなので出費が大変です」と話していました。
05月01日 21時20分