大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

コシアブラに“泣く” セシウム基準値超、業者ら苦慮 (福島県)

2013-05-27 12:00:00 | 原子力関係
 春から初夏にかけて福島県内各地の山々で採れる山菜。風味豊かな自然の恵みとして県民の食卓を彩ってきたが、東京電力福島第1原発事故から2年余りを経過しても山林の土壌汚染で放射性セシウムの検出値が食品の基準値を超える例が相次ぎ、県内の広範囲で出荷停止を余儀なくされている。特にコシアブラは放射線量の低い会津地方でも出荷停止が続き、山菜を扱う販売業者や料理店は対応に頭を痛める。山菜の種類や地域で出荷状況に差があり、県や関係者は「検査結果を見極め、山菜を楽しんで」と呼び掛けている。
 天ぷらやおひたしに調理され、親しまれているコシアブラ。会津にも出荷停止が及び、他の安全な山菜の提供に影響を与えている。
 山菜などを取り扱う直売所が並ぶ猪苗代町若宮中原地区で約30年、直売所を営む安田アキ子さん(72)=郡山市=の店先には、会津美里町、柳津町、昭和村にまたがる博士山周辺で採れたワラビやウルイ、イラなどが積まれている。店頭での会話は「これは食べられますか」という客の問いから始まるという。販売している山菜は、放射性物質の検査で安全が確認されたものだ。検査証を掲示したり、県外産の山菜は輸送されてきた際の伝票を示し、安全性をアピールしているが、売り上げは芳しくない。安田さんは風評被害が「いつ終わるんだべ」とため息をつく。

(2013年5月26日 福島民友ニュース)

29日に1次申し立て 原発事故賠償請求で浪江町 (福島県)

2013-05-27 11:50:00 | 原子力関係
 東京電力福島第1原発事故による精神的損害賠償の増額などを求め、福島県双葉郡浪江町が裁判外紛争解決手続き(ADR)を行う集団申し立てで、町は29日、原子力損害賠償紛争解決センターに第1次申し立てを行う。馬場有町長が25日、東京の早稲田大で開かれたシンポジウムで明らかにした。
 県内の自治体が代理人となり、同手続きを活用して申し立てるのは初めて。第1次申し立てには、事故当時0~99歳だった町民約1万人(4881世帯)が参加。町民の半数以上から委任状が集まった。
 申し立てでは、東電に精神的損害賠償として、1人当たり月35万円の慰謝料と謝罪、原状回復を求める。請求額は町に協力している同大などの法律専門家との協議で決めた。第2次締め切りは6月10日で、同月下旬に申し立てる予定。

(2013年5月26日 福島民友ニュース)

“大わらじ”完成 メッセージ取り付け東北六魂祭で披露 (福島県)

2013-05-27 11:40:00 | 原子力関係
“大わらじ”完成 メッセージ取り付け東北六魂祭で披露


 東北六魂祭でパレードの先頭を飾る「福島わらじまつり」の大わらじが25日、完成した。
 地元住民でつくる御山敬神会が今月上旬から作業にかかり、3千束のわらを使って長さ12メートル、幅1.4メートル、重さ2トンの大わらじを仕上げた。隙間なく丈夫なわらじを作ろうと、わら束の太さを通常より1.5倍太くし、担ぎ手の持ち手部分にロープを取り付けた。
 この日は最終チェックと微調整を行った。大わらじに復興へのメッセージを取り付け、31日に市役所前の展示会場に運ぶ予定。10年間にわたり、大わらじを作り続けている製作責任者の長谷部忠治さん(75)は「これまでで最高の出来。豪快に担いでもびくともしないよう丈夫に作ったので、わらじの美しさを観客にアピールしてほしい」と担ぎ手たちに思いを託した。

(2013年5月26日 福島民友トピックス)

生き生き、子どもたちの夢 ワールドオーシャンズデイ展 (福島県)

2013-05-27 11:30:00 | 原子力関係
生き生き、子どもたちの夢 ワールドオーシャンズデイ展


 東日本大震災からの復興を願い、福島県の子どもたちの夢を描いた絵画を展示したワールドオーシャンズデイ特別展は25日、いわき市のアクアマリンふくしまで始まった。6月9日まで。
 国連が海を考える日として6月8日に定めた「ワールドオーシャンズデイ」にちなみ、アクアマリンとフランスのナウシカ水族館が互いの施設でアート展を開くことを企画。アクアマリンでは、同国のNPO「GANBALO(ガンバロー)」の主催で開かれた。
 夢の絵は、パリ在住の画家OKIMAKIさんが本県の子ども30人にインタビューして描いた。子どもたちの夢は「フラガール」「苦しんでいる人を助けたい」「きれいな自然に囲まれていたい」。会場にはさまざまな夢の形が飾られている。
 ナウシカでは、アクアマリンで毎年募集する大漁旗デザインが展示される。

(2013年5月26日 福島民友トピックス)

鶴ケ城の木製模型を販売 復興支援で静岡のメーカー製作 (福島県)

2013-05-27 11:20:00 | 原子力関係
鶴ケ城の木製模型を販売 復興支援で静岡のメーカー製作


 会津のシンボル、鶴ケ城の天守閣が木製模型となった。製作したのは全国の名城や帆船の木製模型を作る会社、ウッディジョー(静岡市)。同社の常木則男社長が24日、福島県会津若松市役所を訪れ、室井照平市長に模型の完成品と組み立てキットに加え、鶴ケ城整備のためにと10万円を寄付した。
 同社はこれまで西日本にある城の模型を製作、販売してきた。全国の“城ファン”などから東日本の城も作ってほしいとの要望を受け、復興支援の意味を込め同市観光課の協力を得て製作した。模型は実際の150分の1の大きさでシナやヒノキなどの材料を木工用接着剤で貼り合わせるなどして作る。製作時間は約70時間でアクリル塗料で赤瓦も再現可能という。
 常木社長は「模型を作るとき、参考にするため現地に足を運ぶ人は多い」と説明し「会津に来るきっかけになれば」と話した。

 鶴ケ城の木製模型は2万3100円(税込み)。問い合わせは同社(電話054・298・6200)へ。

(2013年5月26日 福島民友トピックス)

原子力関連の人材育成 福島大で初級コース講座始まる (福島県)

2013-05-27 11:10:00 | 原子力関係
原子力関連の人材育成 福島大で初級コース講座始まる


 福島大の原子力人材育成等推進事業「多様な環境放射能問題に対応可能な国際的人材の機関連携による育成」の初級コースは25日、同大で開かれた。
 北海道大との共催。北大の教授陣が同日、原子力工学概論や基礎放射化学、基礎放射線計測学などの講義を展開。原子炉工学や東京電力福島第1原発事故の経緯などについて説明した。このほか、福島大共生システム理工学類の難波謙二教授が「福島の現状」と題して講義した。福島大の学生や一般参加者約20人が受講した。
 同事業は年間を通じ、福島、北海道両大で初級、中級、上級の3コースを開講する。9月には本県で環境放射能測定実習も予定している。

(2013年5月26日 福島民友トピックス)

最新医療装置など説明 会津西病院で外来診療棟を公開 (福島県)

2013-05-27 11:00:00 | 原子力関係
最新医療装置など説明 会津西病院で外来診療棟を公開


 6月4日に外来診療棟をオープンさせる福島県会津若松市の会津西病院(小松紘院長)は25日、新たな外来診療棟を一般公開した。大勢の地域住民らが訪れて見学し、「きれいで落ち着いた雰囲気の病院。地域密着の存在をより一層高めてほしい」と期待した。
 新外来診療棟では、被ばく線量を通常の半分ほどに抑える最新鋭のX線撮影装置、圧迫感の少ないオープン型MRIなど新型の医療機器を導入。特定検診などを行うドック・健診部門、リハビリテーション室を充実させており、病院のサロン化を図ろうとラウンジも複数設けている。
 建物は鉄筋コンクリート造4階建てで、延べ床面積3316平方メートル。診療科目は従来通り。要支援者のみ対象の通所リハビリテーション「みずき」を新設した。診断機能を充実させ、専門的診療や在宅・予防医療で地域密着の医療に取り組む。
 オープンに伴い、6月1日から3日まで外来(メンタルケア・歯科を除く)が休診となる。

(2013年5月26日 福島民友トピックス)

リスナー参加、田植え作業 ふくしまFMが番組企画 (福島県)

2013-05-27 10:50:00 | 原子力関係
リスナー参加、田植え作業 ふくしまFMが番組企画


 福島県の6次化産業をPRする「ふくしまFM」の番組「ふくしま6次化ラジオ“6ラジ”」の企画で25日、同番組リスナー約50人が郡山市の水田で田植えに挑戦した。
 同番組は県の「FMラジオ番組を活用した地域産業6次化推進事業」の一環で、2011(平成23)年3月から放送をスタート。毎週月~金曜日、県産品や地域の魅力を伝えている。
 今回の企画は、農作業を通じて県農産物の安全性を消費者に伝えたいと、初めて実施。耕作準備から調理までの過程を1年かけて番組で紹介する。
 「6ラジファーム」と名付けた水田では、参加者が20アール分のコシヒカリの苗植えに汗を流した。10月ごろに収穫し、収穫祭を行う予定。
 根本匠復興相、品川萬里郡山市長も参加し、リスナーと共に田植えを体験、本県の農業復興をPRした。

(2013年5月26日 福島民友トピックス)

JAふたば 未処理損失金21億4862万円 (福島県)

2013-05-27 10:40:00 | 原子力関係
JAふたば 未処理損失金21億4862万円


 東京電力福島第一原発事故に伴うJAふたばの平成24年度(24年3月~25年2月)の特別損失は13億3195万円に上る。前年度からの繰越損失金などを合わせた21億4862万円を未処理損失金として次期に繰り越し、東電に請求する。25日、福島市のJA福島ビルで開かれた総代会で処理案を承認した。
 同JAは広野、川内両支店を除き本部と各支店が営業を休止している。休止店舗の固定資産価値が喪失したとして、特別損失に固定資産評価損9億8633万円を計上した。避難により県内外に設置した仮店舗の家賃8033万円も含めた。
 総代会には、約150人が出席し、志賀秀栄代表理事組合長らがあいさつした。組合員の営農再開支援や農産物販売事業の強化などを盛り込んだ25年度から3年間の「中期経営計画」を決めた。「TPP断固反対に関する特別決議」を採択した。
 開会に先立ち、双葉郡方面に向かい黙とうした。

2013/05/26 10:25 福島民報

首都圏向けのバスツアー始まる 高校生がいわき案内 (福島県)

2013-05-27 10:30:00 | 原子力関係
首都圏向けのバスツアー始まる 高校生がいわき案内


 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で風評被害を受けている、福島県いわき市を盛り上げようと、市内の高校生らが企画した首都圏向けの復興応援バスツアーの第一弾が25日、催された。
 ツアーは、被災3県の高校生を対象とした米国短期留学「TOMODACHI サマー2012ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」に参加した生徒約10人が、エイチ・アイ・エス(本社・東京)と共同で商品化した。今回のツアーにはこのうち4人が案内役として参加した。
 首都圏から参加した約25人の観光客が高校生の案内を受けながら、いわき市の勿来の関公園を散策したり、スパリゾートハワイアンズでフラガールからレッスンを受けるなどした。2日目は津波被災地の平豊間地区の沿岸部などを巡る。
 参加した東京都の自営業多田敏雄さん(63)は「ツアーは楽しいし、若い人が福島のためによく頑張っているのが伝わった」と満足そうに語った。案内役を務めている磐城高3年の佐川奈央さん(17)は「被災地が前を向いて頑張っている姿を知ってもらえて良かった」と話した。

2013/05/26 10:20 福島民報

運動会「やっぱり外」 楢葉南、北小 いわきの仮設校舎で (福島県)

2013-05-27 10:20:00 | 原子力関係
運動会「やっぱり外」 楢葉南、北小 いわきの仮設校舎で


 東京電力福島第一原発事故でいわき市に仮設校舎を設けている楢葉町の楢葉南小、楢葉北小の合同運動会は25日、仮設校舎校庭で開かれた。原発事故後、両校が屋外で運動会を実施するのは初めて。
 児童合わせて90人が参加し、徒競走、綱引き、玉入れなど多彩な種目で思う存分体を動かした。晴天にも恵まれ、校庭には「がんばれー」という歓声が響き渡った。楢葉南小4年の横田歩夢さん(9つ)は「やっぱり外の方が運動会は楽しい」と喜んでいた。
 昨年4月に川内村に戻った川内小の運動会も同日、同校校庭で開かれ、児童24人が地域住民と楽しい1日を過ごした。昨年は午前中だけだったが今年は午後まで行う例年通りのプログラムに戻した。

2013/05/26 10:15 福島民報

児童1人の小学校運動会 (福島県)

2013-05-27 10:10:00 | 原子力関係
児童1人の小学校運動会 NHK

原発事故の影響で避難が相次ぎ、児童がひとりになった福島市の小学校で、26日、卒業生や地域住民も参加した運動会が開かれました。
運動会が開かれたのは、福島市郊外の大波小学校です。
運動会は卒業生や地域住民ら100人以上が参加して行われ、ただひとりの児童で6年生の佐藤隆志くんが「学校と地域の親睦を深めるため楽しく、仲良く競技することを誓います」と選手宣誓をしました。
このあと、競技が始まり二人三脚では佐藤くんと地域の住民が一緒になってゴールを目指し、借りもの競争ではことしの3月までいっしょに学んでいた中学生一年生と競いあっていました。
大波地区は少子化の影響に加え原発事故後、福島市のなかでは放射線量が比較的高かったことから避難する親子が相次ぎ、事故前に30人いた小学校の児童は、この春から佐藤くんだけになりました。しかし、学校のグラウンドの土を入れ替えるなど除染が進められて放射線量も下がりつつあり、地区の要望もあって学校は存続されることになりました。
佐藤くんは「本当は友達も参加してほしかったが、みんなが応援してくれて楽しい運動会です」と話していました。
また、76歳の自営業の男性は、「児童はひとりしかいなくても、大運動会となりました。地域全体で復興に向かっている姿をアピールしていきたいです」と話していました。

05月26日 19時49分

楢葉町で試験田の田植え (福島県)

2013-05-27 10:00:00 | 原子力関係
楢葉町で試験田の田植え NHK

原発事故で町の大部分が避難区域に指定されている福島県双葉郡楢葉町で26日、農業再開に向けた試験的なコメの作付けが始まりました。
26日は、楢葉町の大谷地区にある試験用の水田で、地元の農家の人たちが参加して、田植えが行われました。
楢葉町では原発事故のあと、コメの作付けが制限され今年も水田の水路やコメの倉庫が復旧していないほか、放射性物質を検査する態勢が整っていないことなどから、町では農家に作付けを自粛するよう呼びかけ去年に引き続いて試験的な栽培を行うことにしています。田植えは、あわせて3点4ヘクタールの水田で、きょうから3日間行われ、町は10月上旬に収穫し、放射性物質の影響を調べることにしています。
収穫したコメは市場には出荷しませんが、一部のコメについては、町の関係者で試食をすることも検討しています。
田植えに参加した農家の佐藤充男さんは「田植え作業に少しでも携われるのはうれしいですね。作付けの再開はまだ難しいが、試験田で栽培しながら農業の再生の足がかりにしたい」と話していました。また、楢葉町産業振興課の山内健一農政係長は「農地の除染も進み農業再開に向け一歩ずつ前進していると思います」と話していました。

05月26日 15時19分

新たに24人の被ばく確認 放射性物質漏れ事故 (茨城県)

2013-05-27 09:30:00 | 原子力関係
 茨城県東海村にある加速器実験施設「J―PARC」の放射性物質漏れ事故で、日本原子力研究開発機構は26日、新たに24人の被ばくを確認したと発表した。被ばく線量は最大1・7ミリシーベルトだった。被ばくが確認されたのは、これまでの6人と合わせ計30人となった。

 事故は23日正午ごろに発生。当時実験施設に出入りした研究者ら55人が被ばく検査の対象となった。原子力機構はこのうち49人の検査を終え、19人は被ばくが確認されなかった。残る6人の検査は27日以降に実施する予定。

2013/05/26 21:13 福島民報

加速器施設、被曝30人に…電磁石に過大電流

2013-05-27 09:13:56 | 原子力関係
加速器施設、被曝30人に…電磁石に過大電流
2013年5月27日(月)00:16
 茨城県東海村の加速器実験施設「 J
ジェイ
― PARC
パーク
」内の原子核素粒子実験施設で起きた放射性物質の漏出事故で、日本原子力研究開発機構は26日、新たに24人の内部 被曝
ひばく
が判明したと発表した。

 これで計30人の内部被曝が確認された。

 事故当時、施設内にいた55人のうち、26日までに新たに29人の検査を実施。24人の被曝量は0・1~1・7ミリ・シーベルトだった。原子力機構は、健康には影響がないレベルだとしている。49人が検査を終え、27日に残り6人の検査を行う。

 また、実験施設を管理する高エネルギー加速器研究機構などの調査で、事故の引き金となった陽子ビームの出力の異常は、陽子の量を調節する電磁石に過大な電流が流れたのが原因とみられることがわかった。同機構は近く、電磁石用の電源を製造した国内メーカーを呼び、原因を調べる。