ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

日記 8月31日 清水にあるウリ八ッキョで先生方と口演の練習をしました。

2013-08-31 21:29:49 | 日記


 朝、9時前に家を出発し、清水に地下鉄で向かいました。

 夏休みの初期のころに一度行ったのですが計画通りに終われず、課題が残ってしまったのでもう一度行くことになったのです。





 校庭の突き当りにはこんな大きな看板(?)が建てられていました。今日は夏休み最後の日なのでこちらでは学童も無く、舞踊部だけが登校して練習をしていました。





 教員室の真ん前にはこんなスローガンが掲げてありました。

 「ウリマルを常に使いピカピカ輝く城北の学生になろう」

 先生と学生たちが一丸になって「ウリマルの模範校」を作ろうと頑張っています。

 他のことならともかく、ウリマルの勉強ならどこへでも駆けていく私です。少々疲れていても元気に出かけました。

 基礎発音の練習を1時間みっちりして、先日練習した高学年の教科書から選んだ朗読を復習しました。

 そのあと、今度は低学年の教科書から選んだ童話を一つ練習しました。

 まず、登場人物の特徴を分析する作業を一緒にします。

 登場人物(もしくは登場する動物)の外見的な特徴から大体の年齢や性格を把握してセリフの内容と合わせて、登場人物の声の高低、速度の速い遅いを決めます。

 すべてはみんなで討論しながら決めて行きます。その過程が面白い。

 内容把握を深くすればするほど朗読の楽しみが増えます。あっという間に2時間が過ぎました。一応作品の大まかな練習も済ませたので今度は冬に機会を作ることにしました。先生方頑張ってくださいね。先生方一人一人が子供たちのお手本ですから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日記 8月30日 4人でチジミを焼いて食べ、学童が終わった後、奈良のハングル教室に行きました。

2013-08-30 14:06:42 | 日記








 少し暑い朝です。今日も3人と2時まで過ごします。

 まずリファとユファがやってきました。私が9・9節関係の手記を書いている途中だったので、少しの間だけ自分たちで遊ぶように言いました。

 するとピアノの本を取り出して何も言っていないのに自分たちで弾き始めました。









 途中ユナもやってきてしばらく遊んでから4人でビスまで歩いていきました。ビスの2階がダイソ―(100均)なのです。

 夏休み最後なのでふたつずつ買っても良いと言いました。(ただし遊びに使える物という条件を出しました。)

 押せばへっこむプラスチックのナイフ(殺人事件物語に使うそうです。)光るボール、手芸用のビーズなどを買っていました。



 暑いので万代に寄ってアイスクリームを買おうということで、まっすぐに万代目指して歩いていると、途中で中大阪の幼稚班の先生お二人にお会いしました。1日会わなかっただけなのに、お互い名前を呼びあいながら恋しがっています。少し笑ってしまいましたがとても良い光景でした。

 万代でアイスクリームとチジミの材料を買って家に帰りました。汗が一杯出るほど暑かったのでアイスの美味しかったこと!

 その後みんなでチジミを作り昼食にしました。具が何もはいって無かってもうどんにしてというのです。呆れましたが、要求通りにしてあげました。



























 サァ食べましょう!



 2時ごろリファのオンマが迎えに来てくれて3人とも家に連れて行ってくれました。

 3時間学童で凄し、6時には奈良に向かいました。「奈良ハングル教室」の日です。

 家庭の事情とかで欠席者もいましたが1時間半家庭的な和やかな雰囲気の中でみっちり勉強できました。

 休憩時間に廊下に出ると二つの壁画が目に付きました。卒業生たちが残していったもののようです。

 今、奈良は燃えています。9月21日からは児童教室の第2クールがスタートします。

 来年4月、幼稚園をまず再生させようという目標を立て一致団結して頑張っています。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月27日 第67回「火曜日行動」です。

2013-08-27 13:59:30 | 火曜日
8月27日 第67回「火曜日行動」です。


 今日は朝から涼しい風も吹いていました。雨の心配も無く久しぶりに良い天気です。

 中高級学校は昨日から新学期が始まり、生徒たちはここへ来ることなく、勉学と中央体育大会に向けて最後の追い上げをしています。

 今日も神戸から、奈良から大阪のあちこちから連絡会の方や大学の教授や先生方が来てくださり、アピールをしたり、歌を歌ったりしてみんなに元気をくれました。

































 いつもお元気な長崎さんです。






































 大学の先生でもありピアニストでもある先生が、田中ひろみさんが作られた替え歌を歌って参加されました。



 藤永先生も帰国早々駆けつけてこられました。











 オンマと一緒に来てくれた子供たちは無心に遊んでいます。

 「君たちが大きくなったら」この写真をみせてあげよう。

  真夏の日差しの下で、君たちがどんなに私たちに勇気と希望をくれたかをはなしてあげよう。







 神戸から初参加の貴美さんが仲間たちにアピールをしてくれました。

 午前中、ぎりぎりまでクラブの指導、幼稚園児の保育をされていた第4と中大阪の先生方も多数来られ、ガンバって道行く人々にビラを配りながら呼びかけておられました。



 最後は裕子さんの音頭で「君たちが大きくなったら」を合唱しました。自然と日本の友人たちと肩を組みながら歌えました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

短歌2首 森本さんの作品です。

2013-08-24 11:07:02 | 詩・コラム



奈良ハングル教室の森本さんが、素晴らしい短歌を2首送ってくださいました。


この1か月、毎週「火曜日」来てくださっています。





「覚えたての アンニョンハセヨに 若きらが さわやかに応う アンニョンハセヨ」


「毎火曜日 誰でも行って いいんだよ 君が差別を なくしたいなら」


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四日市初中のリ・チュンソンさんの詩をご紹介します。「英雄」バイリンガル

2013-08-21 13:26:17 | 詩・コラム



朝から新報4面に掲載された詩「英雄」を読んで涙しました。

去る7月4日アボジ(元 四日市初中の校長)の1周忌を迎えた御子息(現 教員)が大学時代に両親について書いた詩が掲載されていました。

亡き校長先生の魂は教え子や同胞はもとより御子息に依って蘇り、再び光を放ち続けています。

時間が無くともお読みください。訳してみました。


                                       


「英雄」

          リ・チュンソン

私は二人の英雄を知っています
民族教育を守るため
すべてを捧げる          
私は彼らを見ながら育ちました
彼らから学びました
彼らのように生きたいです
彼らのために生きたいです


民族教育を守り花咲かせる道程で
あなた方は人生をすべて捧げられました
私しか知らない英雄たちだけど
あなた方が育てた人々が
どれほど多いでしょう
あなた方を尊敬する同胞が
どこへ行っても頭をさげます


私は忘れません
私たち兄弟に下さった愛を
あなた方はどれほど忙しかったことでしょう
あなた方はどれほどつらかったことでしょう
私は忘れません
あなた方の愛を

あなた方の帰りを待ち
泣く弟たちを胸に抱き
涙を浮かべたあの日
私はあなた方が憎かった
あなた方の職業が嫌でした


しかし遅まきながら悟ったのです
貴方たちの職業がどれほど素晴らしいかを
貴方たちの人生がどれほど輝かしいか
そしてあなた方が与えてくれた愛が
どんなに大きく暖かかったのかを


お父さん、お父さんは英雄です
お母さん、お母さんは英雄です
胸にメダルは光っていないけど
あなた方は英雄です
民族教育が英雄を生み
英雄がわたしを生みました


私も英雄になりたいです
英雄たちが守ってゆく民族教育
明日には私が守ってゆきます
あ、愛国により高くそびえたつ
不滅の教壇の上に
この息子が立つことでしょう


   (四日市初中 教員)                    


                             
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする