民間活力でダム維持費削減
矢板市にある県営寺山ダムで、民間の業者が老朽化した設備の更新や電気料金などを負担する代わりに、水力発電を始めることになりました。
民間の活力を利用してダムの維持コストを削減する取り組みとして注目されています。
栃木県は、昭和50年代に建設された県営ダムの老朽化に伴って、財政事情が苦しい中、維持管理コストをどうやって抑えていくかが課題となっています。
それに応える手立ての一つとして、民間の業者が今後、老朽化したダムの設備を更新し、電気料金などを負担していく代わりに、水力発電を行う事業を全国で初めて実施することになりました。
23日は現地で、栃木県や水力発電を行う業者の担当者などおよそ20人が参加して起工式が行われ、事業の安全を祈願しました。
このあと栃木県を代表して、県砂防水資源課の赤上尚課長があいさつし、「民間の専門技術や経営ノウハウを生かして、ダムの維持管理費用を減らす全国で初めての取り組みなので、新たなモデルとして全国に広がっていって欲しい」と話していました。
栃木県によりますと、業者は今後、寺山ダムに発電に必要な設備を取り付けたのち、ことし9月から18年契約で水力発電を行うということです。
05月23日 14時53分
矢板市にある県営寺山ダムで、民間の業者が老朽化した設備の更新や電気料金などを負担する代わりに、水力発電を始めることになりました。
民間の活力を利用してダムの維持コストを削減する取り組みとして注目されています。
栃木県は、昭和50年代に建設された県営ダムの老朽化に伴って、財政事情が苦しい中、維持管理コストをどうやって抑えていくかが課題となっています。
それに応える手立ての一つとして、民間の業者が今後、老朽化したダムの設備を更新し、電気料金などを負担していく代わりに、水力発電を行う事業を全国で初めて実施することになりました。
23日は現地で、栃木県や水力発電を行う業者の担当者などおよそ20人が参加して起工式が行われ、事業の安全を祈願しました。
このあと栃木県を代表して、県砂防水資源課の赤上尚課長があいさつし、「民間の専門技術や経営ノウハウを生かして、ダムの維持管理費用を減らす全国で初めての取り組みなので、新たなモデルとして全国に広がっていって欲しい」と話していました。
栃木県によりますと、業者は今後、寺山ダムに発電に必要な設備を取り付けたのち、ことし9月から18年契約で水力発電を行うということです。
05月23日 14時53分