ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

5月29日、296回目の「火曜行動」です。

2018-05-29 17:39:53 | 火曜日
晴れたり曇ったりの不安定な天候でしたが、296回目の「火曜行動」が正午に始まりました。










宣伝カーが既にスタンバイしていました、古賀さんと西風さん、今日もよろしくお願いいたします。







今日のレポーターはハルモニ会の木村さん、写真撮影は松尾さんの協力です。皆さんよろしくお願いいたします。





長崎さんの第一声が始まりました。



長崎さんのアピール

☆長崎さん

6年前にこの大阪府庁前に立ち始めてから今日でもう296回目になります。

この火曜日行動には、いろんな立場、思想・信条を乗り越え、様々な人々が集まっています。
朝鮮学校に子どもを通わせているオモニ、アボジ、ハルモニ、ハラボジ。
日本の教員として、あるいは教会の信仰者として。

まとまったことを流ちょうには話せないかもしれませんが、今感じていることを話し、人と人とのつながりを作っているのを聞いていると生きていく上で宝になると感じます。

4月27日、歴史的な南北会談が行われ、在日朝鮮人の子どもたちは自分の祖国である朝鮮半島が平和と和解に進んでいくのを見て、どれほど喜びを感じたことか。

残念ながら日本の政府はそれとは逆行した動きを取っています。
この間の朝米会談をめぐるどたばたがそのことを端的に示しています。

アメリカが望む形での「非核化」ができないからといって「中止」を言うトランプ政権。
これに対して世界の国の代表の中で安倍首相だけが即座に「中止に理解」と宣言しました。

ところがすぐざま情勢は変化しました。
日本の外交には一本通った筋がなく、ひたすら米国の言うとおりに従うばかりであることが明らかになっています。

日朝宣言では「在日朝鮮人の地位に関する問題については、国交正常化交渉において誠実に協議する」とあります。にもかかわらず、政府の姿勢は変わることなく、今の現状があります。

モリカケ問題では、次々と新たな証拠・証人が現れています。しかし、安倍が「やっていない」と言ったらそれで通ってしまっています。これは今問題になっている日大のトップの対応とかぶります。当事者である学生・生徒が置き去りにされている点も共通しています。

朝鮮学校の運動会は、学校だけでなく地域の一大イベントです。地域のみんなが集う中で暖かなコミュニティが形成されています。こんな朝鮮学校に対してもう6年も補助金が打ち切られたままになっています。1億5000万円×6年=約10億円のお金が下りないまま学校も保護者も負担の上に負担を重ねています。給料が遅配になれば生活がやっていけません。そのことを想像して1日も早く補助金を復活してください。

大阪城公園を歩いていると、日本語以外の会話がよく聞こえてきます。中国語、韓国語、ベトナム語、最近はインドネシア語も…。これらの人々が私たちを見て、朝鮮学校への差別を知ると、どう思うでしょうか。
日本にとって国連は普遍的な人権を守るところではなく、自分にとって許せない国に制裁を科すところでしかないようです。
国連人権委員会から何度も朝鮮学校への差別を是正するよう勧告が出ていますが、日本はこれを無視し続けています。

大阪市の吉村市長は「拉致問題を解決するのは大阪市にとって重要である」として「拉致啓発」のチラシを大阪市内の全小中学校に配布することを決めました。

これには南北首脳会談のことも、話し合いで解決しようとも述べられておらず、ひたすら対立・憎しみを煽り、相手に対して不信をぶつけるものです。こんなものを配布することで拉致問題が解決するものでしょうか。
先生たちの間にもとまどいが広がっています。

維新の会は拉致問題で強い姿勢を示したいと考えているようですが、そのために教育現場を利用するのは許されません。

私たちを含め、多くの団体が行政に申し入れをしています。
先日の話し合いでは、「機械的に降ろすことはしない」「配慮の上に配慮を重ね、現在配布が止まっている」との状況です。しかし、「市長の決裁」なので、市長がそれを撤回しない限りは配布そのものをやめることはできないとのことです。これが新聞折り込みチラシに入っていたら、「こんなものに税金を使うな」と抗議をしましょう。
















斎藤さん、津々木さんが早くから来ておられました。











館山さんと田中直子さんのツーショットは珍しい




スローガンを持ってくださっているのは北大阪地域のオモニです。







初めて来られたそうです、大谷さんです。

















いつも積極的にビラを渡してくださる李さんです。








火曜バンドがどんどん増えています。






福島初級の若いオンマたちが二人で来られました。















アギさんのアピールです。

☆オモニ

足を踏まれた方はそれを覚えています。暴言を吐かれた人はその痛みを覚えています。

大阪府の職員による暴言への抗議に対する対応が「名札を隠せ」ではとても寂しく思います。

今マイナスイメージがいっぱいですが、大阪に朝鮮学校がある意味を一緒に考えてほしいのです。万博を楽しいものにするためにも必要なことです。

朝鮮学校への理解を深めてほしい。

朝鮮学校の公開授業や運動会に来れば、たぶん目からウロコがボロボロ落ちてくることでしょう。






イケメン二銃士です。





参加者たちの笑顔にいつも元気をいただいております。





長崎さんが繋ぎます。


☆長崎さん

生野区にはサラダ・ボウル・プロジェクトという取り組みがあり、韓国やベトナム、セネガルなど様々な国の在日外国人が得意料理を持ち寄って話をするのです。

私たちは見えない存在にならないことが大切です。私が掲げているプラカードの写真に写っている幼稚班の子どもが今は中学生です。
人間にとって大切なことは想像力です。自分が体験したことでなくても相手の立場を想像してみてください。







陶山さんのアピールです。


☆陶山さん


今年の初め、教育委員会の方々と交渉した時、「毎週火曜日に配っているチラシを受け取ったことがある人」というと3分の1の人しか手を挙げませんでした。
たいへん残念なことです。毎回同じビラを配っているわけではありません。毎回、どんなことが書かれているのか、そういう目で見てほしいものです。

私が在職時、一番近くにある朝鮮学校にいろいろ教えてもらおうと思って城北朝鮮学校との交流が始まりました。もう30年以上になります。最初は朝鮮学校の生徒たちの踊りやサムルノリに感動しました。次の年はサッカーの交流試合をおこないました。人数は少ないのにたいへん上手でした。次の年は夕食を一緒に食べたり…最近は手紙を出し合ったり、互いに授業参観をし合ったりしています。
子どもたちは大人が差別をしなければすなおに相手とつきあいます。しかし、行政が真っ先に差別し、国がヘイトをまき散らしています。

朝鮮民主主義人民共和国を撮ってきた写真家が写真展をしたり写真集を出したりしています。その方が「昔からのイメージを払拭できないのは日本の大人」であると述べていました。

全ての人々の子や孫が当たり前に幸せに暮らせるために、行政が何をすればいいか、もう一度考えてほしい。








平石さんも火曜バンドの仲間入り






珍しい❣️チョグッスンオモニがアピールされています、日光を避けなければならないのでお顔は見えませんが、、、


☆チョ・グッスンさん


孫がおむつをしていたことからこの場に立ってきました。その孫はもう小学生で、私より朝鮮語が上手です。
この6年以上の月日は何でしょう。

私たちは在日朝鮮人がなぜここにいるのかを皆さんに真剣に考えてほしいのです。

安倍首相、前の橋下知事、松井知事、吉村市長…彼らが主張するような固定観念を脱せないのはなぜなのでしょうか。
朝鮮学校はオープンにしていますし、反日教育なんかしていません。


私たちはこの6年間毎週火曜日補助金を復活してほしいと訴えているのに、それを考えていません。

様々な政党があり、みな考え方が違うのはわかります。でも、話し合ってこそ問題は解決するのです。
私たちは透明人間に見えるのかもしれませんが、それが差別なのです。無視することは朝鮮人を馬鹿にすることだと寂しくなります。私たちは一方的な訴えではなく、対話を求めているのです。












さゆさんも来られていますね。





パンチョンジャさんのアピールです。

☆パンさん


私の知り合いが今スウェーデンにいます。そこでは学校の授業の中で外国人一人一人に自分の国の言葉を学ばせるのです。知り合いの子どもは日本語を学んでいます。それは人間として当然の権利だと認識されています。


これを聞いて、日本の国とはあまりにも違うと思いました。


補助金は贈与ではなく当然の権利です。

国連では人種差別の問題で是正勧告を受けていますが、「勧告に従う必要はない」というのが安倍政権の立場です。

ここ数年、レイシスト団体が国連の場に登場するようになりました。「慰安婦問題はなかった」などとヘイトクライムをおこなっています。世界から見ると日本の人権状況はガラパゴスです。政府の中で女性に対するセクハラが横行しています。女性に対する差別や排外主義は日本人にとっても切実な問題であることを共有して、変えていきましょう。







ご自分で作られたゼッケンです。






くっすんさんの愛のキャンディ配布復活です。








若いオンマたちがアピールされ、歌を歌われました。


☆オモニ

私自身朝鮮学校の出身で、子どもたちを朝鮮学校に通わせています。朝鮮学校は民族の言葉・文化を学ぶところです。政府は「北と関係している怖いところ」といいます。こんな差別をしている国はありません。


『声よ集まれ、歌となれ』をオモニ三人で歌いそのあと、シュプレヒコール。









シュプレヒコールもされましたよ。

「子どもたちに学ぶ権利を!」

「行政は差別するな!」







移動しながら出張撮影をしてくださる松尾さん、ありがとうございます。






暑い中黙々と聞き取りをしてくださっている木村さん、お疲れ様です。




火曜バンドの皆さんもお疲れ様❣️




☆大村さん

2012年4月から始まった火曜日行動ですが、現状は現在まで全然変わりません。


2010年から私学課の人と話し合いを重ねてきました。朝鮮人がなぜ日本にいるのかを考えれば、補助金は当然支給されるべきです。


南北会談を茶化すテレビ番組を見ると腹が立ちます。そもそも日本の植民地支配のせいで南北が分断されることになったのです。

補助金はお願いではなく権利です。時間が来たのでこの続きは来週に回します。


6月6日(水)に、城北ハッキョで恒例の給食作りをします。これで12回目になります。朝日新聞にも紹介されました。みなさん、どうかご参加ください。


最後の歌は大村さんの音頭で「勝利のその日まで」❣️























駐輪場での申し送りです。
























大阪城公園内を歩いて帰りました、来週も頑張れそうです。


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5月22日、295回目の「火曜行動」です。

2018-05-22 16:09:58 | 火曜日
暑くも寒くもない丁度良い気候です。今日は70階段を上り府庁前に向かいました。











まさしく新緑の5月です。こんなにくねくねした大木もあるんですよ。大阪城公園内には、、、











府庁前到着です。





古賀さん提供の宣伝カーです。








今日のレポーターはハルモニ会の長老ー横道昭子さんです。





写真撮影は年齢不詳の松尾和子さんです。今日もよろしくお願いいたします。





長崎由美子さんのアピール始まりました。


☆長崎さん

子どもたちが笑顔と夢を取り戻し、安心して学べる様に、私たちは毎週火曜日、ここに立ち訴えてきました。
ここには朝鮮学校の保護者の皆さんや日本人の皆さん、たくさんの仲間が集まっています。


最も多くの在日が暮らす自治体として、大阪府と市は長い間、朝鮮学校に補助金を出してきました。
しかし、橋下知事の教育への不当な介入で補助金が打ち切られて、6年が経ちました。
自治体は差別から守るのが役割のはずですが、今もって補助金は再開されていません。


4月26日、南北朝鮮首脳会談が行われました。
各朝鮮学校でも、平和と統一に向けて大きく舵を切った瞬間を同時上映で鑑賞し、喜びあいました。


6月12日には朝米首脳会談が予定されています。
東アジアが大きく舵を切ろうとしている時に、日本だけがソッポを向き続けている。
拉致問題や制裁と圧力しかなく、まともに外交が成立していません。


拉致問題では見過ごすことの出来ないことが行われようとしています。
公立小中学校で「拉致啓発チラシ」を配布し、5大紙に折り込みを配布もすると大阪市長が記者会見で発表しました。


小中高校には本名を名乗っている生徒も、通名ですが朝鮮半島にルーツも持つ生徒も学んでいます。
その子ども達が、どんな思いで、配られた「拉致啓発チラシ」の話を聞たり、見たりしなくてはならないか、考えてみてください。
矢面に立たされる子どもたちのことを考えてください。
子どもたちの間に、大きな火種を持ち込むことなります。
せっかく仲良くしている子どもたちの間に、新たに差別や断絶を生むことになるのです。


拉致のことについて、痛みが一番わかるのは、自らも離散家族を抱える在日の人たちです。
だからこそ真の解決を望んでいます。
しかし、会話と交流を続けることにしか解決はない、決して圧力では解決できません。


朝鮮学校の公開授業に案内した、立命館大学と上智大学の学生さんは、「朝鮮学校のことを良く知らなかった。もっと知りたい。そして交流していきたい」と地元の朝鮮学校と交流を始めています。
また一緒に案内した牧師さんは、教会の説教で朝鮮学校のことを話されました。
この様にフィルター無しで真摯に向き合ってくだされば、きっと理解が得られると改めて希望をもちました。


「拉致啓発チラシ」配布について、無償化連絡会・大阪は5人のオモニたちと共に大阪市に抗議に行きました。
大阪市は、なぜ在日の人々が日本で暮らすようになったか、その歴史をしっかり教育現場で教えていただきたい。
新たな対立や差別を生む「拉致啓発チラシ」の配布を考え直すよう要求します。









今日は南大阪から大勢来ておられますね。










宣伝カーも出発します。









歌舞団の舞姫です。






今日は中山さん出張でイケメン三銃士ではありません。




いつもキリッとしている朴さん。














アピールです。



⁂大阪朝高オモニ会の方

わたしは大阪朝高生の保護者です。

吉村市長の定例記者会見で出された「拉致啓発チラシ」の配布差し止めを求める申し入れに行ってきました。

行政がいじめや差別を煽っていいのか。ヘイトではないのか。絶対に配布を止めてくださいと申し入れをしました。

万博の開催を望む大阪が、こんな差別をして良いのでしょうか!

わたしたちは大阪府民、市民として義務を果たしているのに、当然の権利から除外されています。

「拉致啓発チラシ」の配布は絶対に止めてください。








先日抗議に行かれた時の代表の方々です。






いつも宣伝カーに乗ってくださるウグイス嬢こと西風さんです。お名前も爽やかですね。







キャンディおばさんことちょぐっすんさんですが、太陽光線を浴びると皮膚に炎症がおきるので自重していらっしゃいます。










長崎さんが繋ぎます。

☆長崎さん

通学電車で朝鮮語の教科書を堂々と読めない。チマチョゴリで通学できない。
初級の女の子が中年男性から「朝鮮に帰れ」と言われた。こんな状態が続いています。


高校無償化や補助金交付を求める声明を出した全国の弁護士会に対し、ネトウヨと言われる連中から大量の懲戒請求が送られて来るという事態がありました。
弁護士会では全請求者に対し法的措置をとるとしています。
かれらネトウヨは50代60代が多かったそうです。
日本の植民地支配の歴史をある程度学んできた世代にも拘わらず、です。


「拉致啓発チラシ」配布は、行政がやっているのだから、我々も差別をしていいんだと大きく刷り込まれていく役割をはたします。
教育現場に政治利用を持ち込まないでいただきたい。








伊関さんのアピールです。

☆伊関さん

「平和の糧」の伊関です。

5月20日、能勢の田んぼで子どもたちと田植えをしてきました。
今年で22回目になりました。
阪神淡路大震災の時、共和国から義援金が贈られてきました。共和国も大変な時期だったのですが・・・。

お返しに何か出来ないかと考え、お米を送ることに決め、田植えを始めました。
共に汗を流し米作りをして頑張れば、きっと統一の日が来ると願ってきました。

その後、経済制裁で共和国にお米を送ることが不可能になりましたが、給食やバザーで使ってもらおうと朝鮮学校に贈るようになりました。

今、やっと平和と統一へ、大きく大きく動き始めています。

特に在日の多い大阪にあって、大阪の経済に在日の果たしてきた大きさを考えてください。

差別や排除の先に発展はありません!

これは大阪だけの問題ではない。日本の発展の問題でもあります。

どうして未来の発展に向けた、平和なアジアを目指した、包括的な外交政策をとれないのか! 
重ねて言います。差別と排除の先に発展はないのです。

泥んこになって子ども達と田植えを楽しみました。
日朝友好、草の根運動の素晴らしい一日でした。

これからも頑張りましょう!






火曜バンド積極的に演奏を続けています。










宣伝カーが回って来ました。







朴さゆさんが館山さんにインタビューされているようです。













☆竹本さんのアピール

「ピースおおさかを取り戻す会」の竹本です。

ピースおおさかリニューアルの情報公開裁判は、一審で敗訴しましたが、二審では5万円の賠償命令を勝ちとることができました。

日本人の多くは、なぜ朝鮮学校があるのか知りません。
勝手にやって来たと思っています。
日本と朝鮮の歴史を正しく教えられていないからです。

南京、沖縄戦も同じです。正しく教えられていない。

松井知事はピースおおさかの展示は自虐的だったから撤去、リニューアルした
と言います。
明らかに府の条例に違反したリニューアルです。

リニューアルの経緯や裁判を取材し、良心的に報道し、森友問題も積極的に取材していたNHKのA記者を、大阪NHKは本人の意向を無視して人事異動を行おうとしています。
NHKに抗議に行きました。

良心的な記者やドキュメンタリーをつくる人を、都合が悪くなれば切る。
このNHKに対し、これからも抗議をしてきたいと思います。








肺炎で二週間近く入院されていた森本さん、完全復活のようです、良かった❣️






この三線姿が見れなくて寂しかったです。














KCC会館の李さんです。





宣伝カーです。


















南大阪の保護者たちがアピールと歌を歌ってくださいました。


☆オモニ

私たちは南大阪在住で、子どもたちを南大阪初級、東大阪中級、大阪朝高に送っている保護者です。
今日は共生社会を築くためにみんなで歌って、シュプレヒコールをします。

♪ 声よ集まれ、歌となれ ♪

1.どれだけ叫べばいいのだろう
    奪われ続けた声がある
    聞こえるかい? 聞いているかい?
    怒りが今また声となる
 ソリヨ モヨラ ノレヨ オノラ
トンムヨ モヨラ ノレ プルジャ、、、








南大阪の校長先生アピールです。


☆南大阪初級 校長先生

みなさん 久しぶりです。

学校のある日に府庁前に来るのは正常ではないのですが、来ざる得ない状況になっております。

私も日朝友好の田植えに行ってきました。

私も大阪府民、大阪市民です。
今、何故拉致の問題か。この時期の大阪市の行為に、悲しい思いです。

多角的な教育をしなさいと指示があって、うちのハッキョでも、拉致の問題をやらざる得なくなり、やったことがあります。

「朝日ピョンヤン宣言」には日本植民地支配の不幸な過去の清算をし、前に向かって進むことを謳っています。

大阪府の旗も大阪市の旗も勢いがありません。

差別や排除のない元気な大阪にもどっていただきたい。









大村和子さんもアピールです。


☆大村さん

日本人として、なぜ今、拉致の啓発をするのか理解できません。

まだまだ偏狭な世論に支配されているとは言え、朝鮮半島の平和と統一への動きで、共和国に対する世論がこころなし良い方向に変わりつつあります。
大阪市の拉致の啓発は「やっぱりな~」という雰囲気をつくり、それがハッキョに向かっていく。それが心配です。

吉本市長は、フィリピンの慰安婦像が重機で壊されたように、サンフランシスコの慰安婦像(平和の像)も重機で破壊し撤去するようツイッターで要求しているのです。
その人権感覚に人格を疑います。

朝鮮学校補助金を血税と言い、一方で莫大な税金を使って拉致のチラシを配布するとは許せません。この行政のやり方はおかしい。

これからも続けて追及していきましょう! がんばりましょう!

今日は素人ですが私が最後の歌をうたいます!









さゆさんが撮影を続けています。体調は大丈夫ですか?






最後の歌は大村さんの音頭で「勝利のその日まで」





















駐輪場での申し送りです。





























宣伝カーに乗ってまだまだ活動される古賀さんと西風さん、お疲れ様です。






緑があんまり綺麗ので心を癒されながら歩いて帰りました。










来週も頑張ります❣️







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5月15日、294回目の「火曜行動」です。

2018-05-15 16:10:09 | 火曜日
暑い火曜日です、昼間には30度になるらしいですが、いつものように地下鉄で行きました。

10分前に府庁前に着きましたが、やはり大勢の仲間たちが既にきていました。















中大阪の津々木さんは「僕皆勤ですよ」と笑っておられました。^_^




今日のレポーターは春母(ハルモニ)会の陶山さんです。





出張写真撮影は全て松尾さんです。今日も皆さん力を合わせて発信しましょう^_^








長崎由美子さんの第一声が始まりました。

⁂長崎さん

 去る日曜日、生野で統一マダンがありました。4月27日歴史的南北首脳会談があって朝米会談も予定されて、今大きく平和に向けて動いています。

大きな祝いの日、激しい雨の中火曜日行動のメンバーと一緒に舞台に上がって、火曜日行動の歌を歌い、朝鮮人の子どもたちの笑顔を安心して守られるように皆さんと手を繋ごうとアピールしてきました。一日も早くこの火曜行動も終われるように。この坂を上り続けて294回目、去る291回目の4月24日は、教育塔前に集まり、ともに手を繋いで生きようと府庁の周囲をパレードしました。朝鮮学校の子どもたちも参加しました。


5月13日は、広島でも平和パレードが行われ、はげしい雨の中、朝鮮高校の舞踊部の女生徒たちチマチョゴリを着て合羽を着て、元気に踊ってアピールしました。この火曜行動も6年を超えて、当初、ウリハッキョ1年生の子どもたちが、覚えたてのウリマルで書いた作文を「ウリハッキョが大好きです。日本の大人はいじめないでください」といって、オンマに手を引かれてきていました。


4月24日、は在特会2人が来ていて、府庁前で「射殺するぞ」とヘイトスピーチを投げかけました。ヘイト条例があるのに、警察は何もせず、許していました。何のための条例でしょうか。絵に描いた餅という言葉がありますが、条例に命を吹き込むのは、現場で人が生きるために生かされないと意味がありません。憲法に基本的人権があります。先日生野で憲法カフェがありました。そこで国民という言葉が話題になりました。日本国籍を持った人だけが対象なのか?日本に暮らす、すべての市民を支える精神ではないのか。残念ながら国籍条項に阻まれて子どもたちの人権が守られていない。


朝鮮学校への不当判決が続いています。昨年7月27日の判決以来、補助金裁判、4月27日南北首脳会談の大きな喜びの日、愛知で不当判決でした。
今、南北首脳会談後、中国とも対話が進んで、これからの東アジアの平和について話し合おうとしているとき、日本だけが、置き去りにされている。本当の対話ではなく、日本にとって、朝鮮はキケンとばらまくほうが日本の軍需産業にとって都合がいいから。


会談の後、なぜまたJアラートの訓練が必要なのか。朝鮮半島からミサイルが飛んできた。はるか上空を飛んだ後に訓練をする。現実とかけ離れています。


韓国の中で世論が変わり、特に若い世代が喜びの声がたくさん出ているのに日本のマスコミは報道しません。朝鮮学校の子どもたちが韓国からたくさんの支援を受けているその大きな理由が、南北の懸け橋の役割を担っているからです。


日本で生まれ大阪で育ったオモニ、ソンセンニム、子どもたち、大阪が大好きでタイガース・たこ焼きが大好きです。朝鮮学校関係者も府民税を納めています。にもかかわらず大人が公然と差別しています。


教育の無償化で幼稚園の4才から無償化されましたが朝鮮学校の幼稚班には出ていません。普通に考えてもおかしいのはすぐわかります。朝鮮人に血税を使うなという。大手を振って差別がまかり通っている。よく考えてください。


6月には公開授業や運動会があります。たくさんの人に知ってもらうチャンスです。6月3日は、生野初級、第4初級、東大阪の運動会があります。
9月27日には無償化の高裁判決があります。日本の司法の歴史に残る判決になります。


高裁最終弁論で理事長は、1審勝利報告集会で朝高生が言った言葉「ウリハッキョが認められた、この社会で生きていていいんだ」を述べられました。ぜひともこの思いを受け止めて、大人として恥ずかしくない判決を出してほしい。







火曜バンドの演奏も始まりました。


日曜日は雨の中、お疲れ様でした、統一マダンでの出演、本当に大変でしたね。多くの方々の力になれたと思います。












田中さん同士^_^





平石さんが統一旗を持ってこられましたよ。






いつも府庁の裏門前で黙々とビラを渡してくださる城北のソさん❣️






健康のために大阪城公園内を良く走っておられる津々木さんは健康そのもの❣️良く焼けておられます^_^





6年間このポーズが変わらない我らがとしさん❣️






イケメン三銃士❣️府庁の歴史に永遠に刻まれることでしょう。





ハルモニ会の長老と歌舞団の新人団員❣️素晴らしい組み合わせです。





平石さんのアピールです。

⁂平石さん


 間もなく300回を迎えようとしているこの火曜行動。

今年明治150年といわれています。しかしこの150年間私たちはアジア人を蔑視し続けてきたのです。いまだ何ら変わっていません。あの明治維新の時に、脱亜入欧ということで、欧米の真似をして、アジアを侵略し、そして敗戦ということで破たんしました。その時に真剣に反省をし、アジアの人と仲良くなることを目指すべきだったのです。しかし民衆はともかく、日本の支配層の中には、アジアを根強く蔑視する思想が、いまだに根強く残っています。

たとえば現在の日本の官僚でも、アジアの国と提携するときは、非常に尊大な態度だと言われています。私たち日本人はこのようなことを150年も続けてきて、あの敗戦を迎えてもなお続けて、恥ずかしくないのでしょうか?私たちは今こそアジアの人と仲良くする道を取るべきです。

脱欧入亜で隣国となぜ仲良くできないのでしょうか?しかしこの間、朝米会談が決まった後も、安倍総理は圧力が功を奏したと言っているが、日本はすっかり蚊帳の外に置かれています。拉致問題を話してほしいと、韓国やアメリカに頼むのですが、自分たちは一つも言いません。


金正恩委員長になぜ安倍総理は自分から言ってこないのかと。日本の支配層はこれまで、ソ連を敵視し、中国を敵視し、この間はずっと共和国を敵視する政策をとってきました。このことが破たんするのが怖いのです。どうしていいかわからないのです。

しかし今、率直に路線を転換してアジアの近隣国と仲良くするという政策をとれば何の問題もなく解決します。

今この朝米首脳会談が行われて、アジアの情勢は大きく変わります。その時に日本がいつまでも、今のような立場と政策をとっていたら、取り残されてしまいます。すべてのアジア諸国と仲良くするという道を取ろうではありませんか。

そして私たち民衆一人一人が、現在の朝米首脳会談、あるいは韓国、平和への動きを支持するという立場をとり声をあげていきたいと思います。

私たちが火曜行動を続けているのは、いつまでも差別しないで共に歩んでいこうという立場からです。難しいことではありません。日本にいるのだから一緒に歩んでいこうということです。アジアの人と仲良くできる国を作っていこう。








長崎さんが繋ぎます。


⁂長崎さん


 先日見たタクシー運転手という映画、光州事件を扱った映画ですが感動しました。

そして南北首脳が手を繋いで、板門店の境界線を越えたとき、ここに来るまでどれだけの血が流され、どれほど多くの分断によって、相手に対して憎しみを煽り、そして絶対に和解できないというような形での時代を経て、韓国でキャンドル革命がおこり、ムンジェイン大統領が誕生し、その文大統領の「南北は絶対戦争してはならない、もともと一つの民族であり、祖国である」これができるまでいろんな葛藤があったことでしょう。


深く受け止めていかなければならないと思います。








若者代表梁さんのアピールです。


⁂梁青年より


 板門店で行われた南北首脳会談を、日本の皆さんも直視していただきたいと思います。


今まで日本が敵視していた朝鮮が、今まさに自分たちの力でありとあらゆる困難を打ち砕き、自主統一のために一歩ずつ前進しております。

6月にトランプとの会談までこぎつけています。ここまで来るとは皆さんも信じていなかったと思います。もういがみ合っている時ではないのです。

あのアメリカでさえ和平の道に進もうとしています。


いつまでたっても安倍政権による保守的思想のもと、日本会議の思想のもと、朝鮮を敵視するそういう状況ではなくなっております。ゆえに我々民族教育に対してもこれ以上の差別は無意味であると気づくべきでしょう。

もちろんすぐに平和が訪れるとは思っておりません。でも情勢的にも今はいがみ合っている時ではないと皆さんもわかっていただけると思います。

まだこれからもっと大変なことにあうかもしれませんが、どんな困難が立ちはだかろうとも闘うことはやめません。ぜひ共に明るい未来を作っていきましょう。







くっすんさん、やっとマスクを外せましたね。ご苦労様でした^_^









宋さんのアピールです。

⁂裕子オモニから


 今日のチラシ手に取ってよく読んでください。公開授業・運動会があります。じっくり読んで足を運んでいただきたいとこの場に立ちました。

娘は朝鮮高級学校に通っています。先日、東成区の地下鉄の駅で、朝高に通っている1年生の子が突然男の人に「朝鮮帰れ」と言われてショックを受けたとすぐに学校で先生に報告したらしいです。

何日かしてまた同じ方が同じことを言う、そういうことがあったそうです。そのとき思ったことは、子どもがなんでこんなこと言われるのだろうという思いと同時に、なぜこの方がこんなこと高校生に向かっておっしゃったのかなというそちらのことです。その方が私たちのことをあまりにも知らなくて、知らないからこそこういうことをされたのではないかと、私自身思いました。

私は子どもを通して私たちの学校はすばらしいと言えるのです。先日学校からお知らせを持ってきました。吹奏楽部に通っている娘が持ってきたお知らせには、大阪府高等学校選抜吹奏楽団に、吹奏楽部3年生の子が、オーデイションで選ばれて、先日、淀川高校での合同練習に参加しています。8月に甲子園で行われる全国高校野球大会、今年100回を迎える。


その開会式での吹奏楽団に選ばれたわけです。そんなこと考えると、行政が行っている私たちに対する、また一般の方たちがテレビ・マスコミ報道から得る偏見に満ちた現状、子どもたちの世界では人と人を結びつけるのに、なぜ大人の世界では差別が行われているのかと悲しく思いました。


私の子どもは普通の高校生です。

アイドルが好きでバイトもします。でも違う部分もあります。それは闘う高校生です。無償化・補助金の問題が起きてからずっと闘っています。高校生になってからは街頭宣伝にも行きます。

夜、街に出て、ビラを配りアピールもします。これをどうか同じ子を持つ皆さん方と共有したい。私の子どもだけがと思っていません。日本の子どもたちと私たちの子どもたちがこの大阪で、よりよい社会にするため、これからもがんばっていきたいと思います。

















朴栄致さんのアピールです。

⁂アボジから


 6年以上訴えています。

先日、高校総体でラグビー部が準決勝で、強豪常翔学園に勝って、秋の花園出場をかけた秋の大会のAシードを獲得しました。

昨今の日本政府の高校無償化からの一方的な除外、そして大阪府大阪市の一方的な補助金停止、にもかかわらず、今回は花園に出場すれば、4年ぶりに全国大会に出れる、いいとこまで来ています。

大阪朝高の子どもたちは、日本政府から自分たちの学校だけが高校無償化から除外されていることを、そして大阪府・市が補助金をゼロにした事実もみんな知っています。

日本の少子化の問題もありますが、朝鮮高校も減ってきています。また補助金がないがために経済的に苦しくて朝鮮高校に送れない保護者もいらっしゃることも事実です。そういう中で子どもたちは逆風にも負けず、先日のラグビーの勝利があります。

今度決勝戦があります。ぜひとも優勝してほしい。子どもたちは本当に頑張っています。我々大人もがんばりたいと思う。

4月27日南北の首脳が出会いまして板門店宣言、朝鮮半島の平和・繁栄・そして統一に向けて、全世界に発信しました。各国首脳の感想も報道されました。すべての国の首相は朝鮮半島が平和になればいいと、そして、もともと一つの国なのだから、統一して発展することを心から祈っているとメッセージを発信されていました。

ところが日本のリーダーは、何か苦虫をかみつぶすような、口では歓迎するとおっしゃっていますが、本心はそうでないのか、何か梯子外されてもうたんちゃうかなみたいな顔をしておられたのが非常に印象的でした。


6月12日には朝鮮とアメリカが会談します。シンガポールでするらしいです。そこでの議題は主に朝鮮戦争を本当に終わらせるということです。朝鮮戦争が休戦になって65年、まだ終わっていないのです。これを終わらせようということです。

そして東アジアの平和を共に作っていこうではないかということだと思います。ですが日本国内では北朝鮮の非核化という1点だけを報道して、ほんとにできるのか、まただますのじゃないかという報道に終始しています。

でも宣言の中では朝鮮半島の非核化です。南北が平和で共存していくそして統一に向かっていくのだということが実は根本的な問題なのです。

そこのところを私たちも伝えていき、マスコミ報道も核心の部分を報道していただきたいなと思います。無償化問題も補助金問題も政治的判断で差別して10年です。

裏返して言えば政治的判断で無償化適用も補助金復活もあり得るのではないかと思います。

今、東アジアが平和に向かっていこうとしているとき、日本も早くコミットしていく方向を、早く打ち出さないとだめだと思います。もうすぐ300回を迎える火曜行動。大阪府・市から愛の手を差し伸べてこそ立派な行政と思われる。大阪からいち早く仲良くしていけると思います。









私も今日は耐えられずマイクを持ちました。

*ニョニョ

 この地に立って6年になります。かわいい孫たち6人が朝鮮学校に通っています。

皆さんは一つの家族が日本の植民地支配から今日まで、離散家族としてバラバラに暮らしている、そんな悲しさを感じたことが有りますか?


私の兄は1941年、植民地朝鮮の済州島で生まれました。私は1948年日本の青森で生まれました。7歳違いの兄妹でも皆さんのように家を行き来し楽しい時間を過ごすということはありませんでした。

でも今年4月27日、南北の首脳が板門店で会い、板門店宣言が全世界に流れたとき私は思いました。今年のお盆こそ故郷に行って、両親の墓参りをし、兄とまた会って、楽しい時間を過ごすのだと。なのに、先週5月8日に兄は亡くなってしまいました。

もちろん兄は4月27日のテレビを見たと思います。兄は済州島で26年間一人で過ごしました。26年前妻に先立たれ、子どもたちはみんなそれぞれの希望を抱いて、アメリカ、カンボジア、ソウルと別れ別れで暮らしていました。

兄はただ一人、自分の故郷の家を守るために、私たちが帰った後もみんなが集える場所を守るために故郷に残りました。でもその兄が亡くなったのです。

もしも私の国が植民地にならなくて、植民地の後続いた分断がなかったならば、私は私の故郷で暮らしていたと思います。でもそれすら許されなかったこの時代を皆さんはどうかんがえますか?それはあなたの勝手やろとそうおっしゃいますか?みんな心に傷を持って生きているけれども、人の痛みがわからない人は、人の上に立つことはできません。皆さんは自分自身の痛みと考え、自分自身の痛みととらえ、在日朝鮮人が受けている弾圧・差別、子どもたちが受けている、このとてつもない理不尽な差別と弾圧に対して、もっと胸を痛めてください。もっと自分のことととらえてください。


私たちのこの歩みを笑っている人もいますよ。そんなとこに立って何してんねん。もっとわめかなあかんやろ。と・・・


鉄砲でも持って戦えば闘うことになるんでしょうか?決してそうは思いません。私たちは、火曜行動行ってきたすべての方々は、ほんとに笑顔で語り合いたいし、皆さんと共に幸せな大阪、幸せな日本の国を一緒に守っていきたいと思っているんですよ。日本を恨んでいるのではありません。自分が生まれた国でしょう。もうすでに私の半分は日本の文化になじみ日本と同じになっていると思います。


なんで私たちだけが、こんなに長い間、同じ兄弟が70年間も別れ別れのまま暮らさなければならなかったのか、私は今、悲しさを通り越えて、この理不尽な世の中をどうすればいいのか、もう頭の中が真っ白になっています。みんなで一緒に考えていきましょう。






最後の歌はカンさんの音頭で「勝利のその日まで」❣️




















いつものように駐輪場で申し送りです。


























来週も頑張ります。


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5月8日、293回目の「火曜行動」です。

2018-05-08 17:52:59 | 火曜日
パラパラっと小雨が降ったりやんだりでしたが、久しぶりに地下鉄で府庁前に向かいました、12時10分前に到着しましたが、既に大勢の皆さんがおいででした。











今日のレポーターはハルモニ会の木村さんです。





写真出張撮影は松尾さんです、よろしくお願いいたします。






12時に長崎さんのアピールが始まりました。


☆長崎さん

4月27日は一日の間に喜びと悲しみがありました。南北首脳会談でキムジョンウン委員長とムンジェイン大統領が手を取り合い38度線を行き来しました。

この喜びにあふれる同じ日に、愛知の「無償化」裁判では不当判決が下されたのです。「敵視している国」の子どもの権利は踏みにじってもいいという判決です。


世界が、朝鮮半島が平和に向かおうとしている時、日本だけがまるで化石のようです。


日本が朝鮮や台湾を植民地とし、侵略戦争をおこなったのに向き合ってこなかった事が現在の事態を招いています。









中大阪と共に歩む会の津々木さんが積極的にビラを配っておられます。





元気いっぱいなオンマ、ハンメの姿は美しい❣️






なにわの翼で初訪朝された井上さんの新鮮なアピールです。


☆井上さん(「日朝友好なにわの翼訪朝団」の参加者として初訪朝)


火曜日バンドの太鼓を担当しております。


私たちが出発した日はまさに南北首脳会談の日でした。ゲートから朝の明るい光が差してこの日を祝福しているようです。北京から平壌行きの飛行機に乗るとそこにはヨーロッパ系の人がたくさん乗っていました。朝鮮民主主義人民共和国は162の国と国交を結んでいます。日本や米国のような国が特殊なのです。

平壌空港に降り立つと、ここが火曜日行動に来ている皆さんの祖国なのだなという感を抱きました。荷物検査も感じがよく、日本に戻ってからの方が居丈高でした。明るく開放的な空港で、ライラックの薄紫の花が一面咲いていました。

道路にはバス、トロリーバス、路面電車、タクシー、自転車があふれていました。高層アパートがすごい勢いで建てられています。日本でのイメージと全く違った雰囲気です。

5月1日のメーデーは大きな広場で集会があるのかと思えば、そうではなく、小さなグループが三々五々河原などに出かけて歌い、踊り、労働者の日を楽しんでいました。私たちもアコーディオンと太鼓で演奏をしていると大勢の人が集まり、それにあわせて歌ったり踊ったりで、一日がいつまでも続くようでした。私たちの狭い了見とは異なる広い心を持っているのを感じました。

最後に板門店を訪れ、首脳会談のおこなわれた場所を見学しました。

一方、日本は「圧力、圧力」と恥ずかしげもなく言い続けています。元は日本の植民地支配で作られた分断。それなのに、韓国・朝鮮人に差別をする。それが日本の政府です。日本には外国の基地があり、まるで植民地です。朝鮮では「奴隷になるかそれとも自分の主人公になるか」の選択をいつもしてきたという話を聞きました。私たちも奴隷的にならず誇り高く生きていきたいと思いました。

食事は添加物を加えない自然の味で、素材の味がとてもおいしく、いつもの二倍食べてしまいました。しかし、体脂肪率はかえって減りました。食べ物のことだけでももう一度行きたいくらいです。

早く気楽に交流できるようになりたいものです。


☆長崎さん

初めて行った人ほど目からウロコの感動を味わいます。実際食べ物は添加物もなく、特に冷麺がおいしいのです。みなさんと冷麺を食べに行くツアーに行きたいものです。

日本では沖縄のことがまったく報道されていません。女性が肋骨を折られるような大怪我を負わされたのに。一方、暴力をふるっていない山城さんは器物損壊程度のことで逮捕・長期拘留を強いられました。

日本の公立学校では、生徒一人に年間100万円が支出されています。私立には35万円、そして朝鮮学校には約7万円です。元々から補助金にこれだけの差があるのを打ち切ったのです。1億6万円×6年分が出されませんでした。学校も保護者も大変な思いをしています。

税金を払い、地域住民としての活動も共に担っています。でも、朝鮮学校だけが差別されているのです。赤ちゃんを抱いた母親が「この子に教育を受ける権利はないんですか」と松井知事に問うた時、「ない」と答えたことを私たちは決して忘れません。






若者代表ー高さん!






何歳になっても若い可愛い教え子慎さん!





いつも冷静な朴さん!





東大阪初級のアボジ会代表の方です。





田中さんと一緒にお二方❣️






我らが長崎さん❣️





皆さんの笑顔が嬉しいですね。






初めての教え子高さん❣️高校生の子どもさんがいます。









イケメン三銃士勢揃いです。






津々木さん頼もしいです❣️





お!歌舞団の歌姫もきましたね。
































アボジ会代表のアピールです。

☆男性

私たちは民族教育をおこなってきました。それは決して反日教育ではなく、融和と協力、平和に生きていくことを目指す教育です。なのに、補助金がストップされています。

南北が融和の道に歩み出し、朝米が対話を始めました。日朝・日韓もそうあってほしいと思っています。私たちの子どもが仲良く歩んでいくためにも民族教育が必要なのです。


差別は厳然としてあるという問題提起として受け止めてください。







若いオンマもアピールします。

☆東大阪のオモニ


難しいことは抜きにしましょう。大人たちはいろいろな感情があると思いますが、その矛先が子供に向けられているということです。




鄭さんのアピール


☆東大阪地域女性同盟の女性

東大阪の学校には、広い範囲から、奈良からも来ています。

南北会談には、一世がその思いを涙に表していました。

朝鮮学校を守るために三世ががんばっています。私は二世ですが、その姿に感銘を受けてこの場に立っています。


☆長崎さん

責任を取ることができない子どもたちに矛先を向けるのは本当におかしな事です。

子どもたちが差別されているからビラを配ることに無視されると怒りがわくのは当然です。愛知の裁判にいった時も、学生たちの辛い体験を聞きました。目の前でビラを捨てられ、心ない言葉を浴びせられてきたのです。


大阪には韓国からの観光客がたくさん来ています。それを朝鮮学校の生徒がサポートしています。なのに朝鮮学校を差別し続けるのは大阪のためにもなりません。

4月24日のパレードには大勢の人が集まりましたが、残念ながら在特会のヘイトスピーチがなされました。

差別は巡り巡って日本人自身に返ってきます。この問題は日本人が朝鮮人を助けてあげるといったものではなく、私たち自身の問題として取り組んでいます。







ずっとペンをもったままの木村さん、お疲れ様です。











雨が降ってもアピールは続いています。

☆高オモニ

4月24日の阪神教育闘争執念のパレードには、小4、中学生、高校生が参加しました。この子どもたちに向けて「朝鮮人の子どもを射殺せよ」というヘイトスピーチが浴びせられました。


警察は誰も止めませんでした。朝鮮人の子どもが自分の言葉を学ぶことがなぜ悪いのでしょうか。


こんな差別があってどうしてオリンピックなどができるのでしょうか。この差別を私たちのところで止めてほしい。





エミさんもアピールです。

☆金オモニ


愛知で不当判決があったその日、大阪の「無償化」控訴審を傍聴しました。弁護士・理事長が子どもたちの心を代弁した発言をおこないました。


ヘイトスピーチを警察が止めなかったのは本当におかしい。国連からは朝鮮学校差別をやめるよう、もう3回以上も勧告が出されています。しかも、何度勧告を出しても応じないのはなぜか説明せよとまで言われています。これに対して日本政府はまともに答えようとはしません。差別をしているという事実を認めてください。


そもそも分断は日本政府の植民地支配が原因です。





愛知裁判の応援に行って来られた李さんもアピールです。


☆李オモニ


先日愛知の判決に長崎先生と一緒に行きました。判決はたった2秒の短いものでした。何の誠意をもありません。3月の大阪の補助金裁判の判決を思い出しました。裁判官は短さで競っているのでしょうか。


この日の朝は歴史的な南北会談で、行きの新幹線の中でわくわくしながら両首脳が板門店を行き来する動画を見ていました。判決はこの時代の流れに全く乗っていないことを感じました。


必ず大阪が勝訴を勝ち取り、全国の朝鮮学校に希望を与えてほしいと思います。


うんざりしています。こんなに長く続くとは思っていませんでした。

ちょうど1年前、府庁の職員に「いつまでこんな事やっている」とビラをはたかれたことを覚えています。

今日ビラをまいている時は、あまりに受け取りが少ないので5-60代の4人のグループに「知らない方が多いんです。どうぞこのビラを読んでください」と声をかけました。すると「サッカーやラグビーが全国大会に出られるようになったんだ」と答えが返ってきました。これからも関心を持ち続けてほしいと思います。


私ももう一度原点に戻って勇気を持ってやっていくつもりです。






長崎さんが繋ぎます。





平昌オリンピックでも大活躍した金和美さんが音頭を取ってくれます、最後の歌はもちろん彼女が作曲した「勝利のその日まで」❣️
















駐輪場での申し送りです。







「ちちんぷいぷい」で、「なにわの翼訪朝団」の様子が取り上げられたそうです。(5月7~9日の3日間、午後2時半頃から20分ずつ)






このブログを見て下さっている皆さん。

火曜行動は過激なたたかいではありません、あくまでも冷静に紳士的に笑顔で府庁で働いている方々、府庁前を往来している皆さんになぜ私たちがこの場に6年もの間、毎週立っているのかを根気よくアピールしています。


あまりにひどい行政側の理不尽な扱いに怒りをこらえることができない一部の方々は、こんな生ぬるい方法で何の効果があるのか❣️なんの意味があるのか❣️と仰るけれど私はそうは思いません。


火曜行動を行なっているこの場は日本の縮図です。ビラも受け取らず顔も見ようとせず無視をして通っていく人々は、今のこの国の実態をそのまま表しています。

喚いたからと、石を投げたからと解決されるものではありません、ここまできたら忍耐しかないでしょう、なぜなら日本政府も大阪府、大阪市も何が間違っているのかを知らないはずが無いのです。


平和にシュプレコールしながら行進している学生たちに向かって「朝鮮人のこどもを射殺せよ❣️」と喚いている人を野放しにしている警察です。

朝鮮の子も日本の子もそのヘイトスピーチを耳にしました。一体この国はどこに向かっているのでしょう。


それでもあきらめるわけには参りません。36年間もわが国を植民地にし我々の親や祖父母を奴隷にした加害国が、今日も謝罪の代わりその子孫たちをいじめ倒しているのです。

叫んで解結されるならとっくにそうしているでしょう。でも私たちは叫びません。わめきません。あくまでも民主的に訴えます。笑顔で語りかけます。なぜならみんな本当は仲良くできる民族同士だからです。信じています。心を開いてください。あの子もこの子もみんなアジアの、世界の宝物ではありませんか!


火曜行動に参加されている方の半分は日本の方々です。日本の方々がこの火曜行動を提起され、先頭に立たれ毎回アピールを30分以上6年間続けられ、日朝の真の友好を訴えて来られました。過去の過ちを認めず抹消しようとしても、真実は消せるものではありません。日本の方々が日本の未来を案じ、日本の真の民主主義のためにこの場に立ち続けていると言う事を府庁の皆さん、どうか忘れないでください。〈ニョニョ)

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連休最後お花三昧

2018-05-06 18:15:09 | 花たち
子守に明け暮れたゴールデンウィーク、5日と6日はお花を見に出かけました。

5日は中之島バラ園、6日は長居公園

お花三昧でした。


「5日子どもの日」孫たちも一緒に







































































「5月6日長居公園バラ園」水いらずで






























































































































他の花たち









































































お休みが終わった❣️明日からまた頑張ろうっと❣️



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