大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

演技で県民笑顔に 川内出身の横田龍儀さん「エデンの東北」で初舞台 (東京都)

2013-05-05 19:00:00 | 日記
演技で県民笑顔に 川内出身の横田龍儀さん「エデンの東北」で初舞台


 東京電力福島第一原発事故により福島県双葉郡川内村から神奈川県に避難している芸能事務所所属の横田龍儀(りゅうぎ)さん(18)は8月に東京都中央区の三越劇場でミュージカルの初舞台に挑む。石川町出身の漫画家深谷かほるさん(50)の「エデンの東北」で準主役級を射止めた。「早く活躍する姿を川内村の人に見てもらえるよう頑張りたい」。遠く離れた古里への思いを胸に夢への第一歩を踏み出した。
 「古里の福島を舞台にした作品で強い思い入れがある。うまく演じられるか不安もあるが精いっぱいの演技をする」。80年余の歴史のある三越劇場。4日、制作発表に臨み、初舞台への決意を語った。
 双葉翔陽高の1年生だった時、東日本大震災と原発事故が発生。両親と共に川内村下川内の実家から姉が住む神奈川県のアパートに避難した。「自然が美しく人柄が温かい川内村が大好き。離れなければならないことがつらかった」。葛藤を抱えながらも避難先の神奈川県の高校への転学を決めた。
 見知らぬ土地での生活に戸惑っていた時、多くの有名人が被災地を訪れ避難者を励ましている姿を見た。原発事故で落ち込んでいる村の人たちを笑顔にできる存在になりたい-。幼いころから漠然と憧れていた芸能界に進むことを決意した。
 昨秋、雑誌社が主催する「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で1万3816人の選考を勝ち抜いた。最終選考では、幼いころ村の神社で演じた伝統芸能「町獅子」を披露し、古里への思いを表現。4番目に当たる審査員特別賞を獲得し、夢への道を切り開いた。
 ミュージカルでは、恋に悩む美男子の高校生「織田くん」役を務める。今回の舞台の他、今月制作が始まる映画への出演も決まった。「目標は俳優の佐藤健さん。離れ離れになっている古里の人の心を結び付けられるような作品を仕上げていきたい」と力を込めた。
   ◇    ◇
 ミュージカルには多くの本県関係者が携わっている。原作の深谷さんの他、音楽・演出を神尾憲一さん(いわき市生まれ)が担当。出演者には深雪さなえさん(郡山市出身)や、すみたにちほさん(いわき市出身)がいる。
 制作発表であいさつに立った深谷さんは「出演者は漫画より魅力的なキャラクターの人ばかり。楽しいミュージカルになるはず」と期待を込めた。
 公演は8月7日から14日まで、東京都中央区の日本橋三越本店本館内にある三越劇場で開かれる。午前11時半からと午後3時からの1日2回公演で料金は4000円。問い合わせはライトリンク・ミュージック 電話03(5822)0318へ。
※エデンの東北 石川町出身の深谷かほるさんが平成2年に連載を開始したマンガ。1970年代の東北の田舎町に暮らす4人家族を中心に据え、貧しくても愛情あふれた日常を描いている。マンガの中には石川町や本県ゆかりの商品や店舗が登場し、会話は全て福島弁で展開する。単行本は「織田くん」が主人公の高校編も含め計12巻発売され、累計発行部数は約20万部。現在は竹書房の月刊「まんがライフオリジナル」で連載している。

2013/05/05 08:56 福島民報

【食の安全啓発】国、地方一体で推進を (福島民報論説)

2013-05-05 18:00:00 | 展覧会案内
 食品中の放射性物質について国民の理解を深める取り組みを消費者庁が強化する。全国で専門知識を持つ2千人の養成を柱とする施策の方針を発表した。「食の安全伝道師」として正しい知識を広める。国の食品安全委員会、県なども啓発活動には熱心だ。きめ細かな対策を一体となって講じてほしい。県産食品への風評を払拭[ふっしょく]する後押しとなることを期待する。
 東京電力福島第一原発事故以降、県産農林水産物への風当たりは強い。放射性物質の検査体制が整い、国の安全基準値を下回っても、消費者の買い控えや市場の取引停止が続く。風評被害の拡大を防ぐため、同庁は平成24年度から消費者向けの啓発に力を入れてきた。
 放射性物質の知識を持つ専門家2千人は保健所、保育所、幼稚園などを訪れ、放射性物質の基礎、安全基準値の意味、検査状況などを幼い子どもを持つ保護者に分かりやすく解説する。家庭の食生活は子どもの食習慣に影響する。保護者は食品の安全性にことのほか敏感だ。放射性物質への正しい知識を持ち、県産食品の安全性を知る意義は大きい。
 同庁が3月に実施した調査で、食品の産地を気にする理由のトップは「放射性物質の含まれていない食品を買いたい」だった。消費者が購入をためらう産地は、本県が最多で2割近くを占めた。本県を含む東北被災3県が続く。安全性をどれだけ訴えても、本県には厳しい視線がいまだに向けられている。
 一方、健康への影響は「現在の検査体制で流通している食品なら受け入れる」との回答が4割近くで、最も多い。生産、流通段階での検査が信頼され、理解を得られつつある。科学的な根拠を出し続けることで、思い込みや誤った知識に惑わされない消費者を育てていけるはずだ。
 同庁以外にも、国の食品安全委員会は食品安全モニター470人を全国で依頼し、随時情報を提供している。また、各地で講座を開催し、その時々に起きている問題を消費者に伝えている。県も似たような説明会、懇談会を催している。同庁は栄養士、保育士らを専門家に育てようと想定しているようだが、食への知識を身に付けた人を国、県の立場を超えて幅広く活用するのが望ましい。
 検査に日々従事している本県の農業団体、生産者、自治体職員らも専門家2千人に含めてはどうか。産地の取り組みを消費者に直接伝えることができよう。現場を知る人の一言は強い説得力を持つに違いない。(鞍田 炎)

2013/05/04 08:50 福島民報論説

菜の花満開復興の力に 原町で被災者ら花見 (福島県)

2013-05-05 17:30:00 | 学習
菜の花満開復興の力に 原町で被災者ら花見

 すぐ向こうに砕ける波が見える南相馬市原町区雫の海岸近くに、鮮やかな黄色の菜の花畑が広がっている。昨年10月、市ふるさと回帰支援センターの呼び掛けで菜の花の種まきに参加した被災者やボランティアの学生らが4日、花見に集い、見事に成長した菜の花から復興へのエネルギーをもらった。
 センターによる「ふるさと復興会議」の協議などから被災地を花で飾る活動が企画された。津波で妻、母ら3人を失った高田幹一さん(60)らがかつての自宅周辺の畑など約1・5ヘクタールを貸した。
 種まきに参加した相馬農高の生徒らは「あんなちっちゃな種がこんなに育って」と1・5メートルほどになった菜の花に驚いた様子。花の間を走り回る子どもにカメラを向ける家族連れの姿もあった。
 門馬浩二会長らセンター関係者、種まきに参加した東京農工大のボランティアグループなど約30人を前に、高田さんは「土地がやせているので心配だったが立派に育った。自分も『もっと成長しなければ』と思った」とあいさつした。
 参加者はシートの上で弁当を味わいながら、菜種のバイオ燃料への活用など今後の活動の展開を話し合った。
 菜の花は今が盛り。今月中旬まで楽しめるという。

2013/05/05 08:55 福島民報

14年度予算要望/復興加速への決意を込めろ (福島民友新聞社説)

2013-05-05 17:00:00 | 原子力関係
 福島県は、2014(平成26)年度政府予算の概算要求に向け、政府が示した復興関連施策のうち、原発事故の安全対策や効果的な除染の推進など、取り組みが不十分な施策の実現を重点要望する方針を固めた。

 経済政策への支出の増加や国債発行残高が膨らむ中で、必要な復興関連施策に対する予算措置や制度の充実は、本県復興の進行のかぎを握ると言える。県には、復興を加速させる決意を持って、要望活動に臨んでもらいたい。

 夏に行われる各省庁の概算要求を見据え、県は6月にも要望活動を行うが、復興予算に関しては、例年よりも早めて予算措置状況の検証や、要望項目の絞り込みに入った。

 政府が昨年7月に策定した福島復興再生基本方針の400項目を超える復興関連施策について、県は予算措置がされていない施策や、措置が不十分な施策を洗い出し、着実な執行を求める方針だ。

 県が現段階で重点要望項目に想定している原発の安全対策では、廃炉作業での汚染水対策を喫緊の課題に挙げる。東京電力だけでなく、政府が前面に立ち、総力を挙げて取り組むべき問題だ。除染に関しては、地域の実情に応じた除染の実行や、森林の除染をどのように進めるのかなどをただす必要もある。

 産業復興では、避難区域での営農再開事業、農林水産物や県産品の風評被害対策、商工業者へのグループ補助金や企業立地補助金、再生可能エネルギー関連技術の開発などへの予算措置を求める考えだ。

 JR常磐線と只見線の早期全線復旧や、避難市町村に対する国保や後期高齢者医療、介護保険の減免措置の継続、医療福祉介護の人材確保など、地域が抱える課題に対しても、必要な制度の整備や、継続的な予算措置を要望する方針でいる。

 教育関係では、県はスクールカウンセラーの設置や奨学資金貸与制度、放射線教育の推進などへの支援を求める考えだが、復興を支える人材づくりは長期にわたるため、予算措置や制度の充実に、ねばり強く声を上げていく必要があるだろう。

 ほかにも復興に欠かせない視点や課題はあるだろう。重点要望の絞り込みでは、復興の最前線となる市町村や住民の実情をしっかりと把握することも重要になる。

 復興関連施策は多岐にわたり、複数の部局にまたがるものもある。県は、復興庁をはじめ各省庁への要望活動について、部局単位の要望を一元化して行うとしており、一体的な要望の成果に期待したい。

 同時に、県は縦割り行政が復興を遅らせる要因にならないよう、予算の進行管理にも十分に気を配るべきだ。不適切な予算執行がないような検証もしなければならないのは言うまでもない。

2013年5月4日 福島民友新聞社説

県産米の吟醸酒発売 いわきの四家酒造店 風評払拭目指す (福島県)

2013-05-05 16:30:00 | 原子力関係
県産米の吟醸酒発売 いわきの四家酒造店 風評払拭目指す

 福島県いわき市の四家酒造店は市などと協力し、地元産米を使ったオリジナル吟醸酒「がんばっぺ!いわき 絆」の販売を始めた。同市のいわき・ら・ら・ミュウで扱っている。今後、市外の物販イベントなどでも販売し、東京電力福島第一原発事故による風評の払拭(ふっしょく)を目指す。
 原材料となったコメは、いわき明星大の農業愛好会「Greening Green」が田植えと稲刈りを行った。愛好会副会長の久保木由麻さん(21)=4年=は「風評で県産米などの売れ行きが悪いという現状が悲しかった。今回の取り組みで少しでも風評被害がなくなれば」と期待を込める。
 醸造した四家酒造店の代表社員四家久央さん(42)は「多くの人に飲んでもらうことで、いわきの元気さをアピールしたい」と語る。
 2月には同市の太平桜酒造が醸造した純米酒版が発売されており、ら・ら・ミュウと市石炭化石館「ほるる」で販売している。
 吟醸酒の価格は1・8リットルが4725円、720ミリリットルが2520円。純米酒は1・8リットルが2730円、720ミリリットルが1575円となっている。
 問い合わせは市観光交流課 電話0246(22)7477へ。

2013/05/05 09:02 福島民報

3号機で高線量がれき=毎時540ミリシーベルト・福島第1

2013-05-05 16:00:00 | 原子力関係
 原子力規制庁と東京電力は4日、福島第1原発3号機の原子炉建屋で、放射線量が毎時約540ミリシーベルトのがれきが見つかったと発表した。作業員らの被ばくは確認されていないという。

 同庁や東電によると、同日午後、原子炉建屋5階のオペレーションフロアから遠隔操作のクレーンで撤去したがれきを測定。その後、建屋南側の仮置き場に移した。がれきの大きさは約1立方メートルで、今後5日程度かけて固体廃棄物貯蔵庫へ運搬する予定。

2013/05/04-23:48 時事ドットコム

減少幅半減 震災前水準に 県内子ども人口 (福島県)

2013-05-05 15:30:00 | 原子力関係
 福島県内の4月1日現在の子ども(15歳未満)の数は24万9151人で、前年同期に比べ7757人減少した。減少数は東京電力福島第一原発事故の影響が大きかった前年の1万5494人のほぼ半数まで回復。平年の減少幅に近く、原発事故による人口流出に歯止めがかかりつつあるとみられる。今年の1歳児は1万4243人で、前年のゼロ歳児よりも141人増えており、避難先から帰還が進んだとみられる。
 子どもの人口は県が「こどもの日」に合わせて発表した。子どもの数は10年前の平成15年に比べ、7万4583人少ない。
 減少数は震災前まで毎年、5500~7000人程度だった。今回、前年の約半分の7757人となったことについて、県保健福祉部は「出産減など『自然減』が要因の従来の減少幅に戻りつつある。原発事故に伴う転出は落ち着き、避難先から戻る県民も出ている」と分析している。
 一方、県によると、24年(1~12月)の出生数は1万3799人で、前年の1万5190人よりも1391人減った。里帰り出産は回復傾向にあるものの、減少数は震災直前までの年300~450人程度に比べ、3倍程度に増えた。国立社会保障・人口問題研究所は「災害後は、産むのを控える傾向がある。特に福島県は震災と原発事故が重なり、幼い子どもを持つ母親世代が避難したことが影響した」との見方を示す。
 県の総人口194万9595人に占める子どもの割合は12・9%(総人口の年齢不明者を除いて算出)で前年の13・1%(同)を0・2ポイント下回った。子どもの数には県内に住民票を残したまま県外に避難したケースも含まれており、実数は集計よりも少なくなるとみられる。

■子育て環境整備急務

 県は18歳以下の医療費無料化、屋内遊び場の充実など子育てしやすい環境づくりに力を入れている。しかし、依然として幼い子どもを持つ母親らが放射線への不安を抱くケースもあるという。
 子育て環境の整備が急務で、県は「避難している県民に一日も早く戻ってもらえるよう、除染などに全力を挙げる」と総合的な施策を展開する考えだ。

2013/05/05 08:51 福島民報

映画「ひろしま」の資料発見 故熊井啓監督ノートも (東京都)

2013-05-05 15:00:00 | 原子力関係
映画「ひろしま」の資料発見 故熊井啓監督ノートも

 「海と毒薬」などで知られる社会派の映画監督、故熊井啓さん(2007年死去)が、プロとして初めて制作に関わった「ひろしま」(1953年)の撮影時に記録したノートやスケジュール表などの資料約200点が、東京都調布市の自宅でこのほど見つかった。

 「ひろしま」は関川秀雄監督の作品で、被爆した少年少女の手記集「原爆の子」が原案。広島市民延べ約9万人がエキストラとして参加し、原爆投下直後の市街地の惨状や後遺症に苦しむ被爆者の様子を描いた。熊井さんは大学卒業後すぐに助監督として参加した。

 今年1月、熊井さんの妻で作家の明子さん(72)が書庫の遺品を整理中に発見した。

2013/05/04 18:02 福島民報

ブラジルの原発建設に協力 経産相「教訓生かす」

2013-05-05 14:30:00 | 原子力関係
【ブラジリア共同】ブラジル訪問中の茂木敏充経済産業相は2日午後、同国のロバン鉱業・エネルギー相と会談し、ブラジルが進める原発計画について「福島第1原発事故の教訓を生かし、貢献したい」と述べ、建設などに協力する姿勢を示した。会談後、茂木経産相が記者団に明らかにした。両国は原発受注の前提となる原子力協定の締結に向けて交渉している。

 経産省によると、ブラジルは水力発電が中心だが、国内で原発2基が稼働しており、1基が建設中。ロバン氏は会談で「さらに4基を建設したい」と表明した。建設時期などは言及しなかった。

2013年5月3日 東京新聞

旅の思い出 5

2013-05-05 14:00:00 | 旅行
STEDELIJK MUSEUMにもゴッホ作品が数点展示されていました。名作とは言いがたいですが完成度は高いと自分は思います。最初の作品はシャガール、結構良かったです。初期の大作です。時間の関係でトリミングをしないでアップします。(見苦しい写真です)アムステルダムには過去三回いきましたがコンセルトへボウ周辺は美術館やコンサートホールも集まっていて利便性がいいです。10分以内でゴッホ美術館、ライクス美術館、STEDELIJK MUSEUMにいけます。アムステルダムに初めて行く方はご連絡ください。多少は案内できますので。美術館をみると国のレベルと品格がよくわかります。泰西名画を高値で買取り美術館の目玉として飾るより日本の伝統的な絵画を系統的に展示した方がいいようにしみじみ思いました。








京都・19大学の学生が仮設巡り、踊りで交流 (福島第一原発)

2013-05-05 13:50:00 | 原子力関係
 京都市内の19大学の学生でつくる京都学生祭典実行委員会は3日、福島市や二本松市の仮設住宅で踊りを披露し、東京電力福島第1原発事故の避難者に元気を届けた。
 同実行委は、東日本大震災、原発事故に理解を深め、学んだことを京都市民などに発信することを目的に、同日から3日間の日程で被災地を訪れている。
 3日は約90人の学生が二手に分かれ、4カ所の仮設住宅を訪問。「京炎そでふれ」と呼ばれる独自の踊りを披露したほか、避難者たちと一緒に踊るなどして交流を深めた。
 一行は4日に宮城県内の仮設などを訪問、5日に福島市の四季の里で開かれるイベントのステージでも踊りを披露する。

(2013年5月4日 福島民友ニュース)

野外で「ジャズフェス」 伊達・霊山こどもの村 (福島県)

2013-05-05 13:40:00 | 原子力関係
 原発事故後、来場者数が減少している福島県伊達市の霊山こどもの村は3、4の両日、「霊山ジャズフェスティバル」と題した音楽イベントを開催。初日は原発事故後、最多の約400人が来場、にぎわいを見せた。
 同施設は、旧特定避難勧奨地点が点在していた地域にあり、原発事故が発生した一昨年の年間来場者数は、前年の1割以下まで落ち込んだ。敷地内の除染を進め、今春から屋外の一部を開放。「訪れる際の判断材料になれば」と、敷地内の放射線量を毎日測定し、ホームページで公表している。
 小学生の息子2人を連れ、イベントに訪れた福島市の男性(47)は「除染が進んでいる様子が見て取れる。放射線量を確認したが、子どもを遊ばせることに特に心配はなかった」と話した。

(2013年5月4日 福島民友ニュース)

桑折町消防団に「民友旗」 減災取り組み成果 (福島県)

2013-05-05 13:30:00 | 原子力関係
桑折町消防団に「民友旗」 減災取り組み成果

 福島県内消防団最高の栄誉とされる「民友旗」の本年度受賞団体は3日、桑折町消防団(半沢博団長)に決まった。旧町村単位で組織される4分団333人の火の守りに対する取り組みは地域の厚い信頼を受け、他の消防団の模範となっている。同消防団は6月8日にいわき市のアリオスで開かれる第66回県消防大会(県消防協会主催)で表彰される。
 同消防団は1955(昭和30)年1月、町村合併に伴い旧桑折町、旧睦合村、旧伊達崎村、旧半田村の4消防団が合併し設立、町内4478世帯1万2601人(3月末現在)の守りを担う。民友旗受賞は77年以来2度目。
 消火訓練、防災訓練を行い団員育成に力を注ぎ、地域の減災に取り組んできた。東日本大震災では、団員らが先頭に立って町内パトロールを開始、通信網が十分役に立たない中、防災行政無線を活用して町の災害対策本部に情報を提供した。避難所の開設や住民の誘導などに加え、給水活動など住民のライフライン確保にも協力を惜しまず、献身的な初期対応で大きな存在感を示した。また、同じ11年の台風15号災害時にも、排水処理や土のう積み上げによる水防活動などを担った。
 分団ごとの火災予防活動も活発に展開。毎月1、15日にはパトロールを兼ねた啓発活動を展開。女性防火クラブと連携して各戸を訪れ、家庭から火を出さないよう呼び掛ける活動にも力を入れている。
 08年に7件だった火災件数は減少傾向をみせ、12年は1件で死者数ゼロ。人口1万人当たりの出火率は0.79件で、団員らによる火災のないまちづくりは徐々に実を結びつつある。

(2013年5月4日 福島民友ニュース)

ゾウと触れ合い、歓声 二本松の「東北サファリパーク」 (福島県)

2013-05-05 13:20:00 | 原子力関係
ゾウと触れ合い、歓声 二本松の「東北サファリパーク」

 二本松市の東北サファリパークでは大勢の家族連れなどでにぎわい、中でもアジアゾウと触れ合える「ゾウの森」が人気を集めた。
 ゾウは昨年秋に、東日本大震災の被災地の子どもたちを元気にしたいとラオスから雌2頭が同パークに貸し出された。
 ゾウの森では、背中に乗る「ゾウライド」が楽しめ、家族連れらが餌を与えたり、大きな背中に乗って広場を1周したりして歓声を上げていた。
 同パークには入園料が必要で、ゾウライドは1組2000円となっている。開園時間は午前8時から午後5時(最終入場は同4時30分)まで。問い合わせは同パーク(電話0243・24・2336)へ。

(2013年5月4日 福島民友トピックス)

安心素材、親心の菓子完成 米沢・原発避難者ら商品化 (福島第一原発)

2013-05-05 13:10:00 | 原子力関係
安心素材、親心の菓子完成 米沢・原発避難者ら商品化

 福島第1原発事故で福島市から山形県米沢市に避難している子育て中の親たちが、子ども向けの菓子を開発し売り出す。食品添加物を使わないなど、食への安全・安心に心を配った。インターネットでホームページ(HP)から注文を受け、5日の「こどもの日」から出荷する。

 コンサルタント業松本和彦さん(44)ら4人が中心メンバーで、店名は「スマイリーおやつ工場」。カボチャとリンゴを使ったケーキ、ジャガイモやニンジン、タマネギ、ホウレンソウ、おからで作った焼き菓子など5種類をそろえる。
 「母親目線で、安心して毎日食べさせられる体に優しいおやつ」をコンセプトに企画した。原材料を厳選し、素材そのものの味、甘さを生かしながら、子どもが野菜を取りやすいように工夫したという。
 松本さんらは昨年11月にプロジェクトに着手し、米沢市内の菓子店から協力を受けるなどして試作を重ねてきた。プロジェクトは内閣府の復興支援事業にも認定された。
 米沢市内の避難者フリースペース「ふわっと」を利用し、菓子の箱詰め作業をする。松本さんは「子どもたちの心と体を『笑顔』にさせたいとの思いを込めて作った」と話している。
 5種類の菓子1袋ずつのセットで890円(税込み)。単品でも販売する。売り上げの一部を、飢餓に苦しむ子どもたちへの給食支援として国連世界食糧計画(WFP)に寄付する。
 HPは「スマイリーおやつ工場」で検索できる。連絡先は070(5457)7498。

2013年05月04日 河北新報