ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

5月31日、197回目の「火曜行動」です。

2016-05-31 22:08:24 | 火曜日
五月晴れの正午、197回目の「火曜行動」が行われました。







真夏のような暑さが続く中、今日も生野初、第4初、大阪朝高オモニ会から大勢来てくださいました。



今日のレポーターは初デビューのパクリョンヒさんです。よろしくお願いします。



ー長崎さんの第一声ですー

「ご通行中の皆さま、お疲れ様です。今日は5月最後の197回目「火曜日行動」です。6月21日で200回目を迎えます。

一日も早く子どもの笑顔を取り戻す為の「火曜日行動」。いよいよ200回目を迎えてしまうのかと思うと残念です。

この4年間、病院の建設等、周辺が変わる中で訴え続けてきました。

 「火曜日行動」を続ける中、各都道府県では朝鮮学校への補助金支給を打ちきっています。そして朝鮮高級学校のみ高校無償化から除外しています。

 今日のチラシをぜひ見て頂きたい。朝鮮学校に対する補助金停止の通達は違法であり、それに反対する声明などが以下のとおりです。

(弁護士会)

埼玉弁護士会決定書(警告)、大阪弁護士会会長声明、愛知県弁護士会会長声明、埼玉弁護士会会長声明、東京弁護士会会長声明、京都弁護士会会長声明、福岡県弁護士会会長声明

(その他)

アムネスティ・インターナショナル日本、研究者有志声明(5/22現在 賛同者819名)


韓国の市民団体の共同声明(134団体)から

「日本政府と裁判所は朝鮮学校に対する『高校無償化』不指定撤回によって平等な教育権を保障しなければならない」

研究者812人は文科省に申し入れをし、そのことはNHKでも報道されました。

 在日韓国朝鮮人がどこよりも多く在住する大阪。共に暮らす在日コリアンの声とともに、共生の街創りが必要との判断のもとに支給されたものです。補助金が打ち切られて4年が経ちます。去る5月29日、代4初級学校の運動会に行って来ました。

心配した雨も降らず、ユチバン(幼稚園児)からチョグップ(小学校)6年まで全員でノンアク(農楽)をし、アピールをする姿がよかったです。子どもたちは民族楽器を持ち、上級生は下級生の手をひき頑張る姿。ハルモニ・ハラボヂは在日朝鮮人としていきいきとした姿を見て、自分たちの思いが伝わっていることに喜んでいることでしょう。

 なぜ先進国である日本が国際規約を守らないのか、国連からも朝鮮高級学校を無償化から除外したことに勧告を受けている。

中国や北朝鮮の問題に対して厳しく批判するが、自国については国際規約を守ろうとしていない。

人間が人間として等しく生存権、学ぶ権利があります。

 先日、韓国から来られた国会議員と会う機会がありました。民主統一の為に民族学級支援に力を入れている方でした。韓国ではまだまだ知られていない。最終的にはやはり統一です。日本のなかで頑張っていただきたいと言ってました。

 6月21日で200回を迎えようとするなか、訴えてもなかなか変わらない。しかし、韓国では、大使館前で残酷な性的奴隷にされたハルモニたちが2000回以上のデモをしました。回を重ねるのが決していいのではなく、子どもたちが安心して通えるよう、1日も早く補助金支給の復活を願っています。

 今日も生野初級学校、第4初級学校、朝鮮高級学校からオモニが来られてます。朝鮮学校での保護者の負担は非常に大きいです。

加えて補助金支給も打ち切られるとどうなるでしょう。校舎の老朽化による補修費も捻出ができない(これはほんの一例にすぎません)。

財政を支えるために保護者はあらゆる努力をしています(例;バザー他)。

 朝鮮学校の子どもたちも「火曜日行動」に来ます。先日も京都中高級学校・中級3年生が和歌山へヤユフェに行った帰りに自作のプラカードを持ってアピールしてくれました。

「補助金が打ち切られたために保護者の負担はより増え大変です。私は兄弟もいてお金がないので日本の学校に行かねばならない」と、つらい決断でした。

 私は大阪府民でよかった!誇りだ!そう思いたい。しかし、ともに暮らす子どもたちに悲しい思いをさせる。そんな自治体でいいのでしょうか。かつて障害を持つ子どもを受け入れよう!また、在日朝鮮人問題を外国人問題とし、人権教育の一環として位置づけ推進してきた。今まで創ってきたものは何だったのか。良心的な職員もいたのに、組長が変われば決まった事には何も言えず進んでいく。

再度言う。府は府として誇りを取り戻してほしい。府民として声を上げたい。

 不十分にしろ「ヘイトスピーチ条例」ができたことは喜ばしい。それなのにどうして朝鮮学校が認められないのか。

 先日、日本学校の高校生と朝鮮学校の高校生との交流会がありました。日高生が在日朝鮮人について「歴史を知らなかった」と言ったことに対して、朝高生が「自分がここにいることが生きた歴史なんです」と言った。

朝高生が言ったこのことをヘイトスピーチは潰したいのかなと思いました。

ヘイトスピーチは許さないのに学ぶ権利は奪わねばならないのか。

親は納税の義務も果たし、地域で助け合って暮らすのになぜ教育に還元されないのか。誇りをもって生きることが悪いことなのか。」〈レポート朴)





大村和子さんにチョクッスンさん



「火曜バンド」はお二人からです。小山さんもお手伝いです



館山さん




大村さん



金さん



いつも控えめな岸本さん




歌舞団の歌姫 カンさん



大阪第四のオモニたち



シンさんも






初めておめにかかります



エミさん




長崎さん



井上さん




田中さん



生野初のオモニたち



こちらも生野初のオモニたち、まだまだいらしてますよ。





青年も頑張ってます、黄さん



イケメン四人衆、今日は若者も一緒です。



「火曜バンド」が三人になりました


静岡から来られた岡田先生今日も来てくださいました




ー中西の柳さんのアピールですー

「今日も火曜日が来ました。朝鮮学校保護者と応援される方々に感謝しています。子どもたちは朝鮮の文化や歴史、また日本の歴史にも触れ
多様性をもって育っています。

一部の心無い人が差別をし補助金不支給となりました。誰にでも学ぶ権利はあります。

私は在日三世です。今や五世・六世といる時代にまるで植民地時代を思わせるような差別に憤りを覚えます。私たちに与えられるべき権利を与えられる日まで継続します。

 皆さん「差別はアカンで」と、声を上げてください。」〈レポート朴)




生野初のオモニ会長も健在です



ー長崎さんが繋いでくださいますー

「~第4初級学校の公開授業見学して~

 元気で明るく、きちんと挨拶をし、授業内容も日本学校で学ぶことと殆ど同じ内容。美術の授業で各自が好きな物を作っていました。将来

学校の先生希望のある人が、日本の学校では皆が同じ物を作り、このように違うものを作ることはない。

 一般的に、マスコミの影響で朝鮮学校には偏見があり、実際に見て驚く人が多い。朝鮮学校に来たいけど来れない。いつも心の中でエールを送っている人もたくさんいる。

朝鮮学校の生徒は街頭に出て署名を集めたり、そこで心無い人からきずつく言葉をうけることもある。しかし、立ち続ける。自分たちがしたつらい思い、悲しい思いを後輩にさせたくないから。ハルモニ・ハラボヂはもっと厳しい中で朝鮮学校を造り、守ってきた。

人間が人間であるために必要な誇り、他者を認め合う心。宝のような存在を次世代に伝えること、日本の社会はどう受けとめていくべきなのか、希望と夢を奪わない。

 とうとう200回目、あきらめない! 必ず日本社会を変えていく! 確信をもって!」〈レポート朴)





森本さん到着です。遅れたので奈良からこの姿で電車に乗り,ゼッケンつけたまま走って来たとおっしゃいました。胸が熱くなりました。



「火曜行動」の長老ー梁ハルモニと一緒に写しました。いつも勇気をくださいます





中西の金さんも一生懸命ビラ配りです



大阪朝高の新オモニ会会長になられたシンさんがアピールしました

「 子どもは、朝高、朝大に通っています。学校は大好きです。日本の友だちもいます。この先も日本に住みます。

ここにいらっしゃる日本の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

今、府の良識が問われています。権利獲得まで闘っていきます。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。」〈レポート朴)





宝塚の田中さんと平野区の岸本さんは何十年前からのお知り合いでした



岡本さんはいつも移動しながらのビラ配りです



なんと華やかでしょう。生野初のオモニたちがビラを配ればまたたくまにビラがなくなりました。





金さんを写していませんでした。ごめんなさい。6月5日の統一マダンの紹介をされました。みんなで行きましょうね。今年はロート公園です。火曜バンドも出演しますよ。


最後はみんなで「この坂を上れば」を合唱して駐輪場にあつまりました。






6月21日の200回目の「火曜行動」は教育塔前に集まりパレードをすると発表されました。来週も頑張りましょう!



今日百人力をくれた生野初のオモニたちです。




 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月24日、196回目の「火曜行動」です。

2016-05-24 22:19:52 | 火曜日
196回目の火曜日です。

蒸し暑い真夏の様な正午です。

今日は京都の生徒さんたちが昨年同様キャンプの帰り道に大勢来てくれました。1000人力です。





今日のレポーターはハルモニ会の横道さんです。



長崎さん、元気なお姿でアピールを始められました。

-長崎さんのアピールから-

「大阪府庁で働くみなさん!ご通行中のみなさん!

今日は196回目の火曜行動です。大阪府・大阪市に朝鮮学校補助金の再開を要求して毎週訴えています。
今日は京都朝鮮中高級学校中級部の生徒さんたちが、和歌山のキャンプからの帰途、疲れている中、参加してくれています。それぞれの思いを書いたプラカードを胸に参加して立ってくれています。
こうして街頭に立たなければならない生徒さんたちを見るたびに、大人として恥ずかしく思います。


「朝鮮学校に対する補助金停止に反対する声明」が各方面から出されています。
大阪・埼玉・東京・京都・愛知・福岡の各弁護士会の警告や会長声明が出されました。
あるいは、研究者有志声明(819名)、アムネスティ・インターナショナル日本、韓国の市民団体134団体も日本政府に対し共同声明を出しています。
わたしたちは決して孤立していないことを知ってほしいと思います。
ビラに書いています。ぜひ受け取って読んで下さい。


沖縄では女性が米元海兵隊員軍属によって殺され遺棄されるという痛ましい事件がおこりました。でも日米地位協定によって日本は裁けない。沖縄は日本国憲法の外に置かれています。朝鮮学校に対する人権侵害も根は同じです。

自分は自分であっていい、人間としての誇りを持つことができる。それが朝鮮学校だと思います。」〈レポート横道)






堺の金さん、毎度のことながら夜勤明けお疲れ様です。



大阪朝高の校長先生はじめ大勢の先生方が公開授業、遠足の疲れをはねのけ、代休を活用して府庁前に来られました。
















井上さんと李さん、金曜日にはソウルでの金曜一人デモに参加されていたのに、今日は大阪府庁前、お早い!



火曜バンド、6月5日の統一マダン出場が決まりました!







おっと
今日はイケメン四人衆ですね。





熟女3人組も負けていません。



こちらだって、凄いパワー















京都の生徒さんたちと先生方が!











自分たちの思いをプラカードに込めました。すべて手作りです。



歌舞団2年生の秦さんも!

京都朝鮮中級部の皆さんのアピールが続きました。





ー中級部3年生 アピール(1)ー

私は京都朝鮮中高級学校、中級部3年生です。
毎日銀閣寺の上の校舎で、楽しい日々を過ごしています。時に悩むこともありますが、友達たちと笑った後には悩むことなど忘れてしまいます。

ただ友達と笑ったあとでも、ふと頭をよぎる《悩み事》があるのです。

それは、朝鮮人として生きようと朝鮮語を学び朝鮮の歴史を学ぶ私たちを区別し、差別する雰囲気が日本社会にはびこっていることです。
そして日本政府が先頭に立ち露骨にその差別を行っていることです。

私たちは来年朝鮮高校に通うことになります。現在朝鮮高校では、2010年から日本の全ての高校に適用されるはずの《高校無償化》が適用されていません。
日本政府は、財政面で《ウリハッキョ》を圧迫し、朝鮮高校に通うすべての生徒を否定しているのです。

私たちは、ただお金を要求しているのではありません。私たちが要求しているのは、朝鮮人として生きる日常であり、友達と笑って過ごす日常なのです。特別な権利でもなく、特別な地位でもありません。

日本市民のみなさん!
私たちは勉強する時間、クラブ活動をする時間、友だちと過ごす時間を犠牲にして街頭に立っています。この時間が私たちの未来に直結し、私たちの愛する後輩たちの未来に直結するという信念を持っています。

最後まで諦めず、朝鮮人としての日常を得るためにだけに街頭に出て声をあげ続けます!
5年後、10年後に朝鮮学校に通う後輩たちのために、全力で声をあげ続けます!!







ー中級部3年生アピール(2)ー

私たちは現在、京都中高級学校で学んでいる中学3年生です。
今から7年前、高校無償化制度から唯一朝鮮学校だけが除外されました。

この間、私たちの多くの先輩たちは、本来であれば学ぶものの権利として当たり前のように受けるべき恩恵を受けられず、落胆し、苦渋をなめる事しか出来ませんでした。

また、どれだけ多くの保護者たちが経済的苦痛ばかりではなく、精神的苦痛を余儀なくされたことかと考えると悔しくて悔しくてたまりません。

何年もの間、たくさんの先輩たちが無償化制度について、何の進展もないまま卒業していきました。

それでも私たちの先輩たちは、ただただ苦痛にあえぐのではなく、立ち上がり自分たち為、後輩たちの為に今日まで闘ってきてくれました。

また多くの良心的な日本の方々が、励ましの言葉を送ってくださったばかりではなく、この問題を日本人自身の問題としてとらえて下さり、一緒に闘ってくださいました。

私は朝鮮学校に通う自分たち、これからの後輩たちのため、在日朝鮮人社会と日本社会の真の未来のために、この問題は必ず解決しなければならないと強く思っています。

私は朝鮮人として最後の最後まで平等な権利を勝ち取るために闘っていきます。





ー長崎さんのアピール(2)ー

「アピールしてくれた生徒さんたちに大きな拍手を送りたいと思います。

火曜行動がスタートして、とうとう200回になろうとしています。当初はこんなに長くかかるとは思いませんでした。むしろ政治は悪い方に流れています。

でも、「何を言っても変わらないのだ」「日本で声をあげても無駄」と諦めていたら、京都朝鮮学校への在特会のヘイト暴力に対し、民族差別であるという最高裁の判決は勝ちとれませんでした。

罰則規定のない不十分な法律ですが、「ヘイトスピーチ対策法」が大阪でも国でも出来ました。


次は日本の若者にもアピールをお願いしましょう」〈レポート横道)





ー柴田さんのアピールー

「アンニョンハシムニカ
この前、京都のウリハッキョを訪問して、サッカーの仲間に入れてもらい、みんなと楽しい時間を過ごしたので、今日ここでまた会えてびっくりしました。コマスミダ。

日本の裁判には、日本の立憲主義、民主主義がかかっています。

憲法制定時の草案ではもともと「日本国民は」と書いていません。「すべての人々は」と書かれていたのです。

朝鮮学校差別は憲法に保障された人権の侵害です。

がんばりましょう!」〈レポート横道)







ー人権の研修に来ておられる岡田先生ー

「大阪のみなさん!

中学3年生のみなさんの訴えに感動しました。力強く「学ぶ権利」を主張されている。

日本の学校の生徒は、そういうことを意識して生きているだろうか?

子どもだったら考えなくてもいいことを、考えざるを得ない状況だと思います。

朝鮮学校を訪問しました。ひた向きに、でも明るく楽しく学んでいる子どもたち。

先生たちもがばっておられ、生徒とのいい信頼関係を作っておられました。

一度朝鮮学校を訪問してほしい。一度訪ねてから、考えても遅くない。

朝鮮学校は閉鎖的ではありません。ぜひ訪ねてください。」〈レポート横道)





ー岡本さんのアピールー

「先週、歴史パネル展を開催しました。

在特会みたいなヘイトスピーチは許せないが、しかし理解できる。と言う人がいます。

われわれ(日本人)にも事情があり主張があると言うのです。

しかし歴史に関して言い分があるという時は、おおむね間違っています。

日本は直接の交戦国(連合国)には非を認めましたが、戦場となった中国や朝鮮半島の植民地支配の歴史に責任を認めていません。それは昨年の戦後70年安倍談話にも表れています。これは朝鮮学校への攻撃とも結びついています。

歴史認識を市民の手で取り戻していかなくてはなりません。

これからも歴史パネル展は続きます。ご協力願えればと思います。」〈レポート横道)

ー長崎さん 〆のアピールー

「過去の歴史としっかり向き合うことは、間違いを繰り返さないために必要なことです。自虐史観などではありません。

頑なに無視をして、自分には関係がない、ここは日本だからとシャッターを下ろしてしまうのではなく、出会うことでわかることがあります。

先日もベルギーからフランスから韓国から来られた人が朝鮮学校を訪問され、生徒たちの明るさと先生との信頼関係に感動されていました。
そして古い校舎や設備にも驚かれていました。 

大阪府の職員のみなさんも、原点にもどって、かつての誇りを取り戻していただきたい。
そして一日も早く補助金の再開をしてください。」〈レポート横道)




〈この写真の撮影は中山さん)


最後はいつもの様にみんなで合唱です。




一時間、1分も休むことなく道行く人々に訴えてくれた京都の生徒たちにあたたかい拍手が送られました。

昨年、キャンプの帰り道に来てくれた京都の生徒さんたちに贈った詩です。

「何百回でも」

          ニョニョ

楽しいキャンプの帰り道
府庁前にやって来た京都の少年たち
おなかも空いているだろうに
家族も待っているだろうに

君たちは道行くすべての人々に
丁重に頭を下げお願いをしている
「学ぶ権利を奪わないで下さい!」と

初級部のころ 刃のような暴言に
裂かれてしまった君たちの小さな胸
だが いつのまにか体も心も大きく育ち
大阪府庁前に すすんで来たんだね

君たちの姿に 顔をそむけ
差し出すだすチラシさえ受け取らぬ人々
私の胸は張り裂けそうなのに

あっぱれだね
悲しみも悔しさも胸の奥に秘めて
君たちはむしろ深く頭をさげ
微笑みまで浮かべビラを配っている

そうだ、学生たちよ
彼らは顔をそむけているのではない

君たちの笑顔が 眩しすぎて 
まっすぐに見れないのです
丁重なお辞儀が かえって鋭く
彼らの無知さを突き刺しているのです 

ありがとう 少年たちよ
憎しみより笑顔の方がもっと熱いことを
君たちは黙って諭してくれたんだね

私も一緒に 何百回でもお辞儀をするよ
私も一緒に 明るく笑って呼びかけるよ

「子供たちの笑顔を奪わないで!」と





ーいつもの集会の場でー

男子生徒が代表して

「今日のことを糧に、これからも勉強にクラブ活動にがんばっていきます」

と挨拶してくれました。





来週も頑張りましょう!














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜寺公園の薔薇園に行ってきました。

2016-05-22 22:58:31 | お出かけ
5月22日日曜日家の用事を済ませ、浜寺公園に行ってきました。

夕方6時半からライトアップされた薔薇園で黄昏コンサートが開かれるのです。

午後3時に家を出て地下鉄、南海電車に乗り継いで行ってまいりました。










































































































黄昏コンサートが始まりました。大阪音大大学院を3月に卒業した新人声楽家たちのコンサートです。ほとんどの歌は一度は聞いた事のある曲ばかりでした。

「乾杯の歌」から始まりました。












最後は震災支援ソング「花は咲く」でした。



アンコールは「オーソレミオ」

















ライトアップされた薔薇たちはもっと可愛く見えました。可愛い薔薇を見て素敵な歌も無料で聞いてソフトクリームも食べて随分癒されました、明日から又頑張れそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月からのお花とグルメとひとりごと

2016-05-21 07:30:01 | 日記




昨日一年ぶりにMRIの検査がありました。先生がとても良好ですと、キッパリ言ってくださいました。ホッとしています。発症してから4年半毎日10,000歩歩き、週一でプールに通いストレスを溜めないように努力したのが良かったのかも知れません。嬉しいです。













中本通学班も順調です。









平田さんが下さったそら豆で作った新メニューです。







黒酢でピクルスも漬けました。





195回目の火曜行動











八木での読み聞かせも順調です。



















一年ぶりの中之島バラ園









朋友の講演







楽しい読み聞かせ

人生最後のお勤めです



特別支援学童のおやつです。












心優しい元保護者が訪ねてきてくださいました。楽しかったね。







194回目の火曜行動





可愛いプレゼント







新緑の5月が過ぎれば梅雨、そして暑い夏が来ます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月17日、195回目の「火曜行動」です。

2016-05-17 14:06:28 | 火曜日

昨日の夜の雨が嘘のように晴れ渡りました。195回目の「火曜行動」に向かっています。









今日は長崎さんが体調を崩されたので、大村淳さんがリーダーを務めてくださいました。





今日のレポーターは平田さんです。よろしくお願いいたします。





ー大村さんのアピールー


朝鮮学校への補助金が切られて6年目になります。私達は補助金の再支給を要求して、毎週訴え続けています。国はこれまで弾圧し、つぶそうとしたことはありますが補助をしたことはありません。


大阪府は20年以上にわたって、日本人生徒の1/15程度ですが、朝鮮学校へ補助金を出してきました。日本人として隣人として、見過ごすことは出来ません。知らないと、無自覚のうちに差別をするという恐ろしい状態になります。


個人的なことですが、僕は枚方に住んでいて、在日の友人がいます。そのお孫さん達と日常的に出合います。この子たちの笑顔を悲しませてはならないと、近くにある朝鮮学校を支援する活動を始めました。そして仲間と支援する会をつくりました。


子供たちは元気です。その源の一つは朝鮮学校にあります。教師・職員が温かく見守っていることを知っています。また子供たちなりに歴史的経過や、厳しい状況に対する認識を共有していると思います。しかし、警戒しないといけないこと、イヤだと思うことがあるようです。そんなことをしない、そんなことのない国や大阪府になってほしいです。


朝鮮学校は今、厳しい状況におかれています。暑くなってきましたが、学校にはプールがなく公設プールに行って授業をしています。子供がケガをするなどが起きると、担任は病院に連れていきます。学校には保健室がないのです。こうした状況を、学校の見学に行ってありのままを見てください。人権ということを考えてみてください。

追  北朝鮮に対する偏見を拡大させている。普通の目で見ることが大事。朝鮮学校についても同じことが言える。」〈レポート平田)












中大阪の新オモニ会長が来てくださいました。今日初めて来られたので写真は遠慮されました。









ハルモニ会の皆さん、元気に行動参加です。





木村さんは今日「火曜バンド」で参加です。





これは珍しいツーショットです。館山さんと息子さんのような柴田さん、素敵です











静岡の岡田先生が今日も参加されました。





「モンダンヨンピル」の朴さんがはるばるソウルから来てくれました。





我らが「火曜日のオモニ」も来てくださいました。84歳になられましたが年令を感じさせない方です。いつも勇気をくださっています。





森本さんがピョンヤンを訪問した感想を話してくださいました。


「先日、なにわの翼という日朝市民友好促進グループの10名と一緒に共和国に行ってきました。

2回目になると、友好の役割についても考えました。日本の歴史、日本と朝鮮に関わる歴史を知らないと役割も果たせない。歴史を学び、友好につながる実践も行って、次回の準備をしたいです。

平壌の街は、何もかもゆったりしています。車が増えていますが、路面電車、トロリーバス、通勤・通学バスが、車に妨げられないよう配慮されています。


通勤で多くの人が歩いている姿を見て素晴らしいと感じて、一句。

“ピョンヤンの街の息吹は 朝な夕な 歩く速さで 歩く人々”ちゅうき」〈レポート平田)





田中さんがアピールと共に「朝鮮学校を守ろう」を歌ってくださいました。天使の歌声です。

ー田中さんのアピールー

「ビラを受け取ってくれる人が多くなって嬉しいです。

3/29に、馳文科大臣が、補助金を支給している自治体に圧力をかける通達を出しました。それで補助金をカットした自治体があります。私達がそのような政府・自治体を許しているという責任があります。ビラを読んで一緒に考えましょう。


京都朝鮮学校への在特会の行動は、高裁で人種差別であるとされ、最高裁では民族教育を認め、在特会に多額の賠償金を課しました。


2010年、徳島市教職員組合の女性の書記長に対する、在特会の行動にたいしても、2016年の春、朝鮮学校への支援を理由に暴言と圧力をかけたもので、人種差別だと認め、在特会に400万円余の罰金を課しました。


大阪府の橋下の補助金カットもヘイトクライムです。私達も頑張りましょう。」〈レポート平田)







ベルギーからの留学生も参加してくれました。日本での差別問題に対し研究している間に「火曜行動」のことを知り、じっとしていられなくて駆けつけてこられました。





いつの間にか池辺先生も参加です。





若者を代表して柴田さんが力強いアピールしました。


「田中さんの歌は琴線にふれる歌でした。

京都の朝鮮中・高級学校に行ってきました。学校では、コッポンオリという催しに参加しました。

吹奏楽を聞かせてもらい、サッカーの練習に参加させてもらいました。

初級学校の時にヘイトスピーチを受けた生徒たちです。言葉が見つからなかったが、気さくに声をかけてくれました。差別する側、差別する側の社会に居て、それでいいのかと突きつけられました。

日本の人権が問われています。マスコミが問われています。」(レポート平田)


いつのまにか1時間がすぎてしまい、みんなで「火曜行動」の歌を元気に歌い駐輪場に集まりました。







来週も頑張ります。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする