雨の日が続いていましたが、昨日は晴れて今日は晴れのち曇り、のち雨のようです。雨のまえだからか、だんだん蒸し暑くなってマフラーもいらないくらいです。
今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんです。
写真撮影は松尾さんです。今日も力を合わせて発信してまいります。
長崎さんの第一声始まりました。
長崎さん
私たちは毎週火曜日、ここ府庁前に立って、朝鮮学校に学ぶ子どもたちが、夢と希望をもって学んで行けるように、大阪府が長年支給してきた補助金の復活と、高校無償化・幼児教育の無償化から朝鮮学校が排除されていることに対して、一日も早い復活を願って、立ち続けています。
コロナ感染の非常事態宣言が出されていますが、時間を30分に短縮しビラも配らない、スタンディングと消毒しながらマイクアピールを行っています。子どもたちが差別をされ続けている、子どもたちが声をあげることができない、子どもたちに対して一番してはいけない、大人が子どもを差別する、子どもたちが責任をとれないことを、政治のはけ口として子どもに押し付けていく、これに対して声をあげなければ、黙っていれば、無かったことにされていく。
子どもたちが置かれている事態は、ずっと緊急事態のままです。本来は絶対にしてはならないことを、差別され続けていることが、裁判に訴えても最高裁に行けば覆される、いくら法に平等と、差別をしてはならないと謳われていても、現実には行政によって差別が行われている。これを許さない、それぞれの立場で、ここに集まってきています。
私は日本人として大阪の生野区で朝鮮学校を支える活動を長年してきました。キリスト者の立場でもここに立っています。大学生の時、生野区に来ていろいろな方々を訪問しました。「入居差別はやめましょう」というステッカーを不動産屋さんに張ってもらうこともしました。
あるとき在日の女性の方に「どんな日本人だったら、いっしょにやっていけますか」と質問した時、その女性は「あなた日本人やけど、昔関東大震災があったことを知ってる?その時たくさんの朝鮮人が虐殺されたことを知ってるかな?その時殺されるかもしれないとわかりながら朝鮮の人をかくまった日本の人がいた。そういう日本人やったら信じられるわ」と言われました。その一言が私の胸の中にいつも残っています。
母にその話をしたときに、私の祖母が関東大震災の時に、近所の人たちが「朝鮮人が殺しに来る」と言ったときに祖母は「それはデマや」と最後まで言ったと聞きました。
朝鮮学校の校長先生からは、先生のおじいちゃんのお友達が、自警団に追われて殺されそうになった時、自分も殺されるかもしれないのに、友人をかくまってくれた日本人によって救われたという話もされました。
火曜日行動に来ているそれぞれが、こういうときに沈黙していることは、差別をされ続けている人、自分自身が、日本社会が差別を見過ごしにすること、そしてそれを平気でいることによって、私たちの人間性が壊されていくことに対して、声をあげたい。そんな思いでいろんな人たちが参加されています。
場を盛り上げてくれている火曜日バンドの皆さん、補助金が10年にわたって切られている中で子どもたちをハッキョに送っているオモニたち、子どもたちがありのままの自分を愛し、自分に誇りがあるからこそ他者に対して優しい子どもになっていく、そんな思いを語ってくださいます。今日もいろんなアピールに耳を傾けてください。ぜひ一度朝鮮学校を訪問してください。
火曜バンドは不滅です‼️
平石さんがマイクを持たれました。
平石さん
全港湾労働組合で長い間活動してきて、組合からいろんなことを教えてもらいました。差別はいけないというのは当然のことながら、差別についても闘わなければ意味がない。差別反対と口で言うだけでは何の役に立たないと。今でも声をあげなければいけないと思っています。すぐに成果が出なくても、自分の権利を主張する、自分の権利を主張したら、人の権利もわかるようになりました。
大阪は東京よりもはるかに小さいにもかかわらず、コロナの死者が東京よりも多く出たときがあります。知事さん・市長さん、コロナ対策をきちっと行ってください。きちっと検査をして、無症状者も検査をして、感染者をきちんと隔離をすれば、街に出ている人は陰性だと安心できる。そういう風にしている自治体もあります。国が怠慢なのでせめて大阪府や市のレベルでやっていただきたい。
そもそもこの2月議会において、あの都構想の焼き直しと言われる、広域一元化条例が審議されようとしています。お金がない大阪府は、何としても大阪市の2000億円を巻き上げたい、そのために広域一元化条例を作って、大阪市の財産も人も取ろうとしている。そんなむちゃくちゃなことをしないでいただきたい。そしてIRや万博にお金をつぎ込もうとしている。本当に府民・市民のための政治をしていただきたい。
都構想の住民投票に明け暮れているから、コロナ対策が後手に回りこんなになっているのです。そういうことについての反省があるなら、きちんとコロナ対策をしてください。広域一元化条例に、力を入れている場合ではありません。よろしくお願いします。
大村さんもマイクを持たれました。
大村さん
緊急事態宣言でいろいろな集会やいろんなものが制約されています。そういう中で集会というのは私たち市民がいろいろな声をあげる場所なのですが、そういう場所がなくなってきた。でも私たちはここで蜜を避けながら、少人数でも、やはりあきらめないで声は上げていきたい。これが途切れると皆さん忘れてしまいますよね。
朝鮮学校の問題は、日本人の中からは忘れられていると思います。でもこの前ラグビーの全国大会の時には、テレビのニュースでも、朝鮮学校の選手たちが、いかに少ない人数、他校と比べるといろんな面で不利な条件の中でここまで闘ってきたようなことを、報道も伝えていました。
今、大阪朝高の生徒数は、210人、その中で男子学生は102人、その中の39人がラグビーの選手で活躍したのです。それが全国で3位まで上がった。これは彼らがウリハッキョを、絶対つぶしたくない、守りたい、後輩たちのために残したい、そういう思いを使命として闘った、その結果だと思います。
私は日本人として、彼らの想いを繋いで受け止めて頑張っていかないといけないと思っています。この選手たちが先日、東大阪の市長を表敬訪問しました。市長はこの選手たちに「日本全国の、日本各地の高校生の目標となっている」と言われたのです。
日本各地の高校の目標、この高校を政府や大阪府も大阪市も認めようとしない。政府は各種学校ということで、きちんと認めようとしない。本当におかしいことではありませんか。全国の高校のラグビー部の代表が集まった場所で3位に輝いた大阪朝高を、大阪府は認めようとしない。本当に残念なことではありますが、今年もこのように声をあげていきたいと思います。
大野さんもマイクを持たれました。
大野さん
私は日朝国交正常化の早期実現を目指す大阪市民連帯の大野です。この間参加を続けていますが、コロナ禍で参加するというのは制動がありますが、これはやめられない行動になってしまったと思っています。
吉村知事もコロナ対策一生懸命やっておられるということは評価に値すると思います。しかし私たちの朝鮮学校に対する差別を撤廃する運動は、それ以上に切実で、且つ在日朝鮮人に対する、これほどのあからさまな差別を見過ごすことはできない。このことを払拭できない限り、大阪府知事として吉村さんは評価が薄いと思っています。
朝高に対する授業料無償化をしない、他の学校と差別をする、そして朝鮮学校に対するこれまであった補助も取りやめると、こういう朝鮮民主主義人民共和国に対する敵意むき出しの政治から、行政は差別を助長するということは、在日朝鮮人が一番多く集まる大阪の地にはふさわしくないと思っています。
コロナ禍で行政も忙しい、保健所も大変だということは明らかではありますが、コロナ対策についても政府のやり方がおかしい。特に菅首相においてはコロナを助長するのかと思わざるを得ません。
11月に勝負の3週間と銘打って様々なことをやりながら、GOTOを一緒に行うと。この結果、GOTOを止めなかったということが今大きくクローズアップされて、拡大の原因になっているのは明らかであります。そして今年に入って国民が痺れを切らした中で緊急事態宣言が出されました。これについても本人はしたくなかった、だけど周囲の圧力がすごかったために緊急事態宣言を出した。ある記者が「収束に向かわなかったらどうしますか?」という質問したのに対して、「私は仮定の話はしない」と紋切り型で受け答えしたのがテレビで放映されましたこれについてほとんどの国民は「これではだめだ」という判断をしたのでしょう。その結果菅政権の支持率は最悪の状態になり慌てふためいている状態です。
菅さんは自分の独占的な上からトップダウンで命令することはあの人の本領であると言わざるを得ません。この1か月後からワクチンの接種が行われると言われていますが、3月の下旬になるとも言われています。オリンピックを控えている中で菅さんはどうしてもオリンピックをやると断言しています。だけど断言しても翻すのがあの人のやり方だと考えるとオリンピックも定かではない。選手は大会に備えて一生懸命練習をしている中で、これはできないとなると、菅さんの首がもたないだろうと思っています。言ったことを平気で覆すやり方には国民としてついていけないという思いです。
この間若干人数が減少しているが、これは全国民・全住民が協力していることはもちろんですが、その先のことについては、国の責任者として導いてくれなければ私たちは困惑するばかりです。私たちは大阪府を良くしたい、大阪府のために一生懸命やりたいと思っている府民の集まりです。私たちの言うことを聞き入れて一刻も早く朝鮮学校への差別をやめていただきたいと思います。
私も今日はマイクを持ち、西東京のオモニたちが創作された川柳を紹介させていただきました。
ニョニョ
全国で無償化除外反対を訴える集会が持たれています。西東京のオモニたちがコロナ禍で参加できないため川柳をしたためられました。紹介させていただきます。
西東京水曜行動 167回 思いを込めて 八王子支部
感染の脅威と差別政策に心痛む
平等な権利受ける喜び思う
子どもたちの 笑顔思い浮かべる無償化実現
あきらめない無償化勝ち取るその日まで
振り向いて 話に耳を かたむけて
学生の 学ぶ権利をとらないで
子の親です。あなたも私も皆一緒
理解して。祖国の言葉を学びたい
ウリ卒生。日本社会に貢献中
コロナ禍で形違えど諦めず
変らない 今も昔も戦争中
負けないよ無償化なるその日まで
何度でも 叫び続ける無償化を
無償化実現 花園雄姿に重ね見る
花咲かそう花園雄姿に胸打たれ 今度こそ無償化実現を
国が認めぬ朝高の 花園での雄姿がすべてを語る
アギさんが先頭に立ってアピールし、全員でシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」を行いました。
アギさんのアピール
私は今年初めの火曜日行動に子供二人を連れて一緒に参加しました。3年生と年中の息子二人です。今日は温かいですね。あの日はすごく寒かったです。実は今年連れてきた二人のうちの下の子、その子が生後半年の時、ちょうど5年前、火曜日行動に参加しています。
その時言われたことが、大阪府の当時の知事から、「自分の子どもには、私たちの子どもには学ぶ権利はない」と吐き捨てられた時のその子です。私は自分の子にそれを言われたことが恨めしくて今も言うのではなくて、大阪の行政のトップがそれを言ったことが、あまりにも差別的で、その考え方が今も続いていて、朝鮮学校に通う子どもたちに対して、なぜのけ者にするのか、悲しくて、どうにかしたくて、今も声をあげ続けています。
でも私は今年の初めの、子どもを連れて参加した火曜日行動の時は、そのことはアピールできませんでした。なぜだと思いますか?小3の子どもと年中の子どもに、あなたたちがこの大阪のために働いている皆さんから、君たちはのけ者だよということを、いろんなことで知っているかもしれないけど、母親の私の口から伝えたくなかったのです。
あなたたちは社会の未来で、これからたくさん学んでいろんな人とふれあって、大人になった後、この大阪でこの社会で生きていく一員として、皆と一緒に手を取り合って仲良く、そしていい社会を作っていく一人としての心を持ってほしいからです。だから私は今年初めの火曜日行動で、子どもたちの前でこの話はできませんでした。
行政の大阪のこの社会の街のために働いている皆さん、一人の子どもが悲しくなるような、未来を悲観するようなそういう施策は、今から一つずつ変えていけると信じています。大阪だけでなくて日本で世界で、子どもというのは未来の宝であって、これからの社会を私たちが造っていける、私たちが繋いできたものを繋いでいく、大切な大切な存在です。これからの平和な社会を繋いでいくために、子どもたちに私たちの優しい大人としての背中を見せていきたいと思います。これからも小さい声も大きく発していきたいと思います。
その気持ちを込めてみんなで歌を歌います。
歌「声よ集まれ歌となれ」
シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮幼稚園に幼・保無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金を復活せよ
・行政が差別するな
最後の歌は「勝利のその日まで」‼️
大村さん
ソウルでも日本政府に、朝鮮学校への差別反対ということで市民集会が持たれたと聞いています。いろんな所と繋がっています。コロナ禍で少数ですが、しっかり声をあげて一緒に歌いましょう
最後に歌「勝利のその日まで」
いつものように駐輪場での申し送りです。来週も頑張ろうと話し合いました。
今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんです。
写真撮影は松尾さんです。今日も力を合わせて発信してまいります。
長崎さんの第一声始まりました。
長崎さん
私たちは毎週火曜日、ここ府庁前に立って、朝鮮学校に学ぶ子どもたちが、夢と希望をもって学んで行けるように、大阪府が長年支給してきた補助金の復活と、高校無償化・幼児教育の無償化から朝鮮学校が排除されていることに対して、一日も早い復活を願って、立ち続けています。
コロナ感染の非常事態宣言が出されていますが、時間を30分に短縮しビラも配らない、スタンディングと消毒しながらマイクアピールを行っています。子どもたちが差別をされ続けている、子どもたちが声をあげることができない、子どもたちに対して一番してはいけない、大人が子どもを差別する、子どもたちが責任をとれないことを、政治のはけ口として子どもに押し付けていく、これに対して声をあげなければ、黙っていれば、無かったことにされていく。
子どもたちが置かれている事態は、ずっと緊急事態のままです。本来は絶対にしてはならないことを、差別され続けていることが、裁判に訴えても最高裁に行けば覆される、いくら法に平等と、差別をしてはならないと謳われていても、現実には行政によって差別が行われている。これを許さない、それぞれの立場で、ここに集まってきています。
私は日本人として大阪の生野区で朝鮮学校を支える活動を長年してきました。キリスト者の立場でもここに立っています。大学生の時、生野区に来ていろいろな方々を訪問しました。「入居差別はやめましょう」というステッカーを不動産屋さんに張ってもらうこともしました。
あるとき在日の女性の方に「どんな日本人だったら、いっしょにやっていけますか」と質問した時、その女性は「あなた日本人やけど、昔関東大震災があったことを知ってる?その時たくさんの朝鮮人が虐殺されたことを知ってるかな?その時殺されるかもしれないとわかりながら朝鮮の人をかくまった日本の人がいた。そういう日本人やったら信じられるわ」と言われました。その一言が私の胸の中にいつも残っています。
母にその話をしたときに、私の祖母が関東大震災の時に、近所の人たちが「朝鮮人が殺しに来る」と言ったときに祖母は「それはデマや」と最後まで言ったと聞きました。
朝鮮学校の校長先生からは、先生のおじいちゃんのお友達が、自警団に追われて殺されそうになった時、自分も殺されるかもしれないのに、友人をかくまってくれた日本人によって救われたという話もされました。
火曜日行動に来ているそれぞれが、こういうときに沈黙していることは、差別をされ続けている人、自分自身が、日本社会が差別を見過ごしにすること、そしてそれを平気でいることによって、私たちの人間性が壊されていくことに対して、声をあげたい。そんな思いでいろんな人たちが参加されています。
場を盛り上げてくれている火曜日バンドの皆さん、補助金が10年にわたって切られている中で子どもたちをハッキョに送っているオモニたち、子どもたちがありのままの自分を愛し、自分に誇りがあるからこそ他者に対して優しい子どもになっていく、そんな思いを語ってくださいます。今日もいろんなアピールに耳を傾けてください。ぜひ一度朝鮮学校を訪問してください。
火曜バンドは不滅です‼️
平石さんがマイクを持たれました。
平石さん
全港湾労働組合で長い間活動してきて、組合からいろんなことを教えてもらいました。差別はいけないというのは当然のことながら、差別についても闘わなければ意味がない。差別反対と口で言うだけでは何の役に立たないと。今でも声をあげなければいけないと思っています。すぐに成果が出なくても、自分の権利を主張する、自分の権利を主張したら、人の権利もわかるようになりました。
大阪は東京よりもはるかに小さいにもかかわらず、コロナの死者が東京よりも多く出たときがあります。知事さん・市長さん、コロナ対策をきちっと行ってください。きちっと検査をして、無症状者も検査をして、感染者をきちんと隔離をすれば、街に出ている人は陰性だと安心できる。そういう風にしている自治体もあります。国が怠慢なのでせめて大阪府や市のレベルでやっていただきたい。
そもそもこの2月議会において、あの都構想の焼き直しと言われる、広域一元化条例が審議されようとしています。お金がない大阪府は、何としても大阪市の2000億円を巻き上げたい、そのために広域一元化条例を作って、大阪市の財産も人も取ろうとしている。そんなむちゃくちゃなことをしないでいただきたい。そしてIRや万博にお金をつぎ込もうとしている。本当に府民・市民のための政治をしていただきたい。
都構想の住民投票に明け暮れているから、コロナ対策が後手に回りこんなになっているのです。そういうことについての反省があるなら、きちんとコロナ対策をしてください。広域一元化条例に、力を入れている場合ではありません。よろしくお願いします。
大村さんもマイクを持たれました。
大村さん
緊急事態宣言でいろいろな集会やいろんなものが制約されています。そういう中で集会というのは私たち市民がいろいろな声をあげる場所なのですが、そういう場所がなくなってきた。でも私たちはここで蜜を避けながら、少人数でも、やはりあきらめないで声は上げていきたい。これが途切れると皆さん忘れてしまいますよね。
朝鮮学校の問題は、日本人の中からは忘れられていると思います。でもこの前ラグビーの全国大会の時には、テレビのニュースでも、朝鮮学校の選手たちが、いかに少ない人数、他校と比べるといろんな面で不利な条件の中でここまで闘ってきたようなことを、報道も伝えていました。
今、大阪朝高の生徒数は、210人、その中で男子学生は102人、その中の39人がラグビーの選手で活躍したのです。それが全国で3位まで上がった。これは彼らがウリハッキョを、絶対つぶしたくない、守りたい、後輩たちのために残したい、そういう思いを使命として闘った、その結果だと思います。
私は日本人として、彼らの想いを繋いで受け止めて頑張っていかないといけないと思っています。この選手たちが先日、東大阪の市長を表敬訪問しました。市長はこの選手たちに「日本全国の、日本各地の高校生の目標となっている」と言われたのです。
日本各地の高校の目標、この高校を政府や大阪府も大阪市も認めようとしない。政府は各種学校ということで、きちんと認めようとしない。本当におかしいことではありませんか。全国の高校のラグビー部の代表が集まった場所で3位に輝いた大阪朝高を、大阪府は認めようとしない。本当に残念なことではありますが、今年もこのように声をあげていきたいと思います。
大野さんもマイクを持たれました。
大野さん
私は日朝国交正常化の早期実現を目指す大阪市民連帯の大野です。この間参加を続けていますが、コロナ禍で参加するというのは制動がありますが、これはやめられない行動になってしまったと思っています。
吉村知事もコロナ対策一生懸命やっておられるということは評価に値すると思います。しかし私たちの朝鮮学校に対する差別を撤廃する運動は、それ以上に切実で、且つ在日朝鮮人に対する、これほどのあからさまな差別を見過ごすことはできない。このことを払拭できない限り、大阪府知事として吉村さんは評価が薄いと思っています。
朝高に対する授業料無償化をしない、他の学校と差別をする、そして朝鮮学校に対するこれまであった補助も取りやめると、こういう朝鮮民主主義人民共和国に対する敵意むき出しの政治から、行政は差別を助長するということは、在日朝鮮人が一番多く集まる大阪の地にはふさわしくないと思っています。
コロナ禍で行政も忙しい、保健所も大変だということは明らかではありますが、コロナ対策についても政府のやり方がおかしい。特に菅首相においてはコロナを助長するのかと思わざるを得ません。
11月に勝負の3週間と銘打って様々なことをやりながら、GOTOを一緒に行うと。この結果、GOTOを止めなかったということが今大きくクローズアップされて、拡大の原因になっているのは明らかであります。そして今年に入って国民が痺れを切らした中で緊急事態宣言が出されました。これについても本人はしたくなかった、だけど周囲の圧力がすごかったために緊急事態宣言を出した。ある記者が「収束に向かわなかったらどうしますか?」という質問したのに対して、「私は仮定の話はしない」と紋切り型で受け答えしたのがテレビで放映されましたこれについてほとんどの国民は「これではだめだ」という判断をしたのでしょう。その結果菅政権の支持率は最悪の状態になり慌てふためいている状態です。
菅さんは自分の独占的な上からトップダウンで命令することはあの人の本領であると言わざるを得ません。この1か月後からワクチンの接種が行われると言われていますが、3月の下旬になるとも言われています。オリンピックを控えている中で菅さんはどうしてもオリンピックをやると断言しています。だけど断言しても翻すのがあの人のやり方だと考えるとオリンピックも定かではない。選手は大会に備えて一生懸命練習をしている中で、これはできないとなると、菅さんの首がもたないだろうと思っています。言ったことを平気で覆すやり方には国民としてついていけないという思いです。
この間若干人数が減少しているが、これは全国民・全住民が協力していることはもちろんですが、その先のことについては、国の責任者として導いてくれなければ私たちは困惑するばかりです。私たちは大阪府を良くしたい、大阪府のために一生懸命やりたいと思っている府民の集まりです。私たちの言うことを聞き入れて一刻も早く朝鮮学校への差別をやめていただきたいと思います。
私も今日はマイクを持ち、西東京のオモニたちが創作された川柳を紹介させていただきました。
ニョニョ
全国で無償化除外反対を訴える集会が持たれています。西東京のオモニたちがコロナ禍で参加できないため川柳をしたためられました。紹介させていただきます。
西東京水曜行動 167回 思いを込めて 八王子支部
感染の脅威と差別政策に心痛む
平等な権利受ける喜び思う
子どもたちの 笑顔思い浮かべる無償化実現
あきらめない無償化勝ち取るその日まで
振り向いて 話に耳を かたむけて
学生の 学ぶ権利をとらないで
子の親です。あなたも私も皆一緒
理解して。祖国の言葉を学びたい
ウリ卒生。日本社会に貢献中
コロナ禍で形違えど諦めず
変らない 今も昔も戦争中
負けないよ無償化なるその日まで
何度でも 叫び続ける無償化を
無償化実現 花園雄姿に重ね見る
花咲かそう花園雄姿に胸打たれ 今度こそ無償化実現を
国が認めぬ朝高の 花園での雄姿がすべてを語る
アギさんが先頭に立ってアピールし、全員でシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」を行いました。
アギさんのアピール
私は今年初めの火曜日行動に子供二人を連れて一緒に参加しました。3年生と年中の息子二人です。今日は温かいですね。あの日はすごく寒かったです。実は今年連れてきた二人のうちの下の子、その子が生後半年の時、ちょうど5年前、火曜日行動に参加しています。
その時言われたことが、大阪府の当時の知事から、「自分の子どもには、私たちの子どもには学ぶ権利はない」と吐き捨てられた時のその子です。私は自分の子にそれを言われたことが恨めしくて今も言うのではなくて、大阪の行政のトップがそれを言ったことが、あまりにも差別的で、その考え方が今も続いていて、朝鮮学校に通う子どもたちに対して、なぜのけ者にするのか、悲しくて、どうにかしたくて、今も声をあげ続けています。
でも私は今年の初めの、子どもを連れて参加した火曜日行動の時は、そのことはアピールできませんでした。なぜだと思いますか?小3の子どもと年中の子どもに、あなたたちがこの大阪のために働いている皆さんから、君たちはのけ者だよということを、いろんなことで知っているかもしれないけど、母親の私の口から伝えたくなかったのです。
あなたたちは社会の未来で、これからたくさん学んでいろんな人とふれあって、大人になった後、この大阪でこの社会で生きていく一員として、皆と一緒に手を取り合って仲良く、そしていい社会を作っていく一人としての心を持ってほしいからです。だから私は今年初めの火曜日行動で、子どもたちの前でこの話はできませんでした。
行政の大阪のこの社会の街のために働いている皆さん、一人の子どもが悲しくなるような、未来を悲観するようなそういう施策は、今から一つずつ変えていけると信じています。大阪だけでなくて日本で世界で、子どもというのは未来の宝であって、これからの社会を私たちが造っていける、私たちが繋いできたものを繋いでいく、大切な大切な存在です。これからの平和な社会を繋いでいくために、子どもたちに私たちの優しい大人としての背中を見せていきたいと思います。これからも小さい声も大きく発していきたいと思います。
その気持ちを込めてみんなで歌を歌います。
歌「声よ集まれ歌となれ」
シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮幼稚園に幼・保無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金を復活せよ
・行政が差別するな
最後の歌は「勝利のその日まで」‼️
大村さん
ソウルでも日本政府に、朝鮮学校への差別反対ということで市民集会が持たれたと聞いています。いろんな所と繋がっています。コロナ禍で少数ですが、しっかり声をあげて一緒に歌いましょう
最後に歌「勝利のその日まで」
いつものように駐輪場での申し送りです。来週も頑張ろうと話し合いました。